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旅のしおり

 ここには、九越フェリー「ニューれいんぼうべる」博多−直江津、の乗船記があります。
 去年の夏には「ニューれいんぼうらぶ」に乗船したので、これで姉妹揃って乗ることが出来ました。
 今回も、東日本観光サービスの「マル得プラン」の利用です。
 三食付きで、しかもすっごく割安なのです♪。

 追記。
 この後、大幅に値上げになっちゃいました。
 燃料費も高騰してますし、仕方無いですね…。
 それでも、普通に買うより割安ですよ(^^)。

 本当は10日前までに申し込まないといけないのですが、7日前に受け付けて貰っちゃいました。
 代金の振込やチケットの送付の時間を考えると、結構ぎりぎり。
 親切に対応して頂いて、ありがとうございました(^^)。
 あ、今回はデジカメを持って行かなかったので、写真は何もありません…。

■05/03/02 九越フェリー「ニューれいんぼうべる」博多−直江津

 博多駅でご飯を食べて、現在時刻は20時30分。
 出港は22時丁度、だよね。
 あ、まだ時間に余裕があるみたい。
 …無い無い、本当はぎりぎりなんです(^^;。
 あるって思い込んでるだけなの。
 これならタクシーを使わなくてもいいや、なんて思って、博多駅前からたまたま来た博多埠頭行きのバスにふらふらと乗ってしまったのでした。
 車内からネットで調べると、博多埠頭は中央埠頭のお隣りみたい。
 それなら、30分もかからないよね。
 前回乗船したときに周囲を歩き回ったので、地形は頭に入ってるもん。
 こういうテキトーな行動を取ると、えてしてそれが裏目に出たりするんですけど…。
 海沿いに歩くと、すぐに「ニューれいんぼうべる」の明かりが見えたのでした。
 岸壁をぐるりと取り囲んでいるフェンスも、何故か全部通用口が開いていたので、真っ直ぐに歩いて行けて。
 扉が閉まってると、えらい遠回りになるもんね。

 ちなみに、正式なルートは、「中央埠頭」行きの西鉄バスです。
 博多駅の博多口を出て、交通センターでも正面のバス乗り場でもなく、道路を渡った反対側のセンタービル前から出ています。
 本数は比較的多いですけど、時刻は事前に調べておきましょうね(^^)/。

 ゆっくりと「ニューれいんぼうべる」を眺めながら、ターミナルへ。
 船体に描かれた、でっかいイルカのマーク、懐かしいです♪。
 さあ、乗船手続きをするよ。
 乗船名簿は事前に記入済みなので、クーポンと一緒に渡すだけ。
 「ニューべる」と印字された乗船券を受け取ります。
 ターミナルには、誰も居ないみたい。
 ふねきちさん、お忙しいのかな…?。
 あ、「フェリー・旅客船・貨物船・港のページ」管理人のふねきちさんがこちらにお住まいとのことで、仕事が終われば来れるかも、というお話だったので。
 21時40分まで待ってみましたが、とりあえず乗っちゃうことにしました。
 なんて、本当は私が来るのが遅過ぎて、入れ違いで帰られていたそうで…。
 ごめんなさいごめんなさい(^^;。

 送迎のマイクロバスも、私一人だけでした。
 マル得クーポンの食事券を引き換えて、74番のベッドへ。
 他に人の気配が無いんですけど、誰も乗ってないのー?。
 そのおかげで、4人部屋を一人で使うことが出来ました。
 わい。
 以前乗った「ニューらぶ」はドライバー区画だったので、こちらは初体験になります。
 後で聞いたら、本日の乗客は30名、うち一般客は9名、徒歩は5名とのことでした。
 がらがら。

 とりあえずデッキに出て、岸壁を覗いてみます。
 舫いを外すと、係の人達もすぐに車で引き上げてしまって、本当に誰も見送る人の居ない出港となりました。
 でも、何か雰囲気あるよ。
 寒さも全然ありません。

 とりあえず、お風呂に入って、と。
 のんびりだよー。
 ここってシャンプーとリンスが別々になっている代わり、石鹸は普通の固形石鹸でした。
 私はレストランへ行って、夜食。
 カレーやピラフの簡易営業ですけど、やっぱり利用しなくっちゃ。
 500円で食べられますし。
 ていうか、私はさっき夕食を食べたばっかりなんじゃ…(^^;。
 ついでに冷凍食品の自販機をチェックしていたら、以前の「ニューらぶ」には無かったたい焼きが実装されていました。
 わい。
 でも、何故かたい焼きだけが売り切れになっていて。
 そんなあ。
 折角食べようと思ったのにー!(^^;。

