■4/5 第1話 「黒き手の処女(おとめ)たち」
これも、普段の私だったら絶対にチェック対象にはならなかったと思います。
暇って素敵。
しかし、中盤以降、ストーリーとかはかなりへっぽこになりましたね(^^;。
ちなみに私は、ミレイユファン。
霧香は好きじゃ無いです。
ノワールって、フランス語の「黒」ですよね。
そこから派生して色々な意味がありますが、いい意味は全く無い筈。
この作品のノワールは、一体どれを指しているのか…。
霧香、最初は男かと思ったのですが(^^;。
無駄弾を一切使わず、素手まで使って敵の男達ををさくっと倒してしまうという…。
でも、結構芝居がかった動きをしてます(^^;。
感情が希薄なようで、以外とろまんちっくな殺し屋さんみたい。
ミレイユって、どう見ても霧香より弱そうなのに、どうしていきなりあんなに偉そうなんだろう(^^;。
過去に訳有りの主人公2人、「巡礼」とは一体どういう意味なのか。
色々と小道具が揃っていて、音楽なんかの雰囲気も良いですね。
敵の男達が何も喋らないので、その目的はイマイチ不明なんですが。
■4/12 第2話 「日々の糧」
前半は、霧香とミレイユの日常の1コマが描かれて、普段は普通に生活しているらしいミレイユと、相変わらず日常から浮かび上がったような存在の霧香が対比されていますね。
しかし、問題無く同居しているような2人の関係は謎のままで、その奇妙な関係は、ラストで
更に際立ちます。
感情と表情と言葉が、必ずしも一致していない霧香に、ミレイユは何を思うのか…。
でも、いきなり第1話の回想が長々と入るのは、ちょっと冗長過ぎるように思います。
ノワールというのは、ミレイユが使っているコードネームだということは分かりましたが、その名を使っている理由には何か因縁がありそう。
殺しの依頼を受けるのか受けないのか、その選択基準にノワールとの関わりがあるのかどうかも
…。
霧香に殺されたおじさんも、70年代のノワールとは別人だということに気付いた筈ですが、それであの驚きようは?。
単にノワールがお子様だったからなのか…。
前回とは逆に、ミレイユはあっさり仕事を済ませ、霧香は苦戦。
素人は理論に強く、玄人は現場に強い。
っていう常識から言うと、霧香はやっぱり玄人でしたが。
ただ、殺しはエレガントに済ませた方が、心も体も痛まなくて済む。
ミレイユはそういうことを言いたかったのでしょうね。
日々の糧。
殺される為に人を殺して、日々生きる。
そりゃ、食事も美味しく無いでしょう。
あなたにとって、糧とはなあに?。
ミレイユの仕事って、大味かも…。
だって、わざわざ敵の本拠地まで乗り込まなくても、もっと楽な方法がありそうな…。
拳銃だけ持って2人だけで乗り込むなんて、男らしいと言うか…。
しかも正面から(^^;。
それに、この作品の描き方だと、戦闘にあんまり緊迫感が感じられないんですよね。
何か淡々と過ぎて行く感じで…。
もしかしたら、それを狙っているのかな?。
霧香を見て絶句していたおじさんは、結局生きてミレイユと会うことは無かったのですが、彼女を見ても、やっぱり同じ反応を示していたのかどうか。
■4/19 第3話 「暗殺遊戯」
今回、またまた正面から堂々と突入してます。
まあ、今回はターゲットの本拠地ってわけでも無いですし、相手が待ち構えてるなんて普通考
えませんからねえ…。
にしても、相手の動きが鈍すぎるような気が…。
これって実はノワール視点になってて、実際にはかなりの速さで動いている…、という解釈も
ありますけれど。
ノワールビジョンで楽しんで行きましょう(^^)。
今回は結構緊迫感がありました。
ミレイユがあまりにも不用心なので、今回で死亡、退場してしまうのでは無いかと…。
相手は、敵を見付け次第すぐに発砲するようなタイプでは無く、反応も鈍いのが幸いでした。
霧香も、あんなに銃をかちゃかちゃやってたら、音で相手に気付かれるんじゃ…。
ポップコーンの使い方には、成る程と思いました。
私は一瞬、ポップコーンを頬張りながら銃を乱射する、霧香の姿を想像してしまったのですけれど(^^;。
ミレイユも、きっと同じことを考えていた筈。
傘もささずに墓地にいた夏水仙の女。
最後にまた墓地を訪れた、ミレイユ言葉の意味。
あの2人のシーンは、行動といい会話といい、かなり叙情的ですね。
殺し屋である以上、生き死にには淡白かと思っていたのですが。
誰か特別な相手がいると、それに対しての自分の存在を、ということになるのでしょうか…。
それが何にも無い霧香は、黙々とゲームをこなし、ゲームが終われば、また次のゲームを待つだけ…。
今回、ミレイユはいいところが全くありませんでした(^^;。
あのポップコーンをミレイユが踏ん付けて、霧香に撃たれて死亡…、なんてパターンも想像してしまったのですが(^^;。
にしても、ポップコーンを踏んでから、霧香が銃を発射するまでのタイムラグがかなりあったような…。
敵はその間にマシンガンを撃て!、と思わず叫びたくなります(^^;(どっちの味方なんだ)。
■4/26 第4話 「波の音」
クーデターコーディネータ。
結構な商売には違い無いですが、それはノワールも一緒ですね…。
お互いビジネスですし、仕事に貴賤はありません。
射殺される瞬間、ハモンドは何を思っていたのか。
随分と長い時間に感じました。
結局、運が悪かった、それだけなのですが…。
今回のノワールの仕事は、非情というより、やはり淡々とした感じでしょうか…。
静かで落ち着いた環境に身を置くと、霧香は過去を思い出すんですね。
限られた記憶の中の過去を。
でも、ラストにまで出て来た「波の音」っていうのは、どういう意味なのでしょう…。
今回は随分ゆっくりと時間が流れたように感じられましたが、そういう
ことなのかなあ。
ロザリーがいずれまた出て来るとしても、きっと殺される為に出て来るようなものなんでしょうねえ…。
