■09/04/25 新日本海フェリー「あかしあ」舞鶴−小樽 00:30→20:45
夜の闇の中、フェリーの灯りが浮かび上がっている光景が、私は大好きです。
わくわくするね。
とりあえず船首の近くまで行って、大きな大きな「あかしあ」を見上げるよ。
あ、フォワードサロンの窓、上下全て鉄板で塞がれちゃってる。
仕方無いとはいえ、ちょっと残念な気持ち。
そんなに執念深く塞がなくってもいいと思うけれど…。
「ニューれいんぼう」が常にオープンだったのは、船脚の違いから、なのかしらん。
ターミナル前では、玄関のちょっとした工事が行なわれてたっけ。
乗船名簿を記入して、まずは乗船手続きなのです。
すぐに、待ち時間無しで受け付けて貰えて、クーポンを提出。
見習いのおねーさんに後ろから見守られつつ、乗船券の発券を受けました。
ついでに、お昼のグリルも申し込んで、と。
クレジットカードで2,500円を支払います。
GWの連休も近いですし、さすがに今日はひとりぼっちってことは無いでしょう。
そんな期待も虚しく、やっぱり私一人だけなのでした。
別に、いーもん(^^;。
乗船開始時刻は23:30とのことです。
まだ1時間以上有るけれど、何もすることが有りません。
暇だなあ…。
パソコンをいじっていたら、乗船開始の案内が流れた所で、丁度バッテリーの警告が出ました。
2階の待合室は、ベンチが6割位埋まった感じ。
私の予想よりは、お客さんの数、多かったです。
急いで乗船しても仕方無いので、待合室に誰も居なくなるまで待ってようっと。
案内所では、部屋の鍵を受け取って、更にグリルの案内も受けなくっちゃいけませんものね。
ちょっとだけ余計に時間がかかるので、後ろの人を待たせちゃったら悪いもん。
てことで、いつも通り、タラップ前で丁寧に迎えて貰って、乗船券の半券を渡して乗船です。
また乗りに来れたね(^^)。
前回の「あかしあ」乗船は、ほぼ半年前の9月、でした。
私って、何げに新日本海フェリーが大好きみたい(^^;。
この「あかしあ」の次に乗ったのも、また新日本海フェリーだったりするよ。
だって、空いててのんびり出来るんですもん♪。
指定された1等洋室は、左舷側の522号室で、前回とほぼ同じ場所かな。
備え付けの船内案内やアメニティも一緒だね。
テレビやデスクの配置だけが真逆になってます。
ここならPHSの電波もちゃんと届くみたい。
小さく音楽が流れているのは、船内放送では無く、テレビからのインフォメーションでした。
内線でグリルの時間を案内してくれるとのことなので、暫くは部屋に留まってなくっちゃだね。
程無く内線が鳴ったので、取ろうとしたら…。
と、取れない…。
あれ?、あれれー?。
フックでも付いているのかと思い、焦って受話器をがちゃがちゃやったら、マグネットで固定して有ることに気が付きました(^^;。
時化に備えて、随分と強力なマグネットなの。
なかなか出れなくって、ごめんなさい。
グリルの時間は、いつも通りに12:00とのことでしたあ。
それじゃあ、船内の探索に出よー。
船内の配置はちゃんと把握している筈なのですが、何故かそれが構造と全く一致しません。
こらあ!(^^;。
だから、船毎にしっかり整理しなくちゃ駄目だってば。
いい加減覚えてよね。
程無く、全部しっかり思い出したです。
「あかしあ」は船自体がおっきいし、お客さんが多いっていう感じは全然有りません。
でも、売店は結構賑わっていたよ。
お酒とおつまみが気持ち良く売れてます。
おにぎりや、夜食的なものの販売は有りませんでした。
私は北海道限定のガラナが飲みたくなって、自販機には収納されていなかったので、売店に並んで購入したです。
貰ったレシートには、ちゃあんと「あかしあ」の船名が入っていて。
私は熱転写のレシートまでは残していませんけど、記念にもなりますよね。
いくつかの掲示を眺めて歩いて、昼食のみ販売の「北海道ホワイトカレーセット」900円っていうのに心引かれたりしましたけど、私はグリルなので、今回は食べられそうに有りません。
それは、またいつかの機会に、ね。
日の出と日の入りは、お天気も悪いし、ちょっと見れないだろうな。
まあ、05:07とか、絶対に寝ていると思いますけど(^^;。
閉鎖時間ぎりぎりにお風呂へ行ったら、他に入っていたのはお二人だけで、程無く私一人だけになって。
折角なので、サウナにも入ってみました。
…やっぱりサウナは苦手かも。
目茶苦茶に暑いし。
汗いっぱいかくし。
当たり前でしょうが(^^;。
あ、お風呂から出て来たとき、閉鎖時間をちょっとだけ過ぎちゃってましたけど、締め出されるようなことは有りませんでした。
銅鑼の音が放送で流され、「あかしあ」は定刻に出航したよ。
私は三ノ宮で買って来たサンドイッチを夜食にしつつ、遠離って行く舞鶴の灯りを眺めます。
