★日本骨髄バンク
(財団法人骨髄移植推進財団)

これは簡単に登録出来ます。
登録場所が限られているので、その点だけは要注意ですね。
私は最初、家に一番近い船橋保健所へ行こうと思ったのですが、
電話してみると、月に2回、しかも平日しか登録出来無いそうで…。
諦めて、毎日やってくれるらしいモノレールちば駅献血ルームに行きました。
HLAの型を調べる為に、ちょっとだけ血を抜きます。
折角なので成分献血も同時にお願いしますと言われて、随分と効率が良かったよー。
後は、待合室で骨髄バンクについてのビデオを見るだけ。
骨髄バンクに登録されると、定期的に患者さんとHLAの照合が行われます。
私はまだ登録してから1年しか経っていないので、今の所呼び出しはありません。
なんて言ってたら、データセンターから郵便が届きました。
ドナー候補に選ばれたそうです。
→★骨髄バンク、ドナー体験記へ★←
ちなみに、呼び出しがかかると、
本人と家族、そしてコーディネーターと弁護士立ち会いの元、骨髄液提供の意思確認が行われます。
その後に健康診断と、最終的な意思確認。
4日程度の入院をして、全身麻酔の上、おケツの上あたりから骨髄液を抜きます。
全身麻酔なので、尿道カテーテルの挿入が必要です。
これはかなり嫌なんですけどねー(^^;。
その間に、患者さんは骨髄の機能を殺して無菌室に入ります。
全身の体毛は全て脱落し、激しい吐き気に耐えながら骨髄液の提供を待つそうですから、
多少のことは我慢しないといけませんよね。
後は、うまく会社を休めるかどーかっていうのが、一番大きな難関かもしれないですが…。
あ、勿論患者さんと直接会ったり、お互いに住所氏名等が明かされることは決してありません。
■2004年01月01日 付記
骨髄移植推進財団から、骨髄バンクニュースが届きました。
骨髄バンクの移植件数が、5000例を突破したそうです。
最初の非血縁骨髄移植が行われたのが1993年(平成5年)1月28日だそうですから、まだ10年しか経って無いんですよね。
ちょっとびっくり。
現在のドナー登録数は17万人ちょっとで、目標の30万人にはまだまだ遠いです。
50歳までの健康な方は誰でも登録出来ますので、献血好きな方とか(←?)、登録されてみてはいかがでしょう?(^^)。
簡単なんですよー。
実際に提供まで進めるのは本当に僅かですし、考える時間はたっぷり貰えるので、悩むのは寺際にドナー候補になってからでも間に合います。
…さすがにそれは、無責任かにゃ(^^;。
私も、コーディネートが進んでいたときは色々と生命のこととか考えましたし、それだけでも登録した意義はあったです。
実際、提供された方の99%が良かったと答えてるのでした。
ちなみに、移植後の健康被害も若干あり、それらは全て骨髄バンクのサイトで見ることが出来ます。
あ、ドナーと患者さんとの「対面」については、私は反対、かな。

ついでに「臓器提供意思表示カード」も持ってますよー。
今でもそんなには役に立って無いのに、死んだ後なんて、もっと役立たずですもの。
あげられるものは全部あげちゃいます!。
心臓と肺と肝臓と腎臓と膵臓と小腸と角膜…。
火葬場で焼いて貰う時も、提供した臓器の分だけ二酸化炭素の排出が減って、地球にやさしー。
資源は大切に…。
ゆかねカムパニー 2002
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