■5/3 第5話 「レ・ソルダ」
ソルダっていうのも、またご大層な名前の敵ですね。
実は正義の味方だったりとか…。
それと、あの紙がそんなに重要な物にはとても見えません。
しかもコピーだし…。
何かの仕掛けがあるのだろうか…?。
OPで燃えてる紙とも内容が違うようですし。
前回とは逆に、今回はミレイユの葛藤が描かれていました。
最後の、駆け引きを取るか恨みを取るかの場面では、ミレイユの感情が流れ込んでくるかのような、激しい雰囲気だったと思います。
まあ、あそこは殺して正解なんでしょうけどね。
霧香は、交渉事には向いて無さそうだし…。
過去を知りたいと言っているわりには、あまり積極的には動きません。
自分には関係無いことが、分かっているのかもしれませんが。
実は、何にも持っていない霧香の方が、自由に動ける筈なんですけどね。
ミレイユは、過去に縛られている部分が相当ありそう。
淡々と事実を語る霧香のことも、かなり気に障ってたみたいだし。
得体の知れないピースでも、少しずつピースの数は増えて来たように思います。
今回は、回想シーンを多く入れて、それぞれのピースについて再確認するような話でもありま
した。
オルゴール、ノワール、ミレイユの過去、明確な敵の存在。
それから、ラスト。
植木にお水をあげる霧香の、嬉しそうな表情が印象的でした…。
■5/10 第6話 「迷い猫」
タクシーから降りたときのセリフが可愛かったです。
「よいしょ」って。
それと、ミレイユに「うん…」としか返事しない所も。
前々回と同様の霧香ストーリーでしたが、今度は事前にターゲット本人と接触している所が違いますね。
霧香も、途中でにゃんこへの興味は無くなってしまったみたいですが…。
心が寂しいっていうだけでは無く、他人に自分自身を重ねてしまう部分っていうのが、かなり
強く感じられます。
だからこそ、ナザーロフを殺したのでしょう。
全部分かってて。
とうとうドストエフスキーまで出て来てしまいましたが、恥ずかしいことに「白痴」っていう
作品は知りませんでした。
純粋で無垢な魂というのも、ある意味曖昧な言葉ですが、殺しの積み重ねで出来ていく霧香の「確かな記憶」っていうのは、彼女にとってどんな意味があるのか…。
そして、ラスト。
正直、こういう演出は苦手です…。
■5/17 第7話 「運命の黒い糸」
霧香、被弾。
それだけでも1本作れてしまいそうなシチュエーションを、一番最初に持って来て、しかもそ
れを実に淡々と描いているのは、この作品ならではでしょうね。
戦いっていうのは、護るモノが出来ると途端に不利になります。
ノワールが初めて護りに入るのか、とも思ったのですが、今回はそういう展開にはなりませんでした。
霧香とミレイユの心の動きが主題になっているのは、流石だと思います。
ただ、2人の感情っていうのが今までの繰り返しになっていて、新しい部分があまり出て来な
かったのは少し残念です。
ここで再確認しておいて、次回に繋がって行くってことかもしれませんけど…。
「ありがとう今日までつきあってくれて。」
「それが分かったとき、あたしがあんたを殺す。」
2人の関係は、この台詞に全て集約されているように思います。
今回は霧香がかなりひどい目にあってましたが、傷は大丈夫だったんでしょうか。
かりそめの自分の証である学生証まで使って、殺しをやってしまう部分は、悲しみを誘いますね。
でも、あそこにミレイユが来ていなかったら、残った2人の敵に射殺されていたような気もしますが…。
まさか、死ぬつもりだったんでしょうか。
■5/24 第8話 「イントッカービレ(acte I)」
イントッカービレ=intouchable =アンタッチャブル、ってことでいいのかな?。
今回の話は、大舞台過ぎて、中々感想が出て来ないなあ…。
ミレイユが随分怯えてたけど、その理由はラストの前髪を切られたシーンのせい?。
霧香の髪を切ってあげてる時にも、そんな素振りがあったし。
それだけでは無いよーな気もするけど。
家族虐殺現場の衝撃に比べたら、理由として弱い気がする…。
幼い頃のミレイユ、ようやく違うカットが出て来たので嬉しい。
でも、このシーンが次話以降毎回出て来るっていうパターンは、ご勘弁を(^^;。
シルヴァーナと出会った頃は、まだいたいけなお嬢さんだったんだなあ。
シルヴァーナは全然変わって無いみたいだけど…。
今の所、霧香よりミレイユの謎解きが先行しそうな雰囲気かな。
霧香とミレイユ、今回も同じベッドで寝てるみたい。
以前紫龍さんがおっしゃっていましたが、やっぱり何か理由があるのでしょう。
ホテルの部屋は、ツインルームだったし…。
今回の相手はマフィアだけど、別にトラップを仕掛けたりはしないのかあ。
相変わらず、撃つ前に語ってるし、敵さん。
ノワールも、顔を見られるのがそんなにまずいなら、せめてマスクをとか思う(^^;。
特に防弾の装備もしてないみたいだし。
お互い、それなりの美学があるってことか…。
契約書の解読は、詳しい方、お願いします(^^;。
■5/31 第9話 「イントッカービレ(acte II)」
あの契約書、結果的にはどうでもいいような内容だったんですね。
霧香にしてみれば、いい迷惑だったような気がします。
怪我してるのに水被ったり、バンジージャンプまでやってしまって。
まあ、本人が好きでやっていた可能性もありますけど…。
ミレイユも、あまり見せ場は無かったような…。
今回もまた、「あの人には勝てない」と言いつつ、そのまま死の接吻を受けて、決戦に臨んで
しまいましたし。
もうちょっと丁寧に、彼女の感情を描いて欲しかった所です。
それでラストが「下品な殺し、あんたみたい」じゃなあ。
まあ、それなりにダメージを受けたってことなのでしょうけど…。
シルヴァーナは、最期にミレイユを認めたってことなのでしょうね。
