「Top」 [旅のしおりのMenu] [ココログへ]

旅のしおり

 ここには、新日本海フェリー「すいせん」敦賀−苫小牧東の乗船記があります。
 「すいせん」には、以前一度乗船したことがあるので、出来れば「すずらん」に乗りたかったのですが…。
 お休みと配船が、どーしても合いませんでした。
 しょーがないですね。
 以前の「すいせん」乗船記はこちらです☆。
 あのときは1等だったので、今回は2等寝台にして、ランチとディナー両方のグリルをネットから予約して。
 条件を変えれば、きっと気分も変わるよ。

 やる気の全く感じられない写真を、二枚お届け…(^^;。
 今回の旅の前の様子は、こちらをどうぞ♪。

■06/07/21 新日本海フェリー「すいせん」敦賀−苫小牧東 0130→2030

 今回もまた、青春18きっぷを使って、敦賀まで行きました。
 21時50分の連絡バスでフェリーターミナルへ行っても時間を持て余すので、22時35分に乗ることして、駅前をお散歩。
 駅前はひっそりとしてますが、5分位歩いて白銀前の交差点まで出ると、ファミリーマートやバーミヤンやココ壱があって、時間潰しに使えそう。
 私も、バーミヤンで夜食を食べたよ。
 そして、連絡バスに乗ったのは、私一人だけなのでした。

 ターミナルで乗船手続き。
 ネット予約なので、乗船名簿の記入の必要も無くって、口頭で予約番号を伝えます。
 朝のバイキングのチケットはいらないや。
 昼近くまで寝ててやるんだから!(^^;。
 2階に上がると、10人程の人達が乗船を待っていました。
 レストランはもう閉店している時間ですけど、掲示によると、夕方の営業も休止してるんですって。
 1階の売店をご利用下さい、と。
 ここって、いつの間にかウィルコムも圏内になったみたい。
 普通に接続出来ました。

 前回同様、23時30分に徒歩客の乗船が開始になりました。
 船内のカウンターで寝台の指定を受けて、グリルの時間を確認。
 12時30分と17時30分ですって。
 呼び出しの放送は行なわないそうです。
 忘れないようにメモしておこー。
 ランチは肉か魚かを聞かれたので、お肉を頼みました。
 最後に、階段を上がって左手です、と言われたので階段を上がりかけたけれど、それってグリルの場所を案内してくれてたんですよね。
 2等寝台の場所はー?(^^;。

 12人部屋の一番奥に入って、荷物を置いて、お風呂だあ。
 入口の所にある、100円返却式の貴重品ロッカーにお財布とかを入れて、服なんかは脱衣場のカゴに入れます。
 まだ誰も来ていないお風呂で、のんびりのんびり♪。
 何故か、蛇口をひねっても、なかなか熱いお湯が出て来ません。
 やっと出るようになっても、一旦止めると、また冷たい水に戻っちゃう。
 油断していると、冷水を被ったりする危険が…。
 残念なのは、お掃除用のホースやバケツがえらく目立つ所に置いてあることで、それは是非止めて欲しいな。
 見苦しいもん。
 お風呂は02時まで入れます。
 翌朝は、08時から18時までですって。

 売店を覗いて、こめちち160円とお稲荷さん350円を購入。
 この時間、レストランの営業はありませんから、ここで生ビールとかも売ってます。
 新日本海フェリーオリジナルのカップ麺も、まだひっそりと売られていました。
 去年は気付かなかったけれど、新日本海フェリーの絵葉書セット350円があったので、後で記念に購入したよ。
 見本では8枚組みなのですが、実際には「あざれあ」と「しらかば」が一緒になっていて、7枚組でした。
 カウンターに置いてある乗船記念スタンプは、押すの忘れちった。
 特に集めているわけではありませんし。

 フォワードサロンへ行ってみたら、施錠されていて入れません。
 夜間は閉鎖なんですね。
 この時期はさすがに鉄仮面も取れていますから、明日の楽しみに取っておこうっと。
 レストラン横のプロムナードまで施錠されているので、外を見れるのはサウナとスポーツコーナーへと続く通路部分のイスだけみたい。
 岸壁とは反対側なのが残念、かな。

 自分の寝台に戻ってみても、未だ誰も乗って来ないので、これはいいやって思ったら、出港30分前にばたばたと下段がほぼ埋まりました。
 皆さん、バイクや車を積んでいたみたい。
 あ、成る程。
 空いている区画もあるのに、何故か私の区画だけ、対面にも人が来て…。
 まあ、そーいうこともありますね。
 このお船の寝台は、ベッドランプにコンセントがあるので、私は舞鶴航路より好きだったりします。
 便利なんだもん。
 棚もしっかりしたのがありますし。
 それから、シーツが2枚。
 時間も時間だし、もう寝ちゃおうっと。
 案内所は02時半まで開いているそうで、そんな時間に、なかなか大変ですよねー。

 翌朝。
 08時30分にレストラン開店の放送が流れましたが、構わず寝続けて。
 10時20分に姉妹船「すずらん」との反航案内があったので、やっと起きます。
 10分後、だね。
 姉妹船とは、連絡を取り合いながら運航してるんですって。
 前回と同じく、左舷側を通るそう。
 その直後に、船長さんから簡単な挨拶がありました。

