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旅のしおり 

 この記事は、■06/01/12 東日本フェリー「ニューれいんぼうらぶ」直江津−室蘭から続いてます。
 北海道へ着いたと思ったら、4時間ですぐに撤収しちゃうの。
 酷いプランですよね。
 …すぐにまた戻って来ますけど(←?)。
 「シルバークイーン」に乗るのは初めてなので、凄く楽しみ。
 苫小牧までの旅の様子は、こちらをどうぞ♪。

■06/01/13 川崎近海汽船「シルバークイーン」苫小牧−八戸

 私にとって、北海道への出入り口は、すっかり苫小牧になってます。
 この1年で、何回も何回も苫小牧に来たもん。
 その間に、いつも便利に使っていたダイエーが閉店してしまったりとかありました。

 バスターミナルから、20時08分発のフェリーターミナル行きのバスに乗ったのは、私と地元のおばあちゃんだけでした。
 終点まで行ったのは、私一人…。

 ターミナルで、「シルバークイーン」の乗船手続きをするよ。
 またまた予約はしてなかったりして。
 ネットから予約しておけば、更に1割引になったんですけど。
 2等寝台はちゃんと取れました。
 5,900円。うち、燃料調整金340円。
 この時間だと、ターミナルの売店、まだやっていました(06時30分から23時までなんだって)。
 さすがにレストランは閉まってますね。
 ここのレストラン、使ったことありませんけど、メニューを見ると結構お高いみたい。
 商船三井フェリーのカウンターを覗いたら、「フェリーさんふらわあ」の第2号が出ていたので、貰って来ました。
 季刊になったそうです。
 表紙にそう書いてあったよ。
 商船三井グループのフェリー12隻、全てのドックスケジュールが載っているのが便利です。

 3バースからの乗船って、実は初めてだったりします。
 長いタラップをてくてく歩いて、「シルバークイーン」へ。
 私の301号室は、一番奥の部屋でした。
 扉を開けて入ると、何かカップ麺の匂いがするの。
 寝台でそんなの食べないで欲しいなあ(^^;。
 私のベッドは入口のすぐ隣りで、対面は壁だし、このポジションは結構いいかも。
 上段には誰も来ませんでしたし。
 ただ、「シルバークイーン」の寝台って、妙に高さが低いんですね。
 せまーい。
 ベッドに座ると頭がひっかかるので、横になるしか無いとゆー。
 JRの寝台特急より狭いし。
 コンセントは、ちゃんと蛍光灯と一緒に付いてます。
 シーツは既に敷いてあるので、毛布を被って、後は寝るだけ。
 楽(^^;。

 オートレストランしか無いので、ベッドでごろごろ。
 風が強いので、デッキにも出れません。
 ぼーっと放送を聞いていたら、室内での加熱器具や火器の使用はご遠慮下さい、と。
 そんな人、居るんだなあ。
 火器っていうと、銃火器を連想したりもしますが、物騒ですよね。
 22時に消灯して、22時30分に案内所を閉めるって。
 案内所では、シルバーフェリーロゴのステッカーなんかも売っていました。
 大小2種類。
 あんまり格好良く無いので、買いませんでしたけど。
 女子用の浴室は深夜閉鎖になるけれど、明朝03時45分から30分間、利用可能とか。
 そんな時間に入る人、居るのかなあ。
 湯冷めには注意して下さいね。

 私は寝る前にお風呂へ行こうっと。
 100円返却式のロッカーと、シャンプー・ボディソープが備え付け。
 場所によっては、シャワーの出の悪い所があったりもします。
 お風呂、船の一番高い場所にあるのが面白いよね。
 ちょっと狭くても、展望浴室はいいなあ。
 暗くて何も見えませんけど。
 あ、ちょっと揺れて来た?。
 湯船に浸かっていると、体が左右に振られちゃって。
 これは、進行方向と水平に座っているからで、垂直に座ればいいのかな。
 あ、楽、かも。
 でも、今度は揺れでじゃばじゃば移動しているお湯が湯船の縁にぶつかって、頭から思いっ切りそれを被ったりします。
 えと、かなり揺れてるんじゃ…。
 出ようとしたら、揺れでバランスを崩して、前につんのめっちゃいました。
 腹打ったあ(^^;。

 よろよろとベッドに戻って、またまた暫くパソコン打ってたり。
 暖房が暑くて、眠れないんですもん。
 いい加減寝ようと思っても、揺れはますます酷くなって、ベッドの中で体がゆらゆら揺れちゃうの。
 イメージとしては、後ろに2回位引っ張られた後、どんどーんってぶつかる感じの揺れ。
 それがスパイラルに来るの。
 かなり叩かれてるよー。
 波、高いんだなあ。
 これじゃあとても寝てられません。
 他のお客さんも当然そうで、周囲のベッドからはがさがさする音が聞こえてます。
 うめき声とかも聞こえて…(^^;。
 ん、もしかして、今まで乗った中で一番揺れてるかも。

 しょーがないので、起きて船内のお散歩。
 あんまり歩く所も無いんですけどね。
 案内所前に新聞やマンガ雑誌が置いてありますけど、読む気になれません(^^;。
 同じく眠れない人が、外の様子を覗きに起きて来たりしてます。
 オートレストランは誰も居ないや。

 何か食べようかなあ。
 特に船酔いはしてないから、タチのいい揺れなのでしょうか(^^;。
 デッキへの扉を少し開けて外を覗くと、波はそんなでも無いけれど…。
 やっぱり風が強いですっ。

 揺れが収まったような気がしたので、ベッドに戻ろー。
 でも、2等寝台が一番揺れてるみたい。
 場所も関係あるのかしらん。
 1時半頃が一番揺れてた感じかな。
 何か殆ど寝た記憶が無いまま、03時45分の放送で目が覚めたのでした。
 八戸には定刻04時15分の到着予定ですって。
 放送のおねーさん、元気で爽やかだなあ。
 揺れには全然触れませんし。
 さっきまでの揺れは夢だったのかと思っちゃう位。
 私ものろのろと起き出して、狭いベッドで着替えたのでした。

 Oバース(船内の掲示だと数字の0かアルファベットのOか不明なのですが、本当はどっちなんだろ…)に着いて、バスでターミナルへと運ばれます。
 立ってる人も居るけれど、この人達、どーやって苫小牧へ来たのかにゃ。
 札幌からの高速バスー?。
 ここからタクシーに乗り切れるのかと思ったら、みんな何処かへ消えちゃいました。
 謎です(^^;。
 八戸は、夜の間に何センチかの積雪があったみたい。
 バスはちょっとだけ走って、すぐ目の前に見えている、ターミナルの裏に横付け。
 これで「シルバークイーン」の旅はおしまい。
 昼間にもう一度乗らないと、印象が薄いかも。
 乗ったときも降りたときも真っ暗なので、どんな外観のお船だったのかすら分かりません(^^;。

 つづく。
 この後私は、05時30分の「べにりあ」で室蘭へと戻ります。
 ターミナルから出ないで、すぐに折り返すという、効率の良さなの。
 こらこら。
 ■06/01/14 東日本フェリー「べにりあ」八戸−室蘭


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