幼い頃の描写は途中で途切れているのですが、当時はやはり認められなかったということなの
か…。
しかし、ミレイユのお相手って、死に際に語る人ばっかり。
怪奇蜘蛛女といい。
さすがに今回、ミレイユは本当に刺されたのかと思いました…。
ちびミレイユがまた出て来たのは嬉しいのですが、シーンを細切れに見せられるのは、私的にちょっと辛い物がありますねー。
あの契約書絡みで驚いたのは、ノワールに1千年の歴史があったことでしょうか。
ならばソルダがそれ位あっても、別に不思議はありませんよね(^^;。
バンジージャンプはやりすぎですよねえ。
銃を拾えない程の怪我をしている霧香、あの後どうやって上まで登ったのやら。
そもそも縄が縛れないような(^^;。
私も、ミレイユが刃で怪我をしていないのが不思議でした。
指が落ちても不思議は無いです(^^;。
シルヴァーナも、手応えで剣が刺さっていないのは分かった筈。
最後まで、何を考えているのか分からないお嬢さんだったなあ(^^;。
「今回の可愛い霧香」、無かったですね。
徒労に近い努力をしていたのは、可哀想でした。
■6/7 第10話 「真のノワール」
話が核心に向けて動き出したようで、嬉しいです。
真のノワールを名乗る相手が、偽のノワール(おい)と接触しました。
最初は、クロエが立ち去った後、すぐにミレイユと霧香がやって来るのかと思ったのですが、
さすがにそんな間の悪いことはしません(^^;。
失敗した最初の殺しの時、ミレイユがハイヒールだったのはペケ。
いざというとき困ると思います(^^;。
霧香はさすがに違ってましたね。
それと、どっから依頼内容が漏れたのか、ちょっと気になりますね。
ミレイユの「成る程、みんな勤務外の仕事には熱心なのね」のセリフは格好良かったです。
股間を蹴り上げるその姿も…。
でも、あそこでクロエに助けられたみたいな感じになってしまったのは残念。
自力で何とかして欲しかった…。
アルテナとクロエ、怪しいなあ。
色々な意味で(^^;。
ミレイユと霧香も、あんなことするのかしらん…。
□ノワール 第十話感想「真のノワール」 ラパヌイさんバージョン
このアニメの好きなところの一つに
凝っていないようで少し凝っているサブタイトルがあるのですが、
今回のは直球ど真ん中ですね。
「日々の糧」とか「迷い猫」なんて、ほおー、と思わせるのがあるのに
今回だけはいただけません。
私ならこう付けます。
「クロエ6/17」
解る人だけ解って下さい(^^;。
だって思いっきり外されたもん。もっと渋いのかと思ってたのに。
判事さんとのやりとりもまる暗記な気がするし。
きっとこんなやりとりがあったに違いない。
アルテナ「クロエ、あのハゲに言う台詞ちゃんと覚えた?」
クロエ 「うん!もう何回も練習したから大丈夫だよ!」
アルテナ「えらいわねー。今度のお使い終わったらまっすぐ帰ってくるの
よ。
お姉さん、オールレーズン作っておくからね。」
クロエ 「え?ホント?私、お姉さんのおーるれーずんが一番好き!
わーい、おーるれーずんおーるれーずん!(^^)。」
アルテナ「うふふふ…」
しかし、感想にもなんにもなってませんな(^^;。
まあ、他に語るところはないし。
ヘタレた相手はいつものことだし。
でも、ミレイユがハイヒールで霧香ちゃんがパンプスって
そのまんまですね。
霧香ちゃん、制服まだ持ってるだろうから
それで行けば良かったのに。
そしたらまた学生証落とすのは、お約束(^^;。
そう言えばミレイユは、学校行ってたんでしょうか?
それにしても次回予告で腹抱えたのは初めてかも。
何故か知らないけど笑いのツボにはまりましたよ(^^;。
(C)ラパヌイ 2001
■6/14 第11話 「月下之茶宴」
あんな調子じゃ、霧香とミレイユの共同生活も、破綻が近付いているようにも思えますが。
普通の神経では、付き合いきれませんよね。
いくら「隙が無かった」と言っても、傍目にはただお茶飲んで世間話しているようにしか見え
ないのは、かなり苦しいです(^^;。
クロエが「私もここで一緒に暮らす」とか言い出すんじゃないと冷や冷やしました。
今回はその為の下見か?(^^;。
あのフォーク、いつかミレイユに止めを刺すのに使お♪、とか考えてそうで怖いよう(^^;。
しかし、ソルダは随分と巨大な組織のようで、全然ノワールと対等じゃ無いように思えるので
すが…。
雨の中の戦闘シーンも、今回は随分と単調なのが長々と続いたっていう印象ですし。
とにかく、今回の話は私とミレイユをかなり困惑させました(^^;。
オレンジペコ。
「あたしにも頂戴…」。
ミレイユも、そりゃ疲れるでしょうねえ。
いつ自分にナイフが飛んで来るか分からないわけですし…(^^;。
そんなクロエに懐かれているアルテナがかなりの凄腕であることは、容易に想像出来ます。
さすが、元祖ノワールとか本家ノワールとか名乗るだけのことはありますヾ(^^;。
クローゼットに入ってた服、あれはいつ着るんでしょう。
次のお茶会の時には、是非キメキメの格好で来て欲しいですけど…。
その時には、ミレイユ死んじゃいそう(^^;。
見逃して貰ってるようにしか見えませんからねえ。
ふりふりドレスとリボンで決めたクロエ、是非見たいです!(^^)。
ここはやっぱり、2回目の茶宴を開催するしか。
ミレイユには頭痛の種でしょうけど…。
ミレイユへのあてつけに、「不思議の国のアリス」の格好をして来るっていうのもいいかも。
霧香はチェシャ猫の格好でお出迎え。
ミレイユはハートの女王か三月ウサギか…。
いずれにしても、水面下でナイフが飛び交うことになるんでしょうけどね(^^;。
□ノワール 第十一話感想「月下之茶宴」 ラパヌイさんバージョン
クロエさんの声って落ち着いたケロちゃんのように思えます。
そのうち関西弁になるんじゃないかとドキドキです(^^;。
それにしてもあの部屋は自室なのでしょうか?
