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旅のしおり

 ここには、オーシャン東九フェリー「おーしゃんいーすと」東京−徳島、の乗船記があります。
 明日の水曜日、一日だけお休みだったんですよね。
 ここの所忙しかったし、今度こそどっか行きたいな。
 とりあえず、今日の「へすていあ」に乗ろうかな。
 というわけで、家からバスに乗って船橋駅に着いたら、早速気が変わりました。
 オーシャン東九で徳島に行こう!。
 おいおい(^^;。
 というわけで、りんかい線に乗って、国際展示場に移動します。
 17:10の送迎車初便に乗って、有明ターミナルへ行くよ。
 乗客は、私の他にもう一人。
 ターミナルも、相変わらず人の気配が全然無いの。
 予約はしてませんけど、がらがらみたい。
 今日のお船は、「おーしゃんいーすと」ですって。
 スタンダードフェリーとカジュアルフェリーが交互の運航になっていて、公式サイトには「それぞれの旅のスタイルでお選びいただけます」なんて書いてありますけど、配船に合わせて休みを取れるわけでもないので、実は全然選べません。
 ねー(^^;。
 私は、どちらかと言えばカジュアルの方が好きなんですけど。
 カジュアルフェリー「おーしゃんさうす」の乗船記は、こちらからどうぞ(^^)。
 送迎車の時刻や運賃も載せてありますよ♪。
 というわけで、650キロの旅、はじまりはじまり。

■05/07/13 オーシャン東九フェリー「おーしゃんいーすと」東京−徳島

 早速窓口へ行き、コムレイドカードを見せて乗船券を購入します。
 乗船名簿の他、何か申告用紙の記入が必要みたいなのですが、それは窓口のおねーさんが書いてくれました。
 折角だから、1等にしよ。
 一人で利用だと自動的に1等寝台になるみたいで、1割引になって18,440円。
 ちょっと高いですよね。
 特に、占有とか相部屋とかの説明はありませんでした。
 部屋番号は船内で、ですって。

 乗船開始は18:40とのことで、待合室のイスに座ってぼーっと待ちます。
 ターミナルの売店兼喫茶コーナーは、16時で閉まっちゃってるの。
 今回、食料とかは何も持って来てないや。
 折角、スタンダードフェリーなんだもん。
 数少ない周囲の人達は、それぞれ何か買って来てるみたい。
 うん、本当はそれが正しい姿だって思うよ。

 外を見ていたら、一足先にマルエーのフェリーが出て行きました。
 程なく、一般車とバイクの乗船が始まって。
 一般車が10台、バイクが3台ってとこですかあ。
 それから、わんこが1匹。
 乗船後、左舷側のデッキを歩いていたら、悲しげな鳴き声が聞こえて来て…。
 ペットルーム、デッキにあるんだあ。
 これなら、航海中も自由に入れますねー。
 覗いてみたら、ちっこいわんこが見えました。

 それでは、乗船開始っ。
 長い通路を歩いて行くと、どんなお船なのかわくわくするよ♪。
 案内所の前では、まず等級を聞かれました。
 乗船券を見せたら、今度は名前を聞かれて。
 私のお部屋、一つ上のフロアみたい。
 係のお嬢さんが、部屋の前まで案内してくれました。
 どう見ても私より若そうなので、おねーさんじゃなくって、お嬢さん(笑)。
 1等でこんなサービスがあるなんて、凄いなあ。
 陸上だって、ベルサービスがあるようなホテル、滅多に泊まらないもん。
 部屋の扉を開けてくれて、チケットとキーを受け取りました。
 あ、やっぱり一人で占有出来るみたい。

 というわけで、これが今日のお部屋です。

 お湯の入ったポットも装備されてるよ。
 使いませんでしたけど(^^;。
 テレビも全然見なかった。
 だって、それよりも見るものがいっぱいあって…(謎)。
 本当はテレビ東京を見たかったんですけど、12CHには衛星放送が設定されていて、駄目でした。
 ちらっと見たら浅田真央さんが出ていて、元気で可愛かったです(^^)。

 テレビの所に、コンセントが二つ。
 空いてるのは、一つ。
 デッキはひとつ下の階なので、窓の外を人が通ることもありません。
 陸側のアウトサイドのお部屋って、いいな。
 小上がりのソファーと一番奥のベッドを行き来しつつ、のんびり出来そう。

