「Top」 [旅のしおりのMenu]

旅のしおり

 ここには、新日本海フェリー「ゆうかり」新潟−小樽、の乗船記があります。
 朝の新幹線で到着した新潟駅から、バスでフェリーターミナルまでやって来ました。
 お客さんは、10人位。
 もう夏休みが始まっていますが、まだ混雑はしてないみたい。
 ウィラーのバス停も有りますねー。
 実際、高速バスからフェリーに乗り継ぐ人って、どの位居るのでしょうか。

 この旅の前の様子はこちらをどうぞ☆。

■14/07/24 新日本海フェリー「ゆうかり」乗船記3 新潟10:30−小樽04:30

 ネットから予約をして、「e乗船券お客さま控」も印字して来たので、特に乗船手続きは必要有りません。
 2階に上がってみると、イスがほぼ埋まった状態で。
 空いたイスを見付けて、乗船開始を待ちましょう。

 予定よりも若干早く乗船開始のアナウンスが有り、私は行列が解消した頃にのんびりと乗船します。
 それでも、船内のカウンターは大行列で。
 私は、ベッドの番号とグリルの時間指定を受けて。

 お部屋に行ってみると、入り口横の下段を指定されていました。
 向かいのベッドには、バイクで乗船された方が来られて。
 下段の2/3位が埋まっていたよ。
 さすがに上段までは使っていません。

 右は、覗いてみたツーリストS。
 どちらも、コンセントの追加設置はされていませんでした。

 船内をうろうろお散歩しているうちに、出航です。
 汽笛を鳴らしての出航だね。
 やっぱり雰囲気有ります。
 昼間の出航なので、大勢の方がデッキに出ていました。
 あっついあっつい。
 日差しがじりじりと照り付けて。

 デッキの手摺には、鳥さんがいっぱい居たよ。
 何気に、目つきが怖い…。

 それはいいのですが、糞の汚れが凄くって。
 一部の手摺には、鳥さん避けのロープが張られていたです。
 みんな、どこまでついて来るのでしょうね。
 鳥になれば、風になれば、分かるのかな。

 11:12になると、早くも船長さんからの挨拶が有って。
 今後のスケジュールのお知らせの後、船長さん、機関長さん、パーサーさんのお名前が紹介されます。
 現在は速力22ノット、気温25度、風力3メートル、波高1メートルとのことで。
 この先、入道崎を16:30頃、奥尻を22:00頃に通過の予定だそうです。

 船内ビンゴ大会も、すぐに始まりました。
 参加者が多そうなので、私自身は参加しませんでしたけど、盛り上がっていたみたい。
 船内のイベントは、その後15:15に、マリンバとギターのコンサートが、ビデオシアターで開催されて。
 相変わらず、私は参加していません…。
 一体、何してたんですかあ。
 んと、ご飯とお風呂の他は、ずっとフォワードサロンに居ましたです。

 喫煙と喫煙のフォワードサロンを、適当に行ったり来たり。
 後は、ベッドでお昼寝。
 これが最強なのですよ。

 ぼーっと海を眺めていたら、謎のブイが浮いていたりしましたよー。

 陸も見えない日本海の沖合いに、どうしてブイが…。
 素性は分かりません。
 そのままお構い無しに突っ込むのかと思ったら、僅かに舵を切って、回避していました。
 それはそうですよね…。

 そうそう、一番のイベントは、姉妹船「らいらっく」とのすれ違いなのです。
 すっかり暗くなった19:40、松前沖にて、進行右手に「らいらっく」がやって来て。

 先に「ゆうかり」が汽笛を鳴らして、あっという間のすれ違い。
 明かりを灯した「らいらっく」が遠ざかって行きました。

 夜には、ビジネスコーナーでも過ごしてみたです。

 ライトとコンセントが用意されているよ。
 居心地はそんなに良くは有りませんし、私はフォワードサロンやカフェテリアを転々としていました。
 同じ場所に居ると、飽きるのですもん。

