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旅のしおり 

 直江津には、北越急行の快速で着きました。
 港にはどうやって行こうかな。
 本当は黒井駅から歩いてみたかったのですが、もう列車がありません。
 以前の乗船のときは歩いたし、雪も降っていないので十分歩けそうでしたが、夜も遅いので、タクシーにしちゃいました。
 ターミナルまで、深夜割増になって1,520円。
 直江津までの旅の様子は、こちらをどうぞ。

 室蘭に、青い夜がやって来ます…。

■06/01/12 東日本フェリー「ニューれいんぼうらぶ」直江津−室蘭

 22時35分に、ターミナル到着っ。
 私が着くと同時に、乗船開始のアナウンスがありました。
 例によって予約はしていません…。
 乗船名簿に記入して、クレジットカードで乗船券を購入。
 コムレイドカードで1割引になって、6,960円でした。
 うち、燃料価格調整金が450円。

 ターミナルの立て付けの悪い扉を通って、すぐに乗船しちゃいます。
 「ニューれいんぼうらぶ」に乗るのは二度目ですが、船内の構造はちゃんと覚えていました。
 直江津から室蘭へと向かうのは初めてなので、わくわくするです。
 さすがこの時間は、レストランの夜食営業は無いんですね。
 博多−直江津なら、22時から23時まで、軽食が取れるのですけど。
 お風呂は0時30分までですって。
 私のベッドは、右舷側のお部屋の一番奥。
 誰も来ないから、一人で使えそうだよー。
 のんびり出来そうで嬉しいな。

 奥のイスに腰掛けて、カーテンを開けたら、目の前はクルー用の階段だったりして、見晴らしはあんまり良く無いや。
 とりあえずフォワードサロンへ行ってみよ。
 そしたら何故か、ロックされていて入れないのでした。
 「航海状況によっては深夜閉鎖します」っていう掲示があって。
 そうなんだあ。
 航海状況=お客が少ない、なのかしら(^^;。
 以前は深夜も自由に入れたのに、ちょっと残念。

 そしたら、出港前にお風呂に入っちゃおうっと。
 「ニューれいんぼうらぶ」の展望浴場は、広くて快適なんだよー。
 脱衣場の鍵は、100円玉がいらないタイプで、ドライヤーもちゃんとあって。
 シャンプーとリンスと固形石鹸も装備。
 サウナも覗いてみたら、異様に温度が高かったので、入るのは諦めました。
 サウナ、元々苦手だもん。
 お湯も結構熱いなあ。
 こっちは平気。

 部屋に戻ったら、同室の方が一人来ていたので、慌ててテーブルの荷物を片付けました。
 今日は二人なんですね。
 特に話しかけたりはしませんでしたけど、ポータブルプレーヤーでDVDを見たりしていたみたい。
 仲間仲間♪。

 いよいよ、出港です。
 薄着のままデッキに出たら、さすがに寒い寒い。
 まあ、我慢すれば平気でしょう。
 湯冷めとかはしない人だもん。
 舫いを外すと、岸壁の人達はみんな車で帰ってしまいました。
 わざわざ深夜のデッキに出て来るような暇な人も、他には居ません。

 定刻に岸壁を離れて、おケツからゆっくりと回転します。
 あ、前の方、岸壁すれすれだよー。
 心配になって覗いてみたりしましたけど、シロートの私が心配しても仕方無いですし。
 ぶつけるわけ無いですもんね。

 船内はとても静かです。
 レインボーホール、誰も居ません。
 2箇所ある喫煙コーナーもソファーも、無人。
 みんなベッドで寝てるんだ。
 私も部屋に戻って寝るですー。
 2等寝台には個別のコンセントがちゃんとあるので、充電とか出来るのが嬉しいよ。

 あ、2箇所ある喫煙コーナーは、飲み物の持ち込みが禁止なんですって。
 どーしてだろ…?。
 私はタバコを吸わないので、関係ありませんけど。

 翌朝。
 目が覚めたら08時半でした。
 あんまり寝過ぎると朝ご飯を食べ損なってしまうので、良かった良かった。
 ちなみに、朝食の営業時間は08時から9時30分です。
 他よりも遅いのは、お寝坊さん対応だから?(笑)。
 食券を買って、朝からサイコロステーキ定食とか食べるヤツ。
 800円。
 これ、お勧めなんですよー。
 2種類ある朝定食は、納豆が好きじゃないから、パスなの。
 納豆、食べられますけど、苦いから好きじゃないよー。
 自動放送では控え目に軽食コーナーって言ってますけど、しっかりしたレストランですよね。
 食券には、「れすとらんれいんぼーらぶ」って入っていて。
 お客さんは他に一人だけ…。
 あ、お箸の袋、イルカさんのマーク入りのになってました。
 社名は特に入っていません。