クローゼットには年相応のお召し物もあったようですし。
あれらは着てくれないのかなあ。着たきりスズメはイヤだぞ(^^;。
茶宴のシーンは私にはこう見えてしまいました。
「二股かけてる男の部屋に押し掛ける彼女その2の図」
勿論その1は霧香ちゃん(^^;。
やたらと焦ってるのは男=ミレイユだけで
とうの二人は何故かフレンドリー。
それを見てさらに困惑する男=ミレイユ。
ただし、当の本人同士はいつ相手を亡き者にしようかと思案中。
そう、白鳥が水面下では激しく掻いているかの如く。
それが最後の「隙はなかった」に繋がるわけで(^^;。
冗談はともかく、この話のミレイユには同情します。
いきなり乗り込んで来た相手に「お茶いかがですか?」だけでも
ええ!?になるのに、「月が綺麗だから明かり消しませんか?」なんて
相手も調子にのってくる。混乱するな、つー方が無理ですな。
わがままな姉妹に振り回される母親の図、でもあってるかも(^^;。
そんなわけで、私にはコミカルにしか思えなかったんですけど、
これって正しい視聴姿勢なんでしょうか?(^^;。
次回はNOIRのお二人さんは出番無しかな?
まあ、クロエさんに転びそうな私にはカラオッケー(^^;。
(C)ラパヌイ 2001
■6/20 第12話 「刺客行」
ゼルナー、怖いですね。
人体に苦痛を与える方法を熟知って…。
ライマンのお嬢さんがどんな酷い死に方をしたのか考えると、恐ろしくなってきます。
この作品は、さすがにそこまでは描いていませんが…。
クロエも、ライマンをすぐには殺さなかったですね。
散歩に付き合って話し込んでみたり、ワインをご馳走になったり。
早くアルテナの所に帰りたかった筈なのに。
ソルダが殺しの指示を出した理由も明らかにはされなかったので、どういう組織かはまだ全く
霧の中です。
しかし、手ぶらでスイスの山に登って行ったクロエって…。
空気の薄そうな所で、あれだけ動けるのも驚異です。
敵には気配さえ感じさせずに、葬ってしまうという…。
殆ど使い捨てらしいナイフも、一体何処にいくつ仕込んでいるのやら…。
最後にゼルナーを殺しに行ったの、あれもやはりソルダの指示なのでしょうか。
アルペンローゼを手向けたりしているあたりで、ん?と思いましたが、自分の判断で勝手なこ
とをするタイプにも見えません。
ノワールに銃口を向けたハインツを見逃したり、とにかく言われたことと約束は必ず守るって
ことですか…。
アルペンローゼもワインも、色は血の赤ですねえ。
少なくともクロエは、ワインを飲める歳なのか…。
まあ、あっちの人は、子供でも水みたいにがばがば飲んでますけど(^^;。
ラストのアルテナとクロエの会話を聞いていると、アルテナみたいな性格でないと、「ノワール」を使いこなせないんだなって気がしてきます。
殺人に特化させる為、意図的にああいう性格に育てられているのかな…?。
霧香もいずれ、アルテナを欲するようになるのでしょうか。
少なくとも、ミレイユが変わりには成り得ませんよね。
□ノワール 第十二話感想「刺客行」 ラパヌイさんバージョン
とうとうというか、ようやくというか、
ノワールのお二人さんの出番はありませんでしたね。
どちらかというと外伝的なクロエさんのお話。
サブタイは池波さんみたいなタイトルですが、
何と言いますか、それで生業を立てている、
という感じには見受けられませんでした。
で、思いっきり邪推。
このタイトルの読みは「しかくこう」ではなく
「しかくぎょう」なのではないでしょうか。
この「ぎょう」とは「行者」とか「荒行」の
「ぎょう」を指します。
分かる人には「千日回峰」みたいな物で分かるかな?
普通殺し屋の立場であれば目標となる人物との
接触は避けるものだと思います。
しかしクロエさんはへーぜんとライマン氏と
お散歩したり、ワインかっくらったり(^^;。
おそらく今までもそうやって接触してたのでしょう。
先週のヒゲ紳士もそうでした。
思うにアルテナ様は、なんの目的かは分かりませんが、
クロエさんの何かを高めるため、或いは掴んでもらうために、
そうやって標的となる人物に接触させているのではないでしようか。
霧香ちゃんにしても同じ。
記憶を消してまで彼女に何かを掴んでもらいたい、
それが為の「刺客行」。
その何かがアルテナ様の為なのか、二人の少女の為なのか、
それともソルダという得体の知れない物の為なのか。
まあ、そんなものの為に殺された方は
たまったものではないですけど(^^;。
ライマン氏の娘さんの話を聞いたときの、
ややビックリした感じのクロエさんの反応が意外でした。
あれを見るとゼルナー氏の暗殺は自身の判断のように思います。
そう言う感情的な行動はしないと思っていたので、
彼女も人間だったかと納得してみたり(^^;。
ところで「しょうえんのワイン」と聞いて
何人の人が一発で「荘園」と変換できたか。
どうしたって「硝煙」になりますよね(^^;。
(C)ラパヌイ 2001
■6/27 第13話 「地獄の季節」
ここ最近は過去の回想シーンが出て来ないですね。
つまり、核心から離れた話ってことなんでしょうけど…。
霧香、いきなり「絵上手ですね」は無いと思うのですが(^^;。
彼女の視界に写っている景色はどんな世界なのかと思ったら、案外普通だったみたいで…。
単に絵が下手なだけなのかなあ(^^;。
しかし、霧香ってお小遣い幾ら貰ってるんだろう(^^;。
ノワールの報酬の半分は彼女の物の筈なんですけど、なんかそんな感じはしませんね。
今回名前を言うのを躊躇ったあたり、あれが本当の名前で無いことを確信しているようにも見
えます。
そして、自分に関わった人間は不幸になるって言う現実に、霧香は何を思うのでしょか。
ミレイユも、それに似た辛い過去を持っているようでしたし…。
それと、ミレイユの原付、1話以来久々の登場でした。
成る程、確かにクロエ、霧香、ミレイユと来ていますね。
ミレイユと霧香も、ソルダの相手だけしているわけにもいかないですし。
ただ、来週のミレイユは、何か酷いことになりそうで、ちょっと心配なのですが…(^^;。
ミレイユは、「あんたも趣味の1つでも…」なんて言ってましたけど、確かにその方が健全です(笑)。
霧香も、普通の生活が送りたいとか、そういう意志が少しはあるみたいですし。
でもそれが不可能なのは本人が一番良く知っていることで、同時に他人を巻き込んでしまうっ
ていう現実を思い知ったと…。
厳しいですね。
それでも「泣けない」霧香。
敵の本拠地へ乗り込んでいった時も、普段と何ら変わった素振りはありませんでした。
むしろ、ミレイユの方が感情移入してしまうという、対照的で印象的なラストでした。
□ノワール 第十三話感想「地獄の季節」 ラパヌイさんバージョン
時間が開いてしまったのでもう一度見直したのですが、
かえって書きづらくなってしまいました。
流れは6話「迷い猫」と同じ様なものだと思いますが、
なんかこう、設定とかにやや難があるような。
まあ、個人的には霧香ちゃんの笑顔が多く見られましたので
なんの問題もないんですけど(^^;。
正直なところ、ミロシェさんが傭兵である必要が
どこにあったんでしょう?
