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旅のしおり

 ここには、九越フェリー「ニューれいんぼうらぶ」直江津−博多、の乗船記があります。
 リンクして頂いている「フェリー船員のページ」を見ていたら、九越フェリーに乗りたくなっちゃって。
 「マル得プラン」というのがあるそうなので、早速、東日本観光サービスに電話で問い合わせをして、申し込みをします。
 口頭で振込口座を指定されたので、ネットバンキングですぐに振り込んだら、翌日にはもうチケットが届きました。
 早いです♪。
 白紙の乗船名簿まで一緒に入っていて、至れり尽くせりなのでした。
 このプランって、大幅に割引になった上に三食付きなので、本当にお得なんですよー。
 お勧めっ。
 詳しくは、東日本観光サービスに問い合わせてみて下さいね。
 あ、宜しければ、こちらも↓どうぞ♪。
 05/03/02 九越フェリー「ニューれいんぼうべる」博多−直江津

△博多に到着したよ。まだ明るいので、うろうろと港を散歩します。 △ドライバー室は、個室感覚なの。ベッドの下には荷物入れがありますけど、そのまま忘れて降りないよう、注意しましょうね。 △朝御飯。納豆食べるのなんて、10年ぶり位かも…。お魚は、鮭と鯖から選べます。洋定食はありません。満席の中で写真撮るのが恥ずかしかったので、以後の食事の写真はありません(^^;。 △島根半島付近の航路を修正。塩津小学校に寄って行きます♪。 △ブリッジから、看板(?)を…。 △子供でいっぱいの賑やかなブリッジ。双眼鏡まで、貸して貰えました♪。 △緊急脱出時の、携帯用レーダートランスポンダ。この近くに居れば、救助される確率は高いのかなあ…。 △博多港を前に、進路を別のフェリーにふさがれてしまって、スピード、上がりません…。 △これがらぶのおケツです(^^;。それにしても、暑かったよー。

■04/07/24 「ニューれいんぼうらぶ」に会いたかったよ

 というわけで、とりあえず直江津に向かうです。
 泊り明けでへろへろになって、中央線の中野へ出て。
 青春18きっぷを使って行くのですが、上越線・信越線経由、上越線・北越急行線経由、中央線・大糸線経由、中央線・篠ノ井線経由、四つのルートが選択可能なの。
 何となく、本当に何となく、中央線ルートを選択しちゃった。
 松本から先は、また後で考えればいいよね。
 高尾から小淵沢行きに乗り替えて、車内ですやすや。
 小淵沢ではちょっと時間があったので、お気に入りの「高原野菜とカツの弁当」を買って、ホームでのんびりします。
 暑いなあ。
 もう、夏本番!って感じなの。
 旅はいいな。
 季節をはっきりと感じることが出来るもの。
 ホームから、小海線の臨時列車や行き交う特急あずさを見送って…。

 乗り換えた列車は長野行きで、またまた車内ですやすや。
 ふと気が付いたら、列車はもう姨捨のスイッチバックを退行しているところなのでした…。
 これで、ルートは自動的に決まっちゃいました(笑)。
 長野では、ホームで信州ソバを食べて、っと。
 お隣りでは、「しなの」の車内販売のおにーさんもお食事中。
 189系の「妙高」に乗って、ゆったりと直江津を目指したのでした。
 特急車輌ですけど、さすがにチャイムは鳴りません…。
 またまたスイッチバックを体験して。

 直江津には、まだ明るい19時前に着きました。
 まだ時間は早いし、丁度列車もあったので、北陸本線の筒石まで往復してみました。
 ここって、トンネルの中の駅なんです。
 ホームに降りたら、わ、涼しい!。
 自然の冷房って、凄いなあ。
 でも、地上へと続く階段をうんせうんせ登っていたら、すっかり汗だくになっちゃった…(^^;。
 陽気な駅員のおじさんから入場券を購入して、下車印まで押して貰っちゃいました。
 滞在10分ちょっとで、長編成の475系に乗り、また直江津に戻ります。
 このときには、駅員さん、ホームまで降りて来ませんでした(^^;。