 出港時刻になったので、デッキへ出よー。
 もうかなり暗くなってます。
 そんなに暑くなくって、良かった良かった。
 この船の3層あるデッキ、殆どが自由に歩けるようになっているので、お船のサイズの割には、結構歩き甲斐があるの。
 正面に立って、いわゆる前かぶりも出来ちゃう。
 嬉しいな(^^)。
 「おーしゃんいーすと」はゆっくりゆっくり動き出し、おケツをずりずりとこすりながら向きを変えて…。
 後ろにはスラスターとか付いてないのかなあ?。

 もうお腹が空いたので、開店を待ちかねて、レストランへ行きます。
 ちなみに、東京から徳島までの営業時間はこんな感じ↓なの。

 19:15〜21:00。
 07:30〜08:30。
 11:45〜12:45。

 朝は、レストラン横で喫茶コーナーがオープンします。
 08:30〜09:30。
 そんなのがあるんだあ。
 船内放送によると、ロールパン、コーヒー、ソフトドリンクなんかがあるんですって。
 私は朝食を食べたばかりだったので、そんなに食べられないし、パスしました。
 それに、メニューはレストランと一緒じゃん(^^;。

 結局、私は三食ともレストランを使ったんですよー。
 全てカフェテリア方式になっていて、定食とかはありません。
 うどんやカレーやオムライスが定食代わりみたいな感じかな。
 味の方は、うーん、そうですねえ、えーとえーと…。
 まあ、不味いってことはないのですが、特別美味しくも無かったです(^^;。
 下船前の昼食は、別に行かなくてもいいかな、なんて。

 というわけで、これが私の夕食メニューだよー!。

 1,250円なり。
 値段とのバランスはいい感じ。
 肉じゃがは、アツアツなのを出してくれました。
 カキフライは作り置きなので、さすがにちょっと冷めていて、タルタルソースは冷蔵庫から直接出したので冷え冷え。
 バランスが悪ーい。
 付け合わせのキャベツは、何だか無い方がいいような味が…(^^;。
 まあ、お客さんは少ないし、仕方ないですよね。
 コックさん二人とおねーさん二人が担当で、お茶はおねーさんが出してくれて。
 下膳のときも、おねーさんの手が空いていたら、さっとトレーを受け取っていました。
 係の人達全員が、店内に入ると元気に「いらっしゃいませ」って迎えてくれますし。
 サービスレベルはかなり高いと思います(^^)。
 私は、3席しかない窓側席に座って、のんびり。
 お客さんは、私が居た時間内で、12人。
 見事に年齢層、高いです。
 どう見たって、私が一番若いよー(^^;。

 その後は、お風呂お風呂♪。
 ちょっとうねりが出て来たみたい。

 こんな感じで、気持ちのいい展望風呂でした。
 他には、一人しか入って来なかったですし。
 下船前までに、合計3回入っちゃいました。
 シャンプーとボディーソープ、固形石鹸の装備もあって。
 服はかごに入れる方式ですが、貴重品用に、100円玉返却式の小さなコインロッカーもあります。
 この展望浴室、24時間開いてるから嬉しいよ。
 お湯が温めだったこともあって、随分長い時間入っちゃったもん。

 他には、1等浴室とシャワールームがあって、こちらは07:30〜22:00の利用とのことでした。
 そうそう、案内所兼売店も同じく07:30〜22:00の営業です。
 1等浴室を覗いてみたら、家庭用のお風呂と全く同じ作りで、これはわざわざ入らなくてもいいや。

 しかも、お湯を張ってないし(^^;。
 2等室の前にあるシャワールームは、わざわざ使う理由が無かったので、未確認。
 ちなみに、2等はがらがら。
 一区画を一人で占有出来る感じなの。

 この写真は、航海中の、ですから(笑)。
 これならいいですね♪。

 後は、部屋に戻ってのんびりなの。
 時々窓の外を覗いて、景色を眺めて。
 一応、夜間はカーテンを閉めて下さいとのこと。
 携帯は徳島までずっと圏内のままでした。
 陸側のアウトサイドですもんね。

 放送音量と空調のコントロールは天井に付いてます。
 ボリュームまで天井にあるなんて、初めて見ました(^^;。
 放送、レストランの営業案内とか、結構頻繁に流れたっけ。
 全てを2回繰り返すの、結構くどいかも。
 出港のときには、「おーしゃんいーすと」の全長とか幅とか、結構詳しいスペックの紹介もあったです。
 空調は、フタを開け閉めをするだけなので、どうもイマイチ微妙なコントロールが出来ません。
 何か、寒くて仕方なかったです。
 翌朝になると、今度は暑くて仕方ないし(^^;。

