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旅のしおり 

 この記事は、■06/01/13 川崎近海汽船「シルバークイーン」苫小牧−八戸から続いてます。
 早朝の八戸に着いて、フェリーターミナルから出ないまま、北海道へと折り返し。
 これが一番効率がいいんですもん。
 ね。
 この旅の前後の様子は、こちらをどうぞ♪。

 室蘭にて、「ニューれいんぼうらぶ」の下船口から見た「べにりあ」です。

■06/01/14 東日本フェリー「べにりあ」八戸−室蘭

 真冬の早朝04時15分、「シルバークイーン」からの送迎バスで八戸のターミナルに到着して、そのまま東日本フェリーのカウンターへ行き、乗船券を購入するよ。
 別に誰かが見ているってわけでもないけれど、ちょっと恥ずかしいです。
 お外はまだ真っ暗。
 二階に上がって、さすがにまだ準備中な食堂のテーブルにパソコンを置いて、調べ物をしたりメールを送ったり。
 ここは無線LANのスポットになっているので、便利です。
 なので、05時30分の出港時間ぎりぎりまで居たりして。
 さあ、行っくよー。
 おじさんに半券を渡して、カーデッキを横切り、階段をてくてく登ります。

 乗ったのは私が一番最後だと思うのですが、2等船室は、各部屋に1グループって感じかしら。
 一番奥の部屋、アウトサイド側を確保出来ました。

 何か、寝たまま撮影したような写真ですけど…。
 はい、その通りなんです(^^;。
 写真撮るのがかったるくなって来たので、「べにりあ」の写真は殆どありません。
 元々、写真撮るのは好きじゃ無いんだもん。

 早速レインボーホールを覗いて、っと。
 昨日の「シルバークイーン」から、オートレストランなお船の乗り継ぎなので、一応、食料は買ってありますけど。
 冷凍食品も一回位は試さなくっちゃね。

 なんて思いつつ、ひたすら眠りこけてしまったので、レインボーホール、とうとう使わないままでした…。
 お箸とかラップとかが装備されているので、結構便利だと思います。
 電子レンジも二台。
 元々の人数が少ないので、利用者さん、一人か二人だけでしたけど。

 船内も、歩く所が少ないよー。
 1フロアだけかな…?。
 デッキに出ようにも、何処から出ればいいのかが分かりません(^^;。
 売店はずっと開いてるみたいですが、特に買う物は無いや。
 レンジアップすれば食べられるレトルト食品を扱っているのが、この船らしいの。
 ひつまぶしとか置いてます。
 東日本フェリーのカレンダーでも売ってないかと思ったけれど、ありませんでした。
 喫煙コーナーに、ポケットカレンダーがあったので、貰って来たよ。
 わい。

 チラシは室蘭のターミナルに置いてありました。
 雰囲気あります。
 カレンダーの裏も、同じ絵柄なのですよ♪。

 何故か閉じてある防火扉を開けて、奥の区画にも行ってみましたが、こちらの2等室は使っていませんでした。
 1等室は誰か居たのかなあ。
 給湯室でお湯を貰って、と。

 寝る前に、お風呂に行こう。
 18時30分〜21時00分。
 04時45分〜07時00分。
 この時間に開いています。
 他には誰も居なかったよー。
 ロッカーに100円を入れてロックしたら、何故かキーが抜けませんでした。
 焦って元に戻したら、扉自体はちゃんと開いたので、一安心。
 ロックされたままになったら、ハダカで案内所まで助けを呼びに行かないといけないもん。
 それは、さすがに恥ずかし過ぎます(^^;。
 結局、ロックは諦めて、そのまんまにしちゃいました。

 お風呂の作り自体は、「びるたす」や「べが」と変わらないみたい。
 結構綺麗なので、のんびり出来るよ。
 後で時間外に覗いてみたら、特にロックはされていなかったので、入ってもいいのかな…?。
 単に掃除をしていたのか、それはちょっと不明。

 さあて、寝よ寝よ。
 昨晩の「シルバークイーン」、ちっとも眠れなかったんですもん。
 船内も減光されました。
 他の人達も、みんな寝てます。
 私は枕も毛布も要らないや。
 くたびれ果てて、倒れる私。
 「べにりあ」のカーペットに崩れるように…。
 このまま、私を遠く室蘭まで連れて行ってくれるの。

 本当にぐーぐー寝てしまって、起きたらもう室蘭間近、なのでした。
 白鳥大橋をくぐった記憶も無いし。
 おいおい。
 ちっとも揺れなかったです。
 昨日のあれは何だったんだろ…。
 更に寝ていたら、クルーが呼びに来ちゃいました。
 またこのパターンだし(^^;。
 もう下船になるから、ロビーで待っててね、と。
 ふわーい。

 接岸作業が終わると、徒歩客8名、クルーの先導で下船します。
 カーデッキを横切って、タラップの前まで引率して貰っちゃったのでした。
 車も少ないんだなあ。
 もう、お馬さんのトラックが一台しか残っていませんでした。

 今回の旅もこれで終わりとなると、ちょっと寂しい気持ち。
 相変わらず、慌ただしかったなあ。
 船のおケツ近くまで行って、写真を撮って、と。
 「べにりあ」に挨拶をして、ゆっくりとかかとをターンしたのでした。

 さあて、家に帰ろうっと。
 室蘭駅までの道、歩道は除雪されていなくって、15センチ位の積雪があるの。
 歩きにくいので、車道をてくてく。
 翌日の新聞には、この航路の休止を伝えるニュースがあって、びっくりしちゃいました。
 「平成18年3月15日八戸05:30発をもちまして、休止致します。」
 それ以降、室八航路としての「べにりあ」は、もう明日へと走って行くことはありません…。


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