 さあて、いよいよべるとらぶに会いに行くよ!。
 バスはあるかな?、と思ったけれど、土日の今日は、バス自体が19時半で終わってしまうのでした…(^^;。
 平日なら、20時以降も佐渡汽船のターミナル行きのバスがあるので、それに乗れば、ある程度近くまで行けるです。
 仕方無いので、てくてく歩いて。
 背の高いマンションがぽつんとあって、それを目印に歩くといいかな。
 途中に、セブンイレブンが二軒。
 佐渡汽船の前まで来ると、もうらぶとべるが見えます♪。
 でも、ここからがまた長かったりして、やっぱり駅から30分位はかかっちゃいました。
 佐渡汽船のターミナルからだと、15分位。
 暑いよう(^^;。
 港の側には、全く回っていない、風力発電の巨大な羽根があって。
 あれって、生理的に受け付けないというか、不気味な怖さみたいなの、ないですか?。
 なるべく見ないようにして、そそくさと立ち去ったのでした…。

 それはともかく。
 ライトがきらきらと輝く中、右手にべるが、左手にらぶが、静かに停泊しています。
 うわあ(^^)。
 暑さも忘れて、一回りしちゃいました♪。
 乗船手続きのあと、バスでタラップ前まで送られて、いよいよ乗船です。
 今日の予約状況は△だったので、結構お客さんも居る筈だよ。

 まずは、案内所で食事券の引き換え。
 朝昼夕の、三食付きだもんね。
 ちなみに、夕食っていうのは、今日の夕食なのか明日の夕食なのか、イマイチ分からなかったりします…(^^;。
 22時から1時間だけ、レストランが開いてるんですもん。
 まあ、普通に考えれば、この時間は夕食じゃ無くって、夜食ですよね。
 それで正解でした(笑)。
 レストランは食券の自動販売機から自動的にオーダーが伝わる仕組みなので、クーポンの私は、口頭で申告しなくちゃいけません。
 ちなみに、営業時間は、

 朝 08時00分〜09時30分
 昼 12時00分〜14時00分
 夕 16時00分〜17時30分

 朝がゆっくりなので、お寝坊の私には嬉しいです。
 ちなみに、お風呂は、

 夜 21時00分〜23時45分
 昼 07時30分〜18時00分

 ロッカーは無料で鍵がかかるタイプなので、100円を持って行かなくても大丈夫です。
 シャンプーとリンスと石鹸の設備もあるの。

 こういう情報って、それぞれの場所まで行かないと分からないので、それはちょっと不便かも。
 案内所の前に、まとめて掲示してあればいいのにな。
 海の子レインボー新聞のコーナーも、無くなっちゃったんだ。
 「白い船」のDVDのポスターだけ、レストラン前に貼ってありました。

 実は、出発前の21日に、丁度スカパーで映画「白い船」とそのメイキングを放送してたんですよね。
 私も慌ててチャンネル契約をして、録画しました。
 折角なので、今回の旅にもDVD-RAMにコピーして持って来て、船内で見ようかな、と思っていたのですが、コピーしている時間がありませんでした…。
 半分位までは、家で何とか見れたのですが、そこまでだと、肝心の白い船がまだ登場しなくって。
 最初から、もう出まくっているわけじゃないんですね。
 というか、演出上、わざと見せてないみたい。
 「イルカが見えたよ」っていう台詞は、船体に描かれた東日本フェリーのイルカさんのこと。
 知らない人は、本物のイルカかな、って思うんでしょうね。