 ちっこいデッキに出ていくと、カフェの営業はありませんでしたが、ジャグジーに水が入っているの、初めて見ました。
 こう涼しいと、使いようがありませんけどね。
 皆さん、珍しそうに眺めていました。
 そして、いよいよ「すずらん」が接近して来たよ。
 来たけれど…。
 と、遠い(^^;。
 もうちょっと近付いてくれてもいいのになあ。
 汽笛が鳴るのをわくわくしながら待っていたのに、お互いそのまま素通り。
 ずっこけそうになりました(^^;。
 何だか、声をかけた女の子に無視されちゃった男の子のような気分に…。
 放送では「船旅の思い出に是非ご覧下さい」なんて言っていたので、私も気分が盛り上がっていたのになあ。
 残念でした。

 この後、朝のお風呂に入って、フォワードサロンでのんびり。
 ぱらぱらと雨が降って来ましたあ。
 グリルでのランチが近付いたので、自分の寝台に戻って、時間の5分前に廊下へ。
 途中でクルーのおねーさんがぱたぱた走って来たのとすれ違ったので、振り返ると、メモを見ながら私のお部屋へと入って行きました。
 あれれ?。
 もしかして、グリルに来ないから迎えに来てくれたのかしら。
 でも、まだ時間は過ぎてないよー。
 時計を確認しても、まだ1分あるし。
 せっかちさんだなあ。
 去年「あかしあ」でグリルを利用したときも、放送で呼び出されちゃいましたし。

 グリルに入ると、ばらばらの席に3人分のナイフとフォークがセットされていました。
 他の方はまだ見えていません(^^;。
 名前の確認の後、席へ案内されて。
 程なくもう一人の方が来られて、これで全員みたい。
 ということは、一つ空いた席、ディナーのときに私が一人であそこに座るんだろうな…。
 とほほ(^^;。

 今回のランチ、なかなか美味しかったです。
 ボリュームもあって。
 デザートもたっぷり。
 前回の「あかしあ」より500円値上げしてますけど、比べてみると前回のはかなり見劣りするもん(^^;。
 十分堪能したので、わざわざディナーまで取らなくても良かったかな。
 おじさんがお料理の説明をしながら運んで来ますが、スープの後からは、それも省略されちゃいました。
 あれれー?(^^;。
 まあ、私はその方がお気楽でいいですけど。
 お話をする相手も居ないし、さくさくとお皿を片付け、所要50分でランチは終了。
 ちょっとだけ手持ち無沙汰。
 一緒に日本酒を頼んだので、「すいせん」の船名入り400円の領収書を貰ったのでした。



 デザートもたっぷり♪。
 甘いのが苦手な人には辛いかも…。

 一旦自分のベッドに戻って、ごろごろ。
 少しだけお昼寝したり。
 これがまた、気持ちいーんですよね☆。
 津軽海峡が近付いたので、フォワードサロンへ行って、景色を眺めて。
 日本海から太平洋に出たら、風が強くなり、雨は更に降って来て、ちょっと揺れるようになりました。

 ディナーの時間が17時30分なので、その間の18時00分にお風呂が閉まっちゃうし、16時30分にお風呂へ行きました。
 時間を見て、5分前にグリルへ。
 また呼びに来られたら、申し訳ないですし。
 でも…。
 入口に鍵がかかっていて、入れませんでした。
 こら(^^;。
 仕方無いので、入口前のソファーに座って待機。
 鍵が開くと同時に、グリルへと入ります。
 席に着いた所で、私を何故か案内所へと呼び出す船内放送が聞こえて来ました…。
 こらこら(^^;。

 ディナーは和風のフルコース。

 ここから始まって、デザートまで、全部で5皿出て来ますよお。

 食後、「すいせん」とのお別れの前に、もう一度船内を一回り。
 デッキに出ると、やっぱり風が冷たいね。
 フォワードサロン、暗くなってもカーテンがかかったりはせず、前面展望がばっちり楽しめます。
 これは嬉しいです。
 苫小牧を出て来た、商船三井か太平洋のフェリーの明かりが見えて来ました。
 スポーツコーナーでは、卓球の音が聞こえてる。
 あ、エアーホッケーだったかな…?。

 ちなみに、私が決して使わない施設は、喫煙コーナーは勿論、サウナとビデオシアター、辺りです。
 喫煙コーナーは、レストラン横と売店横の2箇所にあって、どちらも飲食物の持ち込みは禁止なんですって。
 サウナは好きじゃ無いです。
 ビデオシアターは、家から持ち出して来たDVDのストックが無ければ見たいのですけど。
 船内、実はやることが凄く沢山あったりします。
 乗船から下船まで、いつもあっという間みたい。
 あ、この船のサウナって、お風呂とは完全に別で、フロアさえ違ってるんですよね。
 サウナには、ジャグジーからも入れるよ。

 刻々と苫小牧東が近付いて、入港40分前に鍵の回収の放送が入りました。
 接岸した所で、私も案内所前に移動。
 すぐに下船が始まって。
 コックさん達も出て来て、お見送りしてくれたのでした。

 貸切扱いの市営バスは、20時45分に発車。
 乗客9名。
 途中、乗用車の単独事故の現場を通り、運転手さんも思わず「これは酷い」って独り言を言っていました…。
 道内、安全運転が大事ですよねー。
 試される大地だもん。
 フェリーから降りた車では無く、地元ナンバーでしたけど…。
 苫小牧駅前には、きっちり40分後、21時25分に到着したのでした。
 天候はすぐれませんが、大雨の影響も無く、無事に着いたね。
 ミサイルやエチゼンクラゲの影響も無く。
 にしても、敦賀の気温22度もあんまりですが、苫小牧の12度っていうのはまた…。
 今回の旅の後の様子は、こちらからどうぞ☆。


「Top」 [旅のしおりのMenu] [ココログへ]

 ゆかねカムパニー ©C.Maya 2006