Aパートラストの霧香ちゃんの台詞を言わせる以外は
どこぞの売れない画家でも何ら問題ないように思います。
しかもなんの反応もせずにマシンガンの弾喰らってしまうなんて。
突然のことだから無理なのかも知れませんが
せめて霧香ちゃんをかばうぐらいの描写であってもよかったのでは?
折角の設定なのでもう少し生かしてもらいたいものです。
今回の仕事は依頼ではありませんでした。
ミレイユの台詞から察するに霧香ちゃんが言い出したのでしょう。
今まで特に感情らしい感情を表にしたことはありませんでしたので
1話からすると少しは自分を表現するようらなった、
ということでしょうか。
ただそれが「復讐」という負の感情なのは
霧香ちゃん萌え(^^;の私としてはやりきれないものを感じます。
素朴な疑問その1
画材店のディスプレイにあった、タイルとは何に使う物なのでしようか?
美術に関しては全く知識がないので見当もつきません。
パレットの代わり?
素朴な疑問その2
11話のラストで部屋を引き払ったように思えたんですが
13話見る限りではまだ居住しているようですね。
まあ、ソルダから身を隠すなんて出来っこないでしょうから
どこにいても同じか。
(C)ラパヌイ 2001
■7/5 第14話 「ミレイユに花束を」
ミレイユの本名がミレイユ・ブーケだから、このタイトルになったのでしょうか(^^;。
別に、「余計なことを知らない方が良かった」ってな話でも無かったですしね。
ていうか、見るまではミレイユ死んじゃうのかと思ってました。
「来年また咲くからさ」とか言って。
ミレイユの叔父がまだ生きていて、かつソルダの配下に入っていたと…。
どうも、ソルダは何考えてるのか分からない所がありますね。
霧香だけの抹殺指令を出してみたり。
嫌がらせなんでしょうか(^^;。
もしかして、ミレイユがどう反応するのか試した…?。
幼いミレイユを助け、仕事の手ほどきをした叔父が登場したわけですが、結局ミレイユの過去
が詳しく語られることはありませんでした。
コルシカを出てから現在までの間に何があったのかは、すっぽりと抜け落ちたままですし。
そのせいか、ラストまで素直なままの展開で、あまり深みのある話では無かったのが悔やまれ
ます。
何か勿体無いです。
まあ、幼ミレイユが沢山出て来たので、私はいいのですけれど(^^;。
■7/12 第15話「冷眼殺手 acte I」
ソルダも、わざわざ手紙で仕事の依頼をしますか。
霧香も、「何て書いてあるか読めないの…」とか言って笑いを取りにくるかと思ったんですけ
ど(^^;。
しかし、霧香の口から「危険だわ」なんて言葉が出るなんて。
ここでミレイユに、霧香とコンビを組んだ理由を語らせたのは良かったです。
荘園の葡萄も、いよいよ収穫の時を迎えたみたいで…。
美味しいワインが出来ますね(^^)。
何年か経てば…。
しかし、クロエも結構独自の動きをするのだなあ。
冷眼殺手も、爪にあれ程の速効性の毒薬を仕込んでるのか。
下手すると自分もあぶないっすよ。
剣呑剣呑。
それと、ノワールの歴史は1000年だったのか…。
冷眼殺手と霧香との対決が見れるかと思ったのに、お相手はやっぱりミレイユなんですねえ。
霧香にしても、いきなり手榴弾相手は辛いよなあ(^^;。
それで、クロエに助けられてしまうという。
今回は、ノワールの苦戦話で終わってしまった…。
単調と言えば単調です。
展開もストレートだったしなあ。
■7/19 第16話「冷眼殺手 acte II」
お香の毒も、冷眼殺手本人には効かないんですね。
本当に毒虫だなあ(^^;。
クロエに倒された時の冷眼殺手の表情、良かったです。
ノワールでは、みんな実に淡々と死んでいきますから…。
にしても、目を閉じて階段を登ってくる霧香、何考えてるのかさっぱり分かりません。
ヤツは、正気か?。
私もそう思いますが(^^;。
その後のシーンも、納得が行くような演出では無かったですよ(^^;。
わざわざ2話に分けたのに、やっぱり良く分からない内容だったなあ(^^;。
えらい遠回りをしているように思うのですが、ミレイユと霧香は真実に近付いているのでしょ
うか…。
それと、霧香がクロエに自分が誰なのかって聞いた時、ミレイユが見捨てられたように思えた
のは私だけなのでしょうか(^^;。
クロエって、試練に耐えてるようにはとても見えませんよね。
時々出て来る、殺しにこだわりを持った方々、何か好きなんですよね。
今回はその方法が地味だっただけに、人物像の描かれ方が面白かったです。
相変わらず、霧香とは戦わないのがちょっと残念でしたけど(^^;。
台湾黒社会も、霧香を一瞬窮地に追い込んでましたね。
さすがのノワールも、住居を建物ごと爆破されたりしたら、アウトなんでしょうねえ(^^;。
クロエは、「ひどい目に合いました」とか言って生きてそうですが(^^;。
それはともかく、敵をもっと納得行く形で描いて欲しいですよね。
それで、かつ格好良く。
最近、クロエの興味はアルテナより霧香にいっているように見えます(^^;。
それって、試練と何か関係があったりするのでしょうか。
■7/26 第17話「コルシカに還る」
ミレイユも、どうして突然故郷に帰る気になったのでしょうね。
その辺りは全く描かれていませんでしたが…。
回想シーンの中で、オデットさん本人の姿も見たかったです。
最終的に、ミレイユは「ソルダの子」なんていう、知りたくも無かった事実を知ってしまった
わけで、何だか可哀想でした。
両親もクロードもソルダの関係者だったわけですから、クロエの指摘も正しいんですけどね。
今回のクロエは、わざわざそれを言う為に出て来たようなものですか。
それと、お友達宣言(^^;。
ソルダも大変だなあ。
実はクロエって、あの近所に住んでいるとか…。
両親が幼いミレイユを護ろうとしたっていうのは、彼女がアルテナ送りにされそうになったの
を、拒否したってことなのでしょうか。