 今日は、ドライバー室を二部屋だけ一般売りしていて、私はそちらになりました。
 12人部屋なのですが、私は一人用の区画で、かつ周囲に誰も居ないので、殆ど個室感覚なの。
 普通の部屋は、室内の通路と平行にベッドがあるのですが、ドライバー室は垂直方向にベッドがあって、特に一列の区画は、本当に個室みたい。
 快適だよ(^^)。
 マットとシーツと毛布とスリッパがセットされていました。
 洋服を干せるようなヒモが張ってあって、ベッドの下には荷物を入れるおっきな引き出しが二つもあるの。
 何故か、コンセントは蛍光灯とは独立していて、元々は無かったのを、後から仮設したみたい。

 食堂を覗いてみたら、オーシャン東九と同じ、ホットドックやポテトの自販機がありました。
 たいやきが実装されてないのは、ちょっと残念。
 レストランの夜食メニューは、カレーとピラフ類の限定です。
 レトルトなんでしょうけど、仕方ないですよね。
 時間が時間なので、食べている人は、誰も居なかったみたい。
 レストランには、らぶとべるが建造中の写真が貼ってありました。
 貴重だよ(^^)。

 トラックの積み込みに手間取ったみたいで、らぶは約15分遅れで直江津港を出港です。
 遠ざかっていく妹のべるを、私はデッキからずっと見送ったのでした…。

 夜勤明けでへろへろだったこともあって、お風呂に入ったら、もう眠くて眠くて。
 服を着たまま、殆ど床寝状態で熟睡しちゃいました(笑)。

■04/07/25 塩津小学校に接近しました!

 08時に爽やかに目覚めて、レストランへ。
 波は殆ど無いですー。
 朝は和定食のみで、鮭か鯖の選択制。
 出来上がりの呼び出しはチケット番号なので、「マル得クーポン何番の方」って呼ばれます。
 でも、私は何故か「ドライバー券79番の方」で呼ばれたりして。
 あ、美味しいの(^^)。
 「しゃとるおおいた」よりも味がいいよ。
 朝御飯の後は、誰も居ないお風呂に入って、のんびり。
 昨晩に引き続いて、湯船はあっついです。
 江戸っ子じいさんのお湯みたーい(笑)。

 さて、案内放送が流れて、10時からブリッジ見学を行ないます、とのこと。
 イルカさんの情報通り、今月16日から、この時間にブリッジ見学を始めたんですって。
 私も勿論、参加です。
 サロン脇の扉から階段を登ると、そこがもうブリッジでした。
 興味津々で走り回る子供たちに遠慮しながら、30分間、ゆっくりと見学が出来ました。
 壁に貼ってある業務連絡のファクスまで、じっくり見れて。
 塩津小学校の作文集、「海の子」まで置いてありました。
 フィンスタビライザーって、折り畳みのナイフみたいに収納されてるんですねー。
 私は、もっととんでもないものを想像していました。
 あわわ(^^;。
 機関室の様子がモニタされていましたけど、これは「ひむか」には無かったかな?。
 片隅の机には海図が置かれて、コンパスでなにやら計算中。
 わ、何か船っぽいなあ。
 …ていうか、実際船ですし(^^;。
 何と、今日は航路を変えて、塩津小学校の沖合い10キロを通ってくれるそうなんです。
 凄い凄い(^^)。
 これも、イルカさんのおかげなのかなあ。
 嬉しいな♪。

 予定時刻は11時とのことで、デッキに出て待機します。
 …あれかな?、あれかな?。
 集落が見える度に、そんなことを考えちゃって。
 ただ、残念ながらガスが多いのと、太陽が丁度逆光なので、見にくいのが難点です。
 と、そこへひときわ大きい集落が見えて。
 本船も 汽笛を小さく1回鳴らしたので、きっとあそこがそうなんだろうな♪。
 他のお客さんも、何人かデッキへ出て来ました。
 目の前の漁船の人と手を振り合って、映画のシーンの、ちょっとした再現になったのでしたっ☆。
 嬉しいな。
 海は静かで、波間をぴょんぴょんと飛び魚が飛んで、それを狙う海鳥が低空飛行しています。
 でも、どう見たって飛び魚の方がスピード早いみたい。
 鳥さん、ご飯にありつけたのかな…?。