 でもまあ、定員5人の部屋を一人で使っているので、ゆとりがあるの。
 ちょっと寂しいですけど(^^;。
 さすが、ベッド毎のコンセントは無いんだなあ。
 窓際のソファーが、座ったり寝ころがったり出来て、結構使い勝手が良かったです(笑)。
 パソコンを使えるテーブルが無いのは、ちょっとだけ残念。
 まあ、わざわざ船の中でパソコンを使わなくてもいいんですけどね。

 翌朝は、何故か5時半に目が覚めます。
 いつもの癖だあ。
 またうとうとして、6時半に起床。
 これは、寒かったからです(^^;。
 お風呂に行って、体を暖めて、と。
 テーブルの方から、かちゃかちゃ妙な音がすると思ったら、備え付けの灰皿の置き方が悪かったみたい。
 私は、そんなの全然気にせず眠れますけど(笑)。

 そして、またデッキをお散歩。
 海が朝日にきらきら光って、綺麗だよー♪。
 ちょっとうねりがあるかな。
 いい感じに、船はゆらゆら揺れてます…。
 あ、潮岬だ!。
 特に案内は入りませんが、室内に備え付けの運航基準図で大体の場所は分かるです。

 朝ご飯は、鮭と冷ややっこと生卵。
 ご飯と味噌汁。
 770円。

 レストランに来ていたのは、6人でした。
 昨晩と同じ席に座って、のんびり。

 さあて、下船まで5時間ちょっと。
 またまたのんびりするよ。
 船内を歩いたり。
 フォワードサロンとか快適なスペースがあるのですが、自分の部屋がもっと快適なので、ちょっと覗いただけで、全然使いませんでした。
 何故かあちこちにある、お茶のセルフサービスも使わなかったな。

 そんなこんなで、もうお昼。
 そんなにお腹は空いてませんけど、レストラン、全部使っちゃうもん!(笑)。

 カレーを食べよう。
 大盛りは50円増しとのことだったので、大盛りにしてみたよ。
 580円。
 でも…。
 これは大盛り過ぎるよー。
 多いですってば!。
 凄いご飯の量だもん。
 ちゃんと全部食べましたけど…。
 レストランに来ていたのは3人。
 何か、段々と半分になって行くよー(^^;。
 どーでもいいんですけど、この乗船記、何か食べ物のことばっかり書いてるような…。

 うー、デッキに出て、ちょっと風に当たろ。
 冷たい缶コーヒーを買って。
 私は基本的にお酒は飲まない人なので、この場面でビールを飲んだりはしません。
 人生損をしてるのか得をしてるのか、どーなんでしょう?(笑)。
 時間をちゃんと見ておけば、このポジションで「おーしゃんうえすと」の反航がばっちり見えたんですけどねー。
 おねーさんの放送が入ってからデッキに出たら、もう真横を過ぎちゃっていました。
 部屋とは逆、進行左側の通過だったので…。
 おねーさん、真横に来たのを目視した時点で放送入れてるのかなあ。
 それじゃ間に合わないのに。
 ブリッジから放送してくれてもいいのにな。
 そういえば、船長さんの船内名刺は階段前に出ていましたが、ブリッジからの放送は一切入りませんでした。
 ちょっと寂しい。

 というわけで。
 一度来たことのある徳島ですし、接岸はデッキから見なくてもいいや。
 前を行く南海フェリーを見つつ、お部屋でのんびり。
 鍵を回収するっていう放送も入らないし…。
 なんて思っていたら、インターホンで呼び出しがかかりました(^^;。
 下船しなくちゃ…。
 案内所で鍵を返却。
 私の部屋番号が書かれたメモ、斜線で消してチェックしてました。
 ちらっと覗いたら、部屋番号の前に「W」っていう記号が書いてあったけれど、何のことなのかしらん。
 W WISH…?(^^;。

 下船口へ行ったら、昨日のわんこが元気に尻尾を振っていて。
 さあ、徳島だよー。
 チケットは回収されて、手元に何も残らないのが寂しいぞ。
 去年の「おーしゃんさうす」から、丁度一年経ったんだなあ。
 徳島駅行きのバスに乗ったの、私ともう一人、合計二名だけでした…。
 でもでも、去年の倍なんですー(^^;。

 この後は、去年と同じく14:27の特急「うずしお」に乗って、とりあえず高松へ出ます。
 その後、高瀬駅へ寄ったら、夜の新幹線で私はもう家に帰ってしまうのでした。
 何それえ(^^;。
 だって、そんなにお休みが取れないんですもん。
 仕方ないですよね。
 今回の旅の前後の様子は、こちらからどうぞ。
 去年乗船したカジュアルフェリー「おーしゃんさうす」の乗船記はこちらからどうぞ(^^)。


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 ゆかねカムパニー ©C.Maya 2005