 ご飯を食べたらお風呂です。
 本当、お気楽出来て、船っていいですよね。

 冬の日本海なのに、波は殆ど無く、滑るような航海です。
 ここらで船内を歩いてみるよー。
 フォワードサロンも昼間はちゃんと開いていました。
 ここは、落ち着けるし見晴らしはいいし空いてるし、素敵スペースなのです。

 カウンターテーブルに頬杖付いて景色を見るのが、私の好きな過ごし方。

 あれ、これは何だろ?。
 ドライバールームへの仕切りに掛かってるの。

 あ、東日本フェリーの暖簾だ!。
 売店で売ってるのかと思ったら、別にそういうわけじゃないみたい。
 ちゃんと出雲市立塩津小学校が入っているのがいいですね。
 映画「白い船」を知らない人は、何のことか分からないでしょうけど…。

 塩津小学校展示コーナーは、レインボーホール入口脇に、ちゃんとありました。

 平田市が出雲市に変わっても、ちゃんと交流は続いているんですね。

 デッキに出ると、さすがに風が冷たいの。
 出入り出来る扉は、案内所前の一箇所だけでした。
 ファンネルの写真とかを撮って、撤収。
 九越フェリーの看板は無くなってしまって、後には何も残っていません。
 でも、乗船記念のスタンプは、まだ九越フェリーバージョンだったよ。

 レストランからお昼の案内があったので、今度はシーフードフライ定食。
 700円。
 エビと白身魚のフライです。
 味は普通かなあ。
 揚げたてアツアツなのがうれしー♪。
 食券番号は10番で、今日の利用者さん、それだけなのかなあ…。

 ちなみに、お隣りのレンジもラップも無料です。

 ちょっと休憩して、またフォワードサロンへ。
 アイスを食べながら、津軽海峡の景色を見るよ。
 波、殆どありません。
 天気は晴れ。
 本当に平穏な航海です。
 ちょっとつまんないかも。
 あわわ(^^;。

 津軽海峡を越えた所で、ベッドに戻って、のんびり。
 下船前にもう一度お風呂に入って、と。
 出て来たら、もう白鳥大橋が見えて来ました。

 ゆっくりと橋をくぐって、「べにりあ」のお出迎えを受けつつ、定刻に室蘭到着です。
 写真を撮られている方が、私の他にもう一人。

 ずっとデッキに居たので、もう手が冷たい冷たい。
 その後、部屋でごそごそしていたら、クルーがわざわざ呼びに来ちゃいました。
 案内所前でお待ち下さい、って。
 はーい。
 でも、私はいつもこのパターンだなあ。
 カウンターに置いてあった冊子(「Location Japan」)をぱらぱらめくっていたら、九越フェリーの「5,000円キャッシュバッククーポン券」が付いていたから、びっくり。
 ご自由にお持ち帰り下さい、とのことだったので、早速貰おうとしたら、去年の9月で期限切れになっているのでした。
 ちぇ。

 徒歩客は、全部で6人でした。
 チケットの半券にホチキス止めされていた寝台番号の券を渡して、と。
 下船はエレベータ一回で足りました。
 車も少なそう。
 室蘭は、直江津や博多とは下船口が違うんだ。

 ターミナルのレストランて、年末で閉店しちゃったんですね。
 どんなメニューだったんだろ。
 使ったことが無いので、ちょっと気になるよ。
 待合室のテレビには、「携帯電話でのチャンネル変更はしないで下さい」なんて変な張り紙がしてありました。

 ご参考までに…。
 以前の「ニューれいんぼう」乗船記その1その2

 つづく。
 この後私は、「シルバークイーン」で八戸へ行くよ。
 ■06/01/13 川崎近海汽船「シルバークイーン」苫小牧−八戸


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