 私も、お昼ご飯。
 生姜焼き定食にしました。
 旧らぶに乗ったときに食べた皿うどんは、メニューから無くなってしまったみたい。
 付け合わせのスパゲティはともかく、生姜焼き自体はタレが効いてて美味しかったです。
 私は食べませんでしたけど、もりそば、すっごく大きくて立派だったなあ。
 …入ってる容器が…(^^;。
 片隅では、子供さんが電話中。
 「もう飽きて来た」って。
 「だって、つまんないんだもん」。
 それは、確かにそうかも、です(笑)。
 子供の頃は、時間が経つの、すっごく長いですもんね。

 私は、船内と船外をうろうろしたり、お昼寝したり、この文章を起こしたり、色々とやってます。
 そんなこんなで、またまたお風呂に入って。
 夕食の時間になったので、今度はサイコロステーキ定食を食べました。
 サラダはともかく、お肉は柔らかくて美味しいよ。
 デッキに出てみると、ちょっと風が出て来たみたい。
 アイスを買って食べていたら、すぐに溶けて、風で飛んで行きました…(^^;。

 楽しい時間はたちまち過ぎ、もう下船の時刻が近付いて来ました。
 左手に香椎花園を見て、正面にドームとキャナルシティを見て、博多港に接近します。。
 漁船が回りに沢山居るよ。
 操船、大変そう…。
 他のフェリーも、沢山居るんだもん。
 本船の前方にも、白いフェリーが進行中。
 そのせいか、めっきりスピードが落ちちゃったみたい。
 ゆっくりゆっくり。
 というわけで、約25分の遅れをもって、らぶは博多に接岸です。
 フェリーの到着時刻って、何をもって決めるんでしょうねー。
 電車だと、まさに停止して扉を開いた時間なのですが…。
 直江津では大型バスでしたけど、ここではバンで運ばれます。
 降りて来るのが遅い人が居て、ちょっと待機。
 ちょっといらいらしたりして(^^;。

 うわあ、やっぱり暑いなあ。
 でも、まだ十分明るいので、写真もちゃんと撮れますね。
 ターミナルの敷地内をうろうろ。
 小さく流れる「Rainbow Dream」を聴いて。
 これは名曲なので、是非聴いて下さいね!。
 到着の時だけで、出発のときは流れないのかしらん?。
 イルカさんのサイトで、試聴が出来ますよー。

 船内には、「中央埠頭」バス停からの時刻表が掲示されていたのですが、肝心のバス停の位置が分かりません…。
 お隣りの国際旅客ターミナルを覗いたりしているうちに、3つ位先のバス停に行き当たりました。
 200円ちょっと、15分位で、博多駅に運ばれたのでした。
 本数は、結構多いです。
 私はたまたま日曜日の到着だったので、10分程待ちましたけどねー。


 さあて、どうやって帰ろうかなあ。
 実際、一番楽に帰るには、このまま折り返しのらぶに乗って直江津へ戻ること、なんですけど。
 さすがにそれはあんまりだよね(^^;。
 当初の予定では、博多から大分へ特急で出て、シャトル・ハイウェイラインに乗るつもりでした。
 でも、本日07月25日から夏季運賃が適用され、6000円も余計にかかってしまうで、それは諦めたのでした…。
 そしてそして。
 帰宅後に、映画「白い船」を見ました。
 嵐の中の捜索シーンと、ラストは、やっぱり感動だったのでした。
 感想はこちらに(^^)。
 宜しければ、こちらも↓どうぞ♪。
 05/03/02 九越フェリー「ニューれいんぼうべる」博多−直江津


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 ゆかねカムパニー ©C.Maya 2004