これから小樽まで、たっぷり乗ってられますねー。
楽しい楽しい。
携帯はほぼ圏外になっちゃうだろうし、必要な連絡は全て済ませて、と。
次は能登半島沖でチャンスが有るけれど、その次は青森沖まで無理な筈だもん。
メールと一緒に、今ここの海風も送ってあげましょう♪。
結局、02:00過ぎまで起きていたのかなあ。
良く覚えていません。
翌朝も、何時に起きたんだっけ…。
良く覚えていません(^^;。
最近、船の朝ご飯を食べに行かなくなっちゃいました。
バイキングでは無く、定食メニューみたいだったし、ちょっと気になるけれど。
窓の外を覗いて見ると、お天気は曇り。
時々、ぱらぱらと雨が降ったりしています。
カフェの前を通って、デッキに出ると、さすがに風が強くって。
ちょっと長居は出来ない感じかな。
船長さんからの放送によると、この先は多少の動揺が予想されるとのこと。
何故か、姉妹船「はまなす」とのすれ違いの案内は有りませんでした。
休航なのかなあ。
船内に戻って調べると、今日の「はまなす」は敦賀航路に入っていたのですねー。
でも、擦れ違うのは確かな筈なので、案内してくれてもいいのにな。
船内のイベントが一つ減ってしまって、とても残念な気持ちなのです。
とりあえず、またお風呂に行きましょう。
長距離フェリーに乗ると、最低3回はお風呂に入ります。
乗船時と、朝起きたときと、下船前。
温泉旅館に泊まったときより、マメに入ってるかも。
そんなことをしていたら、たちまちお昼のグリルの時間になりました。
展望ストリートからグリルを覗いてみると、カトラリーの用意は一人分だけ…。
思いっ切り一人だよ。
今日も私の貸し切りですねー。
わあい。
って、別に嬉しくは無いです(^^;。
しかも、今回はバックルームに背中を向けるような席だったので、どうにも落ち着かなくって。
居心地があ。
当然ながら、手持ちなん無沙汰だもの。
それに、グリルはちょっと、殺風景。
お料理は以前の「すいせん」と同じですが、微妙に仕様が変わっていました。
比べて見て下さいね(^^)。
食後のコーヒーにチョコレートが付いていたりします。
「あかしあ」で飲むコーヒーなら、出来ればモカを希望なのですよー。
ばか(^^;。
あ、デザートの道産トマトのグラニテ、「すいせん」の乗船記では自分で「甘くない」なんて書いてましたけど、じっくり味わってみると、萌果に甘いっていう発見も有りました。
この後は、全力でのんびりしますよお。
またまた船内を一回りして。
フォワードサロンは、やっぱり窓から景色が見えず、薄暗い陰気な部屋と化しています(^^;。
あちこちのパブリックスペースも余裕たっぷりなので、皆さんお弁当を食べたり読書をしたり、静かに過ごしておられました。
その間に、売店の開店や閉店の案内が流れて。
同時に、船体が動揺して参りましたので、お足元にご注意下さい、なんて放送も入ってたっけ。
この前に乗船した「あぜりあ丸」では、激しく船酔いしちゃった私なのですが…。
今回は平気だったの?。
さあ…。
さあ、って。
ぐーぐー寝ちゃってたから、揺れてたことすら知らないもんっ。
おいっ!(^^;。
放送も、夢うつつで聞いてたりして…。
程無く、久々の陸地が近付いて来ました。
何とか岬の付近です。
名前は既に覚えていません(^^;。
もう津軽海峡が近いですねー。
私も、窓越しに写真を撮ったりしましたよん。
船から陸を見るのは、何だか楽しかったりするのでした。
晩ご飯は、レストランへと。
カフェテリア方式のレストランは賑わっていて、レジに到達するまで、結構待ったりしちゃいました。
暖かい出来立てが席まで届けられた豚生姜焼420円が、予想よりも小さかったことに驚いたりしつつ(笑)。
5品合計で、1,530円
あずき白玉290円を食べたりしたよ。
こんなのまで作って、船内で売れるのかしら。
って、私は喜んで食べてましたけど。
これは特殊なケースなんじゃ…(^^;。
そんなこんなで、たちまち小樽に到着なのです。
鍵の回収の後、タラップが架かるまでは自分の部屋に居ればいいや、なんて思っていたら、突然部屋の扉が開き、お掃除のおにーさんが入って来たので、お互いにびっくりしちゃいましたよお(^^;。
その直後、放送が入って、下船の開始。
廊下を歩いて行くと、船内はもうすっかりお掃除モードに移行しているのでした。
折り返し時間、短いですものね。
大変だあ。
ちなみに、徒歩で下船した中では、私が最後から2番目だったり。
長ーい連絡通路を歩いて、小樽のターミナル1階へと降りると、何やら不穏な掲示が出ていたりします。
そういえば、でっかい低気圧が接近してるって、ニュースでやってるのを見たっけ。
1日ずれていたら、私も大変なことになってる所でした。
危なかったあ。
それはそれで面白いかもしれませんけど、やっぱり船酔いは嫌ですものねー。