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旅のしおり

 ここには、東日本フェリー「びなす」青森−室蘭、の乗船記があります。
 東日本フェリー「ナッチャンWorld」函館−青森、乗船記から続いてます☆。
 以前乗船した、室蘭発夜行便の乗船記はこちらにあるです。
 今回は逆コースに乗るよ。
 青森発の昼行便、ずっと乗ってみたかったのですよね。

 「ナッチャンWorld」が遅れて到着したので、旧ターミナルへと辿り着いたのは、13:10頃でした。
 予約もしていないし、さくっと乗船手続きをしなくっちゃ、だね。

■08/05/10 東日本フェリー「びなす」乗船記 13:30→20:00

 まずは、窓口で乗船名簿とコムレイドカードを出します。
 「…何ですか、このカード?」。
 えーと…。
 何ですかって問い掛けられるパターンは、新鮮かも(^^;。
 1割引になるカードでーす。
 窓口のおねーさん、本気で分からないみたい。
 函館と同じく、またまた奥に引っ込んでしまいました…。
 一緒に出て来た方が、後ろのキャビネットをごそごそ探して、割引一覧表みたいなファイルを出してくれたよ。
 ほっ。
 あ、1等に乗りたいのですけど、いいですかあ。
 最初に応対してくれたおねーさんは、何故か端末の操作が分からないらしくって、今度は別のおねーさんが応援に出て来たです。
 「相部屋になっても宜しければ、占有料金は発生しませんが、いかがしましょうか?」。
 えええ、相部屋ってことは、他の人と一緒になっちゃうってことですかあ?。
 って、出航時間は迫るし、そんなブリブリトークを交わしている時間は無くって(^^;。
 了承、だよ。
 1秒で了承して、乗船券を受け取ったのでしたあ。

 特に連絡バスについての案内はありませんでしたけど、友人から13:00と13:20に発車することを聞いていたので、その点は大丈夫だよ。
 既に停まっていたバスには、室蘭と高速船ターミナル、両方の行き先が貼られていたので、念の為に運転士さんに行き先を確認して、と。
 間に合ったね。
 まあ、歩いてもそんなにはかかりません。
 港の入口には、さっき「ナッチャンWorld」で追い越した「びるご」が近付いて来ています。

 車の乗船はとっくに終わっているらしく、乗船券の半券を渡すと、すぐにランプへと案内されました。
 トラックが20台位乗ってるね。
 私は、誘導してくれた人の指示で、エスカレーターを上がります。
 案内所で鍵を受け取って、と。
 案内所のカウンターには、にんにくせんべい試供品、っていうボックスが置かれていて…。
 試してはみませんでしたけど。
 気にはなりますねー(^^;。

 指定された201号室へと入ると、綺麗な四人部屋でした。
 東日本フェリーのタオルが置いてあるのは、「びるご」時代と一緒だね。
 そのときに1枚貰ったので、今回は貰わなくってもいいや。

 このベッドは、ランプにちゃんとコンセントがあるです。
 備え付けの冊子をめくって、レストランの営業時間を確認して、と。
 お昼ご飯と晩ご飯、2回も利用出来ちゃうね。
 それが結構楽しみなのです。
 何故か、船内放送ではレストランの案内は全く流れていなかったみたい。

 もうすぐ出航だし、デッキに出ようと思うのですが、デッキへの扉は夜間閉鎖の看板が出ていて、みんなロックされているのでした。
 なので、諦めてお部屋に戻っちゃいました。
 今思うと、自動扉を出て、エスカレーターの前からなら、デッキに出れたかもしれません。
 展望スペースにも行ってみたのですが、日射しが差し込むからか夜間航海に備えてなのか、全てカーテンが閉じられていて…。
 あらら。
 わざわざ開けるのは悪いみたい。
 ここに居らっしゃったのは2人だけなのですけど。
 2等船室は、隅の方がさらっと埋まった感じでしょうか。

 それじゃあ、レストランへ行こうっと。
 「ほるす」や「びなす」のレストラン、久しぶりだね。
 メニューは船室備え付けの冊子に載っていたので、迷わずに食券を買います。

 焼魚定食、900円。
 何のお魚なのかは、私には分かりません(^^;。
 レストランの利用者さんは、ドライバーさんが2組だけで、一般の方は居らっしゃいませんでした。
 のんびりですね。

 お部屋に戻ると、目の前に2部屋ある特等船室から、赤ちゃんの泣き声が聞こえて来ました。
 あ、今日は特等の利用者さんも居らっしゃるんだ。
 赤ちゃん連れだと、個室の方がゆっくり出来そうですものね。
 下船まで、特等のお客さんと顔を合わせることはありませんでしたけど、海側の和室、反対側の洋室、共に埋まっていたみたいです。

 その後は、お部屋のイスに座って、ぼーっと外の景色を眺めて過ごします。
 ついさっき、「ナッチャンWorld」から眺めた下北半島だね。
 そうこうするうち、14:05に青森からの「ナッチャンWorld」が、14:50に函館からの「ナッチャンRera」が、どちらも進行右側にやって来ました。
 窓には潮がいっぱいで、見通しがちょっと悪いのは残念でしたけど、楽しい体験でした。

 あ、そういえばお風呂にも行っておかなくっちゃ、ね。
 折角ですもん。
 「ほるす」とは違って、トイレと共通の入口から、お風呂の脱衣場へと入ります。
 ちょっと狭いお風呂ですけど、他には誰も居らっしゃらないので、これでも十分なのですよー。
 シャンプーとコンディショナーと石鹸の装備があるです。

 お部屋に戻ると、ほわほわとした幸せな気持ちに…。
 つまり、寝ちゃったわけですかあ。
 ごめんよー。
 ふと気が付くと、もう18:40。
 あ、寝過ぎてしまった…。
 慌ててレストランへ行きます。
 さすが、他には誰も居らっしゃいませんでした。
 今回は味噌ラーメン600円を食べてみたよ。

 船内でラーメンを食べるのは初めてですけど、こってり系の美味しい味噌ラーメンでした。

 もう、遠くには白鳥大橋のイルミネーションが見えて来ています。
 室蘭への入港って、これが嬉しいのですよね。
 右手のアンテナには、カラフルなイルミネーションが輝いていて。
 色々な色をした、キャンドルライトみたい。

 もう暗くなってしまったけれど、昼間の船旅もいいですよね。
 楽しーい。
 最高だよー。
 はてはて、ですう。
 …最後のは意味が分かりません(^^;。

 程なく、お部屋までキーの回収があって、私も案内所前のソファーへと移動するよ。
 今日の徒歩客は12人でーす。
 室蘭のターミナルは、レストラン「うみえる」は勿論、売店まで撤退してしまって、とてもとても寂しいのでした…。
 立派な建物なのに、勿体無いみたい。

 ゆっくり歩いて、室蘭駅を目指します。
 駅に向かって歩き出したのは、私一人だけだなあ。
 道路を潜った所で、キハ40からのワンマン車外放送が聞こえて来ました。
 あれれ、まだあの列車に間に合いそう。
 てことで、室蘭20:19に楽々間に合ってしまったのでした。
 あ、これなら、東室蘭で20:40の札幌行普通列車に間に合ったよお。
 でも、私は既に21:40の「スーパー北斗21」号の指定券を買ってしまっていたので…。
 何だか凄く損をした気分なのでした(^^;。
 この旅の後の様子はこちらをどうぞ(^^)。


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