霧香自身は、時計の素性は知らなかったみたいでしたが…。
今回の話、幼いミレイユを知る人達との出会いがあったりして、かなり見応えがありましたです(^^)。
叔父の件があって、台湾のごたごたが片付いたので、調べる気になった。
そういう風に考えると、ミレイユが故郷に還ったタイミングも納得出来ますね。
霧香と違って、ミレイユはちゃんと色々考えてるってことも良く分かります(^^;。
10年経って荒れ放題の屋敷に、一部だけ玄の切れたピアノが置いてある…。
これは、ソルダの嫌がらせに思えてしまいますね。
わざわざ監視の人間を張り付けてるような組織ですしねえ。
クロエは、霧香とミレイユが怪しい動きをしないか見張っているのでしょうか。
隙あらばお茶しようと、虎視眈々と狙っているのかもしれません(^^;。
私だって、素面じゃとても付き合いきれそうにありませんけど…。
いっそ、ワインでも飲みつつカラオケでも…(^^;。
クロエも、前回の月下の茶宴で、突然押しかけたらお茶菓子が出ないってことに気が付いたと思いますから、次回はちゃんとアポを取って来るでしょう(^^;。
しかし、アルテナも殺しの技術は一流なんでしょうねえ…。
おお、こわ(^^;。
■8/2 第18話「私の闇」
ミレイユも、霧香が「得体の知れない何か」であることは、先刻承知だった筈なのに。
真実に近付いて行けば行く程、「ソルダの子」以上の事実が出て来ることは間違い無いでしょう。
ミレイユがそれに耐えられるのかどうか…。
それ以上の霧香の傷とは、果たして?。
情報を得るって意味では、ミレイユが霧香と一緒にいるメリットは結構あるように思います。
逆に、霧香がミレイユと一緒にいるメリットは?。
心の拠り所なのでしょうか。
ちなみに線路って、場所によっては3本だったり4本だったりしますけどね…。
ソルダも一枚岩では無い、って前に言ってましたよね。
更に、役割は完全に縦割りで細分化されてて…。
大企業病みたいなもんなのか?(^^;。
霧香のスカウトってのも、何だか唐突に思えましたけど。
しかし、クロエをしばいてアルテナに接触を試みる、っていう作戦も悪くは無いと思うんですけど、それは禁じ手なのでしょうか。
トモダチなんだから、別にいーじゃん(^^;。
それはともかく。
「私の闇」の私っていうのは、結局、2人のことだったのですね。
■8/9 第19話「ソルダの両手」 ようやく、今度こそ核心に近付いて来ました。
ただ今回の話は、ほぼ既知の事実を確認している感じなので、山場は次回以降になりそうですね。
ああ、感想が何にも出て来ない(^^;。
ここまで来るのに、随分かかったもんなあ…。
ソルダと全然関係無いのに殺されて行った人達の、ご冥福をお祈り致しますです。
一般市民に被害が出ていないのはなによりですが…。
傭兵のおじさんは、ちょっと可哀想だったかも。
でも、戦闘シーンの演出、もっと何とかならないのかなあ…。
石の壁って拳銃で貫通させられるの?跳弾の危険は?。
どうしていきなり団子状態で肉弾戦になってるの(^^;。
実は、ソルダ本体は脅威に成り得ないってことを、暗に言っているのだろうか…?。
それはともかく、今回はミレイユが何回も「霧香」って名前を呼んでいるのが印象的でした。
霧香に「ありがとう」なんて言うのも、もしかしたら初めてかも。
セリフから察するに、終局が近付いているのを感じ取っているようにも見えました。
自ら「ノワール」を名乗っていた胸中は果たして…?。
次回予告を見る限り、順当な展開になって行くように見えますが、果たしてどんでん返しはあるのでしょうか。
私としては、ミレイユにもコッペリア・モードへのキーワードがあったりしたら嬉しいのですが。
いや、本人は嬉しくないでしょうけど(^^;。
仲間外れにされてしまって、霧香の為に霧香に殺される、っていうんじゃミレイユが可哀想です。
逆に、霧香を殺すのはミレイユの役目であって欲しい。
それが、第1話からの霧香とミレイユの約束なのですから…。
ちびミレイユから現在までの間の出来事って、作中では描かれていませんでしたね。
クロード叔父さんに「仕事を教えて貰った」と本人が言っているだけで。
私は、ミレイユの体に流れているブーケの血が彼女に何をさせるのか、ってことに注目していますです。
霧香の弱点…。
迷い猫や画材道具を投げ付けるとか(^^;。
それはともかく、出来ればあの学生証を利用するようなことは止めて欲しいなあ…。
少なくとも、霧香にはミレイユを殺す理由はありませんが、ミレイユには霧香を殺す理由があります。
失われた記憶と短いながらも確かなミレイユとの記憶。
果たして、霧香にとっての「真のノワール」とは、霧香とクロエのことなのでしょうか…?。
いずれにしても、結末へのキーは全て次回の霧香が握っていそうな感じですね。
果たして、2人にはどんな結末が用意されているのか…。
ミレイユが霧香を名前で呼ぶようになっても、霧香は特別な反応は見せませんでした。
2人の関係を思うと、思いを込めた「あんた」の方がより相応しかったかもしれませんね。
■8/16 第20話「罪の中の罪」 予告から想像したのとは、ちょっと違った展開でした。
何か、ラストは良く分からない部分もあるのですが…。
まあ、私はミレイユ主体に見ているので、そっち方面の感想を。
今回、ミレイユの口から、今までのノワールに対してのソルダの「試練」がはっきりと語られました。
最初はクロエを「自分の影」と見ていたなんて、何か意外ではあります。
それが逆だったという事実に対しての感情は、ちょっと読み取れませんでしたが…。
幼少の頃から始まる自分との関わりについても、今回は言及されていません。
次回も、ミレイユの行動は要注目ですね。
そう言えば、アルテナの回想シーンを見ると、アルテナとミレイユって境遇的には似ているように思えます。
今後この2人が対峙する状況があるなら、結構な見物になりそうです。