 船は殆ど揺れずに運航中。
 先週は、低気圧で大幅に遅れていたのですが、今日は本当に平穏な航海になりそうです。
 きつきつの乗り継ぎも無事にクリアして、この後のスケジュールはゆったりコースに変わります。
 今日はいい仕事をした(^^)。
 満足感に浸って、明日は早いし、24時前には眠ってしまったのでした。

 翌朝。
 05時30分に起きて、外を覗いてみたら、真っ暗でした(^^;。
 50分になった所で、誰も居ないフォワードサロンへ行って目をこらしてみるのですが、何にも見えません。
 ちょっと雨が降ってるよ。
 レインボーホールも、ソファーも、無人。
 6時にはデッキに出て見ましたが、やっぱり何も見えません。
 灯台の点滅が見えるけれど、あれは日御碕灯台かしら?。
 というわけで、この時期に塩津小学校を見るのは不可能みたい。
 船内には、「白い船」のDVDポスターの他、塩津小学校の児童さんによる映画撮影体験!みたいな掲示がありましたよー。

 後はもう、ご飯食べたり、お風呂入ったり、お昼寝したりして自堕落に過ごします。
 これが船の醍醐味だもん。
 フォワードサロンで「フェリーズ」ライターの金丸さんにお会いして、ちょっとだけお話したり。
 や、クルーの方々と挨拶している現場にたまたま私が居て、お名前が聞こえたので…(^^;。
 また国内フェリー乗り継ぎの旅に出ていたそうなんです。
 前日には、ふねきちさんともお会いになったそうで…。
 お仕事の邪魔をしちゃって、ごめんなさいでした。

 その後、太陽も顔を出しました。
 でも、ちょっと揺れが出て来たみたい。
 以前の私なら、船酔いしてたかも…。
 このお部屋、クローゼットもあるし、窓もあるし、机とテーブルもあるし、相部屋で無ければ本当にくつろげますねー。
 カーテンをめくったら、テーブル前にコンセントが二つもあったし。
 いいないいな。
 窓の外を、オレンジ色の近海郵船のROROが九州へと走って行きました…。
 直江津には定刻の到着予定ですって。

 ……。
 はっ。
 あ、寝ちゃったよー!。
 レストラン閉店を告げる放送が流れて、もうそんな時間なのー!?。
 折角、3食付きのプランだったのに、損しちゃった(せこい)。
 とりあえず、お風呂にまた入って、下船に備えなくっちゃ、です。
 お風呂、これで4回目。
 右手には、アルプスの山々が綺麗に見えていました。
 程なく、左手には佐渡の山々が…。
 でも、いくらなんでも近過ぎるのではないかと…。
 って、あれは米山と弥彦山じゃないかー!(^^;。
 もうとっくに直江津港内なのでした。
 下船しなくちゃ…。

 先に着いていた「ニューれいんぼうらぶ」にご挨拶。
 のんびり出来て、本当に楽しかったです。
 船旅はいいな。
 だから癖になるの(^^)。

 金丸さんと一緒にタクシーに乗って、直江津駅前でご飯を食べました。
 近日発売の「フェリーズ」には、私のことが載るかもしれませんよ。
 本名か、本名のイニシャルかは不明ですけど、ハンドルということはありません(^^;。
 C.Mayaです、なんて名乗るの恥ずかしいもん。
 そもそも、何て読むんでしょうね、このハンドル(^^;。

 追記。
 「フェリーズ vol.5(クルーズ6月臨時増刊)」は4/27に発売になりました。
 私のこともちゃんと載っています(笑)。
 詳しくは、こちらをどうぞ♪。

 今日は直江津に泊まろうっと。
 直江津の駅舎は、「飛鳥」を模したものに新築されていて。
 今日初めて知りました…。
 でも、どうせ船のデザインにするなら「ニューれいんぼう」でもいいのに。
 目の前に見えたホテルのすぐ前から、ネットを使って部屋を確保。
 予約成立の連絡がそのホテルに届く前に、私の方が先に到着してしまい、フロントの人が慌ててました(^^;。
 フロントでLANケーブルを借りて、フツーにネットに繋いでます…。
 さあて、明日は上越線経由で、のんびり家に帰ろうっと。
 雪を見る為に新潟へ来たのに、明日は関東が大雪っていう予報ですね。
 困ったもんです。


 宜しければ、こちらも↓どうぞ♪。
 04/07/24の九越フェリー「ニューれいんぼうらぶ」直江津−博多、乗船記
 今回の旅の前後の様子は、 こちらから。


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 ゆかねカムパニー ©C.Maya 2005