■07/07/21 ダイヤモンドフェリー「フェリーダイヤモンド」乗船記 今治14:10→神戸21:10
今治って、かなり手狭な港なんですねー。
トラックの積み込みが行なわれていますが、道路から直接船内に入るような感じで、誘導とか大変そうですもん。
私は乗船名簿を記入して、ネット予約の乗船券を購入。
昼間の航海なのに、グリーン寝台Aを予約してたりします。
寝る気満々なのですねえ。
さんふらわあのスタンプラリーも、まだしつこく続けているので、スタンプを押して貰って、と。
情報誌「さんふらわあ」の新しいのが出ていたので、そちらも貰って来ました。
「さんふらわあぱーる」の進水式を組み込んだツアーのチラシもありましたが、その日程での参加は、私には絶対に不可能です…。
船内の案内所で寝台の指定を受け、階段を上がって、自分のベッドを探します。
何故か、真ん中のベッドが指定されていました。
12人分のベッドがありますが、私一人の貸切です。
のんびり出来ちゃいますね。
寝台にもお部屋の中にも、コンセントはありませんけど…。
まあ、別にいっか。
窓付きなのが嬉しいな。
通常の2等にも、余裕はかなりありました。
船内には、気怠い空気が漂っています。
とりあえずデッキに出て、出航の様子を眺めようっと。
「フェリーダイヤモンド」はうんせうんせと転回を始めて、その横を大三島へのフェリーが行き来して、遠くにはしまなみ海道の大きな橋が見えてます。
日射しが眩しいっ。
こういう瞬間に、旅に出た!っていう実感が湧いて来て、嬉しくなっちゃいますね。
同じくデッキに出て来た外人さんと一緒に、瀬戸内の景色を楽しく眺めていたのでした。
1400から1430まではレストランが開いているので、私も何か食べようっと。
カフェテリア方式なので、好きな物を選べます。
んーと、んーと…。
特に食べたい物が無いよー(^^;。
困ったなあ。
さすがにこの時間は、品数も少ないみたい。
結局、唐揚げに決めて、それだけじゃ寂しいので、日本酒を…。
一皿で620円だったかな。
味はまあ普通なのですが、ちょっと高いと思いますです。
窓側に席を取ると、足元まで窓があるので、景色をじっくり楽しめますねー。
これは嬉しいです。
そういえば、ゲームコーナーからもトイレからも、見通しはとっても良くなってます(笑)。
居心地はそんなに良くありませんけど、レストラン閉店後も、席は自由に使うことが出来るみたい。
電子レンジもありますよ。
冷水と煎茶とほうじ茶は、サーバーから自由に飲めます。
外人さん達は、ここに定住して、本を読んだり、ゲームをやったりしていました。
レストランからコーヒーを取ったり。
まあ、2等船室は座敷ですし、文化が違う欧米の人達は、座敷じゃあくつろげませんよね。
お隣りには、特等専用のラウンジがあって、特等利用なら自由に休憩出来ますが、さすがに利用者さんは居ませんでした。
そうそう、船内にはアンケートを記入する机があちこちに置いてあるのですが、どうしてそんなあちこちにあるんだろ。
本来は別の用途で使っていたのかしらん。
私はもう一度デッキを一回りした後、ベッドに戻り、そのまま寝てしまうのでした。
夕方に目を覚まして、とりあえずお風呂へ。
この「フェリーダイヤモンド」は、さすがに古い作りなのですが、湯船は結構広いのですね。
ちょっと意外です。
真ん中で区切ってあるのは、一度に大人数が入れるように、なのかな。
勿論、他には誰も居ないので、のんびり過ごすことが出来ました。
1900からは、30分だけレストランが開きます。
やる気があるのか無いのか分からないような営業時間ですけど、お客さん自体、少ないですから。
仕方無いか。
昼と同じくカフェテリア方式です。
にしても…。
やっぱり食べたいものが無いなあ。
私の場合、カフェテリアだと目移りして、ついつい色々なものを取り過ぎてしまう傾向があるのですけど、それとは逆パターンなのです。
悩ましいなあ…(^^;。
おかずを選ぶと、すぐにレンジで暖めてくれるので、有り難いのですけど。
おかずを一つとご飯、そしてお味噌汁を選んで、970円になりました。
夕暮れの中、窓の外を阪九フェリーの「やまと」か「つくし」が反航して行くのを眺めつつ、のんびりとご飯を食べたのでした。
さあて、後は寝台でごろごろして過ごそうっと。
神戸が近付くと、お掃除のおばちゃんが入って来て、室内のゴミ箱の確認をして行きました。
その後、クルーのおねーさんが来て、間もなく入港です、と。
はあい。
にしても、二人共突然入って来るので、びっくりしましたよお。
別に、ハダカとかで居た訳じゃありませんけど(^^;。
色々と油断しているから…(←?)。
まあ、ノックするのも変ですしね。