まあ、あの街を壊滅させた張本人が、ちびアルテナである可能性もあるわけですけど…。
罪と業の歴史が永遠に繰り返されることを承知の上で、ノワールを復活させようとするアルテナのその真意に対して、ミレイユが無関係でいられるとも思えません。
時の流れに取り残された聖地、っていう表現は、あまりにも退廃的ですし。
今回のミレイユ、戦闘中に髪の毛を気にしたり、靴が原因で脚を滑らせたり、随分とヒューマンでした。
肉弾戦に持ち込まれて、息を弾ませたり。
これは、機械人形と化した霧香との対比になっているのでしょうね。
自分が人間である以上、ミレイユは人間としての霧香を信じ続けることが出来るでしょうか。
とりあえず、霧香がミレイユに銃を向けるようなことはありませんでしたけど…。
ヤサもソルダに破壊されて、次回はいよいよ荘園へと向かって行くことになるのでしょうか。
アルテナと言えば、ミレイユを「コルシカの娘」なんて呼んでます。
そして、クロエが言っていた「コルシカは特別な場所なのです」。
ここから予測される展開には、かなり期待しているのですが…。
■8/22 第21話「無明の朝」
ようやく、ローランとオデットがはっきりとした形で出て来ました。
優しそうなご両親ですね(外見は)。
ある程度の覚悟はしていたように見えましたが、さすがにお子ちゃまが刺客として送り込まれて来るとは、予想していなかったようで…。
霧香、あの屋敷に侵入する時、一体何人殺したんだか。
ちびミレイユが殺されなかったのは、そういう命令だったのか、単にあの場に居なかったせいなのか、ちょっと判断しかねます。
恐らく前者だとは思うのですが。
とうとう真実を知ったミレイユと霧香ですが、2人が一体どのような言葉を交わすのか、私も固唾を呑んで見守っていました。
ひとつのクライマックスとも言えますからねー。
霧香から出た言葉は、「償えない…」。
このセリフ、見事に決まっていました。
霧香の記憶が、何処まで戻ったのかは分かりませんが…。
対するミレイユも、ある程度の覚悟はしていたのか、急速に進展する事態に戸惑いがあるのか、比較的冷静でした。
冷静…、冷淡と言うべきなのか。
しかし、次に会った時に殺すというのは?。
当時は組織の手駒に過ぎなかったであろう霧香を殺すだけでは、それが復讐の幕引きになるとはとても思えません
霧香に命令を下した人物を特定しなければ、復讐を完遂することは出来無いでしょう。
一体どうなるのか、私にとって、物語はいよいよ佳境に入りました。
とにかくもう、私はミレイユだけ見て、霧香とかクロエとかのわけわかんない人達はほっとくことにしました(^^;。
ミレイユ視点で見ている方が、ある意味、心安らかだと思います(笑)。
今回の話見ると、ミレイユって、まだ19歳位みたいですね。
あ、オデットさんも好き。
是非セリフが欲しいところです。
■8/30 第22話「旅路の果て」
ミレイユ、前回は霧香を「撃たなかった」んじゃなくて、「撃てなかった」わけで。
「黒く染まることも無く、ただしおれた」花は、果たしてミレイユなのか霧香なのか。
って、ミレイユの出番これしかないじゃん!(^^;。
まあ、少しでも、あっただけ良かったのかな…。
クロエも引き上げてしまったみたいだし、霧香はアルテナの思い通りに動かされているみたいで、何か嫌だな。
村が1つ壊滅したのも、当然、計算の内なんだろうし。
住民全員がソルダっていってもなあ。
全てを遠隔制御しているアルテナには、なんか嫌悪感があります。
御託はいいから、さっさと姿を現せ、みたいな(^^;。
しかし、今回の話って、全然「旅路の果て」じゃ無いぞー!。
■9/6 第23話「残花有情」
ミレイユ主役(^^)。
霧香は、もうすっかりスイッチが入りっぱなしになったみたいです。
ミレイユも、迷いを断ち切って、自らスイッチを入れました。
ご両親の選択に対して「過ちを繰り返すな」と言われたミレイユが、最初ちょっと弱気になっていたみたいなのは残念でしたけど。
プレフォールも、なーにが「陽の当たる場所はいい」なんだか。
ソルダだって所詮は闇なのに。
大体、自分でソルダを「世界中の闇」とか言ってましたぜ(^^;。
真のノワールって言うのは、「ソルダの司祭長の祝福を受けた者」のことらしいですけど、そりゃ一体何者なんだろう。
アルテナ?。
にしても、ミレイユ、壊されたあの家に帰りますか。
警察が来るぞ(^^;。
片付けもしないで、何事も無かったかのように買い物をしているのが、らしいと言えばらしいです。
場所の詳細をメールで送って貰うのはいいけど、パソコン、壊れてしまっているような気がしますが(^^;。
部屋に残されていた霧香からの手紙って、何か怖いんですけど…。
文章がまた(^^;。
あの手紙、いつ書いたんだろう…。
「歴史の闇に置き去りにされた場所、荘園」。
抽象的過ぎて、意味がさっぱり分かりませんが…。
アルテナとの対決があるなら、ミレイユ、口車に乗らなければ良いのですけど。
アルテナ、口が上手そうだしなあ(^^;。
結局、全ての決着は銃で付けるしか無いのです。
もうミレイユから目が離せません(^^)。
にしても、アルテナは本当に胡散臭いです(^^;。
アルテナ自身、ソルダっていう怪しげな組織に属しているわけですしね。
前回出て来た村なんかを見ると、本来の目的は他にあったのかもしれませんが…。
崇高な目的の為に全ての手段を正当化してしまうと、それはその時点で悪ですからねえ(^^;。
クロエは、確かに幼児性を持って育てられていますよね。
無邪気に仲間を大切にするっていうか。
霧香がブーケを壊滅に追いやったのを見ていた時点で、怖いとか嫌だとかいう感情は、既に無かったわけですし…。
それに対して、霧香は二重人格とも言える危うさを持つように育てられ、ミレイユは叔父の元で、ある意味バランス良く育てられた。
それぞれが、お互いに無い物を持ってるってことですよね。
