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旅のしおり

 ここには、東日本フェリー「ほるす」青森−函館、の乗船記があります。
 東日本フェリー「びなす」室蘭−青森からの続きです。
 

■05/05/23 東日本フェリー「ほるす」青森−函館

 今回は「びなす」からの乗り替えなので、ターミナルから出る必要はありません。
 あー、楽(^^;。
 乗船名簿を記入して、コムレイドカードと一緒に窓口へ提出して、っと。
 事前予約無しでも、ちゃんと割り引いてくれました。
 でも、ここでもカードの扱いが分からなくって、係の人、一旦奥に引っ込んでしまった…。

 出港は07時30分、乗船開始は07時20分とのことなので、二階の待合室から、丁度入港して来た「ほるす」を見守ります。
 外は冷たい雨が降っていて…。

 程なくアナウンスが入って、乗船開始。
 さすがに、この距離だと歩きみたい。
 後部の車輌積載口から、と。
 誘導のおじさんにチケットの半券は渡したものの、特にタイミングとかの指示は無いので、次々と乗船して行くトラックとトラックの合間を突いて、駆け込みます。
 これが正式ルールなのかは知りません(^^;。
 自分で安全確認の上、カーデッキを横切って、エスカレーターで登ります。
 「びなす」と同じく、蝶ネクタイのおじさんが丁寧に迎えてくれました。

 この「ほるす」って、「びなす」と殆ど一緒の作りなんですねー。
 同型船なのかな…?。
 微妙に部屋配置が違ってはいます。
 前部の1等区画に挟まれた2等室が無かったり、お風呂場の入口が違ってたり。
 内装も結構大きく違います。
 私は「びなす」の方が好きかも。
 とりあえず、「びなす」と同じ区画に荷物を置いて、と。
 昼間の航路ですし、今回は志願して2等に乗船です。

 追記。
 やっぱり、「びなす」と「ほるす」は姉妹船で、「ほるす」のほうがお姉さんなんですって。
 ありがとうございました(^^)。

 早速、ご飯を食べに行くよ。
 もう、お腹が空いて空いて…(^^;。
 私が一番最初のお客だよ。
 とんかつ定食800円の食券を購入。
 私のオーダーが流れたあと、トラックドライバーさんが10人位来たので、もうちょっと遅かったら待たされてたよね。
 いいタイミング。
 それから、カップルが一組。
 私が食べ終わった時も、まだ料理は出来上がっていませんでした。
 ドライバーさんに囲まれて、さぞかし居心地悪いだろうなあ。
 私は全然平気ですけど(^^;。
 セルフサービスの食器を下げたら、係のおじさんにえらく丁寧に挨拶されちゃいましたけど、もしかしたら食器は席に置いたままで良かったのかしら…?。
 レストランは分かりにくい所にあるので、階段に「本船にはレストランがあります」っていう紙が貼られて、存在をアピールしていました。
  

 次は、お風呂に行くよ。
 こんな短距離の航路だと、入る人も少ないだろうなあ。
 だからシャワーオンリーで、湯船にお湯はありません。
 「びなす」と同じく、固形石鹸のみ用意があって。
 でも、水圧は「びなす」より高いみたいで、使いやすかったです。
 ドライヤーの用意もちゃんとありますし。

 売店では、お土産とか雑誌とかお菓子とか売ってますけど、特に用は無いや。
 私がレストランに居る間に出港していたので、デッキに出て遠くなって行く青森の街を眺めてみますけど、やっぱり雨が辛いので、早々に撤収です。
 自分のスペースに戻って、荷物の整理をしたり。
 しっかし、数少ない他のお客さん、全員がすやすや寝ています。
 まだ、朝なのに。
 や、逆に、朝だからー?。
 何だかんだで、私も寝ちゃったんですけどね(^^;。
 船に乗って一番長い時間することと言えば、やっぱりお昼寝かなあ…。
 気持ちいいんですこれが。
 

 函館山が見えて来た所で起き出して、デッキへ。
 函館も雨でした…。
 函館どつくに居るの、今回私が乗り損なった「シルバークィーン」に見えるけれど、違うかなあ。
 良く分かりません(^^;。
 

 接岸すると、徒歩客はエントランスに集められて、暫く待機。
 定刻の11時10分より、結構早く着いてます。
 車の下船が全て終わるまで、降りるのは不可なんですって。
 あ、じゃあ乗船のとき、あれはまずかったのかなあ…。
 ま、いっか。
 船が小さいので、そんなに待つことも無く、下船。
 15分のバスに乗れちゃいました。
 徒歩の皆さんも、ターミナルで停めていた車に乗り替える方が殆どで、目の前のバス停へすぐに来た路線バスに乗ったの、私ともう一人だけでした。

 このバスの行先は、日吉営業所…?。
 何処だそれ(^^;。
 七重浜駅まで歩いてもいいんですけど、列車の接続があるのか分からないし。
 そもそも、荷物持って雨の中を歩くのは嫌だし。
 函館駅行きのバスがあるらしい、北大前まで歩くのも却下です。

 五稜郭を通るらしいので、そこで市電に乗り換えかなあ。
 なんて思いつつ、「ガス会社前」っていうバス停のアナウンスがあったので、すかさず降車ブザーを押します。
 確か、そこって電停があったよね。
 でも…。
 降りてみたら、そんな電停は無いのでした。
 とっくに廃止になってるもん。
 大体、廃止になったのって、いつの話なんだよ!(^^;。
 電車好きでも、時にはとんでもない勘違いをするという見本かな…(こら)。
 ふらふらと乗り換えのバス停を探しているうちに、結局函館駅まで歩き切ってしまったという…。
 この雨の中。
 これがまた、傘を差すか差さないか、微妙な降り方なのでした(^^;。
 迷っているうちに、びしょびしょです…。

 今回の旅の前後の様子は、こちらからどうぞ(^^)。


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