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旅のしおり

 ここには、新日本海フェリー「はまなす」舞鶴−小樽、の乗船記があります。
 この旅の前の様子はこちらをどうぞ(^^)。
 姉妹船「あかしあ」の乗船記はこちらをどうぞ。
 東舞鶴の駅には2217に到着っ。
 時間はたっぷりあるし、前回タクシーに乗ったとき、道は覚えておいたので、てくてく歩きます。
 30分位で着いちゃいました。
 駅前にはカプセルホテルもあったし、一度位は南行にも乗ってみようかな☆。

■06/10/19 新日本海フェリー「はまなす」乗船記 00:45→20:45

 乗船手続きと同時に、お昼のグリルを申し込みました。
 丁度今、期間限定メニューなんですよね。
------以下、新日本海フェリーのサイトから引用。------
■グリル昼食の期間限定メニューを是非ともご賞味ください。
 オーセントホテル小樽  菅原裕料理長監修
 「北海道産牛肉と北海道野菜たっぷりボルシチ」
 ・価格:おひとり様 2,500円(税込)
 ・期間:2006年9月25日(月)〜10月19日(木)

 【食前酒】ハスカップワイン
 【オードブル】軽いスモーク帆立とサーモンのサラダ仕立て十勝産長芋、ブナシメジのピクルス添え
 【メイン】北海道産牛肉と北海道野菜たっぷりボルシチ
 【デザート】余市産洋梨のコンポート バニラアイス
 【パン】自家製ライ麦パン
 【ドリンク】コーヒー

 十勝産牛肉を油抜きにして、トマトをふんだんに使うことにより、酸味の効いた味付けにしています。別名「飲む野菜」と言われるほど鉄分、ビタミン、食物繊維が豊富な健康食材のビーツを使用して、体にやさしい料理に仕上げました。
 肉と香草、北海道産の野菜を丸1日煮込むことにより、肉と野菜の持つ深い味わいがうまく溶け出して合わさり、付け合わせのサワークリームが食欲をそそります。
------引用終わり。------
 あ、今日が最終日なんだ。
 グリルの券は乗船券にホチキス止めされて、乗船時、インフォメーションで時間の確認をして下さい、と。
 S寝台の指定も船内で。
 2階に上がると、団体さんが居るので、ちょっと賑やかでした。
 乗船開始は、やっぱり2330みたい。
 私は、人がみんな居なくなってから、最後に乗船。
 インフォメーションでは、前回の「すいせん」とは違って、グリルの時間を記入した案内のメモをくれました。
 それは親切です(^^)。

 そういえば、前回もS寝台だったし、今日は2等寝台でも良かったかなあ。
 全く同じじゃ、つまらないもん。

 S寝台は、前回同様、やっぱりちょっと暑いです。
 照明暗いし。
 コンセント無いし。
 カーテンに隙間が出来ちゃうのは、ちょっと困りもの。
 外から見えちゃうよお。
 扉が無理なら、もっときっちり閉まるようにして欲しいなあ。
 そこが気に入らなかったらしく、1等へ移った方が2名程…。
 確かに、今となっては、中途半端な感じもします。
 壁はやっぱりぎしぎし軋むし…(^^;。

 さすがに今日は屋台の営業も無く、夜食は売店でおにぎり350円を売っているだけでした。
 お風呂は0130まで。
 私は出港後に、のんびりお風呂へ行きました。
 「はまなす」のお風呂は、洗い場が広くって、気持ちいいですよねー。
 脱衣場には、ベビーベッドも新設されていて。
 フォワードサロンは夜間閉鎖で、明朝0700からのオープンです。

 インフォメーションカウンターの後ろには、シップオブザイヤーのプレートがかけられていました。
 チルドレンルームは、6歳以下のお子様専用なので「大人だけでの入室はご遠慮下さい」ですって。
 大人だけで入る人なんて、居るのお?。
 あそこでボールと戯れてる大人って、凄く怖いんですけど…。
 ちなみに私は、5歳児だから大丈夫だよ!(ネタが分からん(^^;)。

 船内を歩いて気が付きましたけど、2等とS寝台のある区画、全てのコンセントに使用禁止のテプラが貼ってあるのですね。

 室内も廊下も喫煙可のフォワードサロン(アストロノーツ)も、2等区画は全て使用禁止になっていました。
 厳しいなあ。
 1等区画や禁煙のフォワードサロン(ミルキーウェイ)にそんな表示は無いので、随分と明白なの。
 そんなに電源弱いのかしら…。
 それとも、マナーの問題?。