そこには、はっきりとアルテナの意志を感じてしまいます(^^;。
ミレイユはどうなるのか分かりませんが、少なくとも2人を都合良く育てて、組織をどうこうしようとしている(ように見える)のは、やっぱり胡散臭いとしか言いようがありません(^^;。
まあ、誰が悪で誰が正義かって言う単純な物でも無いのでしょうが、自己の利益を追求しようとしている評議員の方が、私としては納得しやすいのは確かですね(^^)。
■9/13 第24話「暗黒回帰」
いよいよ、ミレイユも荘園に向かっているようです。
さすがに徒歩では来ないようですが(^^;。
あの村がまだ残っていたら、一体どのような対応をしたのでしょうね。
結局、ミレイユの立場はソルダ上層部では周知の事実だったようで、ノワールを名乗っていたのも、全て計算されたこと。
すっかりアルテナの思い通りになってしまってます。
ここらでミレイユに予想外の行動を起こしてもらって、あの狂った荘園を掻きまわして欲しいものです。
そのアルテナですが、今回は本音らしきことを言っていたので、おお!とか思ってしまいました(^^;。
それと、「美しい…」。
どこがじゃ(笑)。
いや、何をもって美しいとしているのか、その基準が分かりませんですよ(^^;。
■9/20 第25話「業火の淵」 オデットさんが喋った(^^)。
あそこでああいう会話があったっていう構成には、凄く感心しました。
今まで霧香がそれを忘れていたんだとしても、無意識にミレイユを支えていたんだなって。
意外と言えば、あのフォークが、クロエを殺すために使われたことでしょうか…。
最期のセリフが、「うそつき」ってのは言い得て妙でした。
まあ、クロエが霧香に一方的に思いを押し付けていたようなものですから、霧香にしてみればいい迷惑だったことでしょう(^^;。
用意されたイスとは関係無く、霧香はミレイユを護りました…。
そのミレイユも、最終回までちゃんと生きていました。
全ての決着をどう付けるのか、彼女の行動を見守りたいと思います。
CSの「ゲーマーズエクスプレス」、今週はノワールの特集でした。
あの3人娘のトークのバックに、ノワールのBGMが被さるっていうのは、何だかちょっとだけシュールにも思えます(^^;。
番組の内容は、まんま作品の紹介でしたね。
美少女パンパン物(笑)。
■9/27 第26話「誕生」 初めて会ったとき、ミレイユの手当てをした霧香…。
全然覚えていませんでした(^^;。
冒頭、ミレイユに全幅の信頼を寄せているらしいブレフォールの台詞を聞いて、結末へ向けてのミレイユへの安心感はかなり高まりました。
アルテナにしてもそうでしたね。
まあ、当然のことです。
しかし、儀式の意味や手順、位置付けなどはさっぱり分かりませんでした。
私はそういうことを考えるのが苦手なのだあ(^^;。
ボルヌやマレンヌ、別にいなくても儀式は成立するみたいでしたし。
サブタイトルが「誕生」っていう位なので、儀式を自然にクリアしたのかとも思ったのですが、違った意味での新たな「ノワール」が誕生したって意味なのでしょうか。
それはそうと、2人共、知りたかったことをちゃんと知ることは出来たのかなあ。
過去を聞くような素振りはありませんでしたけど…。
殺し屋家業を続けるらしいのもどうして(^^;。
まあ、ソルダがほっといてくれるとも思えませんから、仕方無いとも言えますが。
ミレイユは、アルテナを撃つべきだったと思いますね。
初対面なんだし、あそこまで言われて、それを躊躇う理由は無い筈。
まあ、全てが思い通りに動くことへの反発があったのかもしれませんけど。
ミレイユを庇って被弾した霧香を見たときのアルテナの表情、私はざまあみろとか思ってしまいました(^^;。
最後までアルテナの思考パターンが理解出来無かったので、共感も何も抱くことは出来ませんでしたし。
「絆」を肯定して、「情」を否定したり。
せめて、境遇とかの説明は、きちんとやって欲しかった。
予測は出来るのですが、予測したくありません(^^;。
それに、いくらなんでもソルダは巨大過ぎたと思います。
とりあえず、予想以上にきちっとした終わり方だったのは良かったです。
この作品、シリーズ前半は断片的な情報に振り回されて、後半はミレイユに縋って惰性で見ていたような感じになってしまいましたし。
今でも、シリーズを通した描き方には納得していないですね(^^;。
一番最初に、霧香が「過去への巡礼」なんて言葉を使ったのも、今思えば変な話だと思います。
ミレイユも霧香も、アルテナは殺そうとしていたのに、評議員に対しての対応は、どうしてあんなに爽やかなんだろう(^^;。
彼等は敵じゃ無いのか?(^^;。
最後の銃声2発。
あれは、ミレイユと霧香が発したもので、それで未来を切り拓いて行くって言う意味でしょうね。
2人があれでパンパンされて死んだんだとしたら、いくら何でも陳腐過ぎて納得出来ませんもん。
割れた時計は、かなり嫌らしかったですけど(^^;。
アルテナにとっての儀式がどのようなものだったのか、今となっては分かりません
ただ、評議員を呼び出していた所をみると、ノワールを彼等に認知させる必要はあったようです。
果たして、いかなる確信があったのか?。
それとも、評議員をもノワールに始末させるつもりだったのか…。
2人の素性に関しては、確かにそれなりに明らかにはなっています。
ただ、真実を知ることを目的として今まで生きて来たのに、いくらなんでも物分かりが良過ぎないでしょうか(^^;。
全ての原因をアルテナに押し付けてしまうってのも、何だか…。
ミレイユ、アルテナは殺そうとしていたのに、評議員に対しての対応は、何だか随分淡白でしたし。
彼等こそ敵の中枢なのにっていう思いはあります。
アルテナが死んだことで、とりあえず決着は付きましたよね(まあ、あれで生きてたら困りますけど(^^;)。
霧香のスイッチが入ることも、もう無いのでしょうか。
あ、あれも良く分からなかったです、私には。