 ご飯は、2食共グリルにしてみましたっ。

------
・食事オプション
 グリルランチ「夏ランチのショートコース」メイン1品(選択) 1 食
 グリルディナー「夏の船旅膳〜涼海風〜」 1 食

・合計金額  16,490 円
8,740円
2,500円
5,250円
------
 食事代が、運賃に匹敵します。
 てゆーか、ドリンク代を合わせると、運賃を超えちゃってます。
 バランス悪いー。


------
前菜 夏野菜いろいろ焼マリネ
スープ 冷製青豆スープ
メイン <肉>豚肉のハーブ焼き ドライトマト添え
パン
デザート 塩アイス
コーヒー
------
 グリルには、他に3組のお客さんが居らっしゃいました。
 家族連れのグループも居たよ。
 勿論、お一人様なのは私だけ。
 この人数なら、係のおねーさんも1人で十分みたい。

 船内では、「時間旅行 海の上の夏祭り〜星に願いを〜」という展示が行われていて、飾り付けが賑やかなのです。

 小部屋の一角が畳敷きの体験コーナーになっていたり。

 太鼓まで設置されていました。
 実演とかは有りませんでしたけど。

 やっぱり、北海道航路の夏は賑やかなのです。
 まあ、私にとって、夏の風物詩は、通路の手摺に掛けられたタオルなのですけどねー。

 以前見かけた、タオル禁止の掲示、今回は見掛けませんでした。

 後部デッキでは、ジンギスカンも楽しめちゃいます。

 次のシーズンには、私も挑戦してみようかな。

 暑いのが苦手なので、正直、夏の海よりも、冬の厳しい海が好きなのですが、青の青さを感じられるのは、この季節ならではって感じなのです。

 揺れは全然有りません。
 本当に、「らいらっく」は滑るように進んでいます。
 これだけでっかい船が進んで行くっていう事実に、改めて感動を覚えたりして。
 スケールおっきいのです。

 それでは、晩ご飯です。



------
お盆
小鉢  じゅんさいとろろ
中鉢  摘み取り湯葉ととんぶり
お造り 夏烏賊刺し うずら玉子

お椀 冷製お芋のスープ
北の焼肴 時を忘れた鮭 時鮭一塩振焼き 染め辛味大根とイクラ添え

北の蒸物 蟹海鮮蒸し 蟹庵掛け(蟹・筍・椎茸・ユリ根・三つ葉)

食事 雲丹ご飯 香の物 味噌汁
果物 赤肉メロン
------
 私は1人、せっせとお料理をやっつけますよー。
 コース料理を1人で食べるのって、少数派ですよねえ。
 苦手な人も多いでしょうけど、私は全然平気です。
 本当に1人だけだと、さすがにちょっと気まずいけれど…。

 お昼の分と併せて、ドリンクのお金を払います。

 「ルーム:TRB」って記載されていますねー。
 私の名前が入った領収書が用意されていましたが、何故か渡してくれませんでした。
 別に、いーのですけど(笑)。

 その後、パンフレットで情報収集をしたり、ゆうかり新聞をチェックしたり。
 新潟のレストランには、マリン弁当1,000円とか有るのですね。
 ざるラーメン550円始めました、なんてのも…。

 朝の早い船なので、夜もやっぱり早いです。
 私は凄く遅くまで起きてました。
 きっちり03:30には船内放送で音楽が流れて。
 総員起しっ。
 04:38には、下船出来たのでした。

 朝焼けの光の中にそびえる「ゆうかり」を眺めながら、ターミナルへと歩いて。
 小樽築港05:45発の始発電車の時間まで、ベンチに座って過ごします。
 缶コーヒーなんぞを飲みつつ。
 海上保安庁の展示を眺めたりしていたら、あっという間だったです。
 さあ、駅へと歩きましょう。

 この旅の後の様子はこちらをどうぞ☆。


「Top」 [旅のしおりのMenu]

 ゆかねカムパニー ©C.Maya 2014