 あ、この船のお部屋って、みんな宇宙に関係した名前が付いてるみたい。
 グリルはコスモスだったもん。
 レストランはジュピター。
 カフェはギャラクシー。
 天体の写真もあちこちに掲げられていて。

 左の宇宙船チックな扉が、グリルの入口です。
 前方はカフェですが、この時期の営業はありません。
 私はここのイスに座って、午前04時近くまで起きていました。
 元気です。
 勿論、他には誰も居ません。
 0145と0230には、トランシーバーを持ったマリンスチュワーデスさんが巡回にやって来て、午前03時までシャッターを下ろした案内所でお仕事をしていたよ。
 そんな時間まで、大変だなあ。

 翌朝。
 船長さんからの挨拶放送で目が覚めました。
 内容は前回乗船したときと同様ですが、ちょっとだけ簡略化されてるかな。
 その直後に、「あかしあ」との反航案内があったので、ようやく起きます。
 1015。
 朝ご飯は省略。
 後で掲示を見たら、2種類の定食での営業だったみたい。
 フォワードサロンへ行ってみると、真ん中だけは窓に鉄仮面が付いてなくって、前面展望が楽しめました。
 これは嬉しいです(^^)。

 「あかしあ」が近付いた所でオープンデッキへ移動すると、私の歩く速度よりも「あかしあ」の方が当然速いので、途中で抜かされちゃいました。
 計算間違えたあ(^^;。
 私達の「はまなす」が先に汽笛を鳴らし、続けて「あかしあ」が汽笛を鳴らして。
 こーゆーの、やっぱりいいですよね。
 ご覧になっていた皆さんも、本当に楽しそうでした。

 お風呂に入って、グリルの時間まで、また展望通路でのんびり。
 このスペースって、特に名前は付いてないのかしらん…。
 グリルをちらっと覗くと、私の他、6人分の用意をしているみたいでした。
 良かったあ。
 一人だけじゃ無いって、いいですよね(^^;。

 ナイフやフォークも、新日本海フェリーのマークが入ったオリジナルです。
 ボルシチのサワークリーム、確かにアクセントになっていました。
 ちょっと量が物足りない気はするけれど、美味しいよ。
 飲み物の領収書を貰うと、船名の入ったスタンプは押してありませんでした。
 ちょっと残念。

 展望通路に戻って、また景色を眺めます。
 海しか見えん…。
 当たり前ですけど。
 眠くなって来たので、ベッドに戻ってお昼寝。
 お気楽です。
 こういう風に過ごしたくって、私はフェリーに乗ってるんだもん。

 1630、乗組員によるサックス演奏があるとの放送で目が覚めました。
 コンファレンスルームをちらっと覗いて、私はお風呂へ。
 お風呂もこれが最後だよ。
 出て来たら、まだサックス演奏をやっていたので、私も会場へお邪魔して。
 収容60人程のコンファレンスルームですが、立ち見も出る盛況でした。

 晩ご飯はレストランへ。
 カフェテリア方式ですが、品数が多いし、手書きのチラシもあって、選ぶのに迷っちゃう位。
 食べてみたいものが色々あるよー。
 こういうのって、幸せですよね。
 「おーしゃんうえすと」は寂しかったから…。
 結局、1,550円分を購入(^^;。
 デザートを食べ、コーヒーを飲んで、嬉しい気持ちになっている私なのでした。
 食後はオープンデッキで風に当たって。
 夜風が気持ちいいー♪。
 船内、ちょっと暑いんですもの。

 さあて、もう小樽です。
 「徒歩にて下船のお客様、下船準備の整った方から、ロビーにてお待ち下さい」っていう放送が流れて、この応対はソフトで嬉しいです。
 私は実際に下船が始まるまで、自分のS寝台に座っていたのでした。

 2115のバスで、小樽駅まで行きますよー。
 乗り換えたのはたったの3名。
 他の人達、みんな何処へ行っちゃったのかなあ…。
 2130には駅に到着。
 今日はこのまま、小樽に泊まっちゃいます。
 最初に検討したルートは、急行「はまなす」で青森へ出て、「びるご」で室蘭に戻って来るっていう…。
 止めなさいって(^^;。
 バスから降りた途端、雨が降って来ちゃいました。
 風も強くって、傘が全然役に立たないよお…。
 この旅の後の様子はこちらをどうぞ(^^)。


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