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旅のしおり

 ここには、商船三井フェリー「さんふらわあさっぽろ」大洗−苫小牧、の乗船記があります。
 今回は、グリーン家電エコポイントと、“シングル・デラックス”キャンペーンを組み合わせてみました☆。
 この乗船券引換券、有効期限は06/16になっていますが、震災後ずっと運休していた為、1年間の延長が認められて。
 出発当日のお昼頃、予約センターに電話をしてみると、キャンペーンの空室が有るとのことで、デラックスルームを採用なのです。
 実はこの2週間前にも、当日乗船のチャレンジをしたのですけど、そのときは満席で、出発を断念したの。
 ただ、今回もちょっとした懸念材料が…。
 低気圧が2つも接近して、海上は悪天候が予想されていました。
 気象庁のサイトで波の高さの推移を追って行くと、むむむ、何とかなりそうな感じ…?。
 これは、低気圧との壮絶な追いかけっこになりますねー。
 捕まったら、アウト。
 死にます(^^;。
 波のように、寄せては引く痛みが続くの。
 そのときはそのときですし、もう覚悟を決めて乗船を決めちゃいましょう。

 上の写真は、一ヵ月後の「フェリーはちのへ」から撮りました。
 この旅の前の様子はこちらをどうぞ(^^)。

■11/12/02 商船三井フェリー「さんふらわあさっぽろ」乗船記5 大洗18:30−苫小牧13:30

 大洗駅からターミナルまで、海遊号の利用を考えていましたが、バスを待っている間に歩いてしまった方が早いので、とことこ歩きます。
 ターミナルへの到着は、私の方が若干早かったみたい。
 出航の1時間前、余裕をもって乗船手続きをするよ。
 今回は、商船三井から電話がかかって来ることも無く。
 と思ったら、しっかり着信履歴が残っていました…。
 歩いていたから、気が付かなかっただけ(^^;。
 着信時間から察するに、私がターミナルに到着した直後だあ…。

 乗船名簿を記入して、乗船券引換券にサインをして、差額をクレジットカードで支払い。
 窓口では、船内のレストランメニュー紹介と、自動販売機の配置図がプリントされた紙を渡してくれて。
 便利なのです。
 もうとっくに乗船開始になっているので、本船へと向かいましょう。
 今回もタラップからの乗船となるので、旧ターミナルの建物2階から地上へと降りて、岸壁の道路を横切るです。

 デラックスルーム(特等船室)の利用は、久しぶりだよー。
 冷蔵庫に食料をしまって、と。
 DVDのデッキは、今回は特に使い道が無いです。
 ちなみに、マリンシアターは、機材故障の為にお休みとのことで。
 お風呂も、多分使わないよ。
 ただ、船内放送では、今後の揺れが予想されるので、展望浴室を閉鎖する可能性が有って、今晩中のご利用をお勧めします、と。
 もしかしたら、使うことになるかも…。
 船長さんの挨拶でも、見解はそんな感じに。

 今回は個室ですし、食料は全て事前に調達して、持ち込み済みなのですよー。
 飲み物だけ、船内の自販機で買いましょう。
 給湯室へ行けば、電子レンジも置いてありますけど、わざわざ暖めなくってもいっか。
 サッポロクラシックを買って来て飲んだり食べたりしていたら、もうすっごく眠くなって、早くから寝てしまいます。
 明日はお天気だといいな。

 備え付けの冊子には、船内貸し出し品の案内なんかが綴じて有ります。
 DVDのタイトルも。

 翌朝。
 ちょっとだけ揺れてはいるけれど、気にする程では無くって。
 ほっ。
 デッキに出て海面を眺めても、特に荒れている感じは有りません。
 なので、船内も落ち着いています。
 その後、ちょっとしたプカリ感を味わいつつ、これ以上揺れたら死ぬよお、なんてネガティブになっていた私も、最後まで無事でした。
 下船後に商船三井フェリーのサイトを見たら、以下のようなお知らせが出ていたっけ。
------
2011.12.03 12:45現在
12月2日(金)
<大洗発>
夕方便 18:30発 定刻運航中
<苫小牧発>
夕方便 18:45発 定刻出港 大洗港到着済み12月3日12:35着岸
12月3日(土)
<大洗発>
深夜便 01:45発 定刻運行中
夕方便 18:30発 苫小牧港到着大幅遅延の恐れあり
<苫小牧発>
深夜便 01:30発 定刻出港 大洗港到着大幅遅延の恐れあり
夕方便 18:45発 定刻出港 大洗港到着大幅遅延の恐れあり
12月4日(日)
<大洗発>
深夜便 01:45発 大洗港出港及び苫小牧港到着大幅遅延の恐れあり
<苫小牧発>
深夜便 01:30発 定刻出港 大洗港到着大幅遅延の恐れあり
------
 一番上が、私が乗船していた「さんふらわあさっぽろ」です。
 危なかったね。

 展望浴室へ行ってみると、さすがに湯船はザバザバお湯が波打っていて、あんまりのんびりとは出来ません。
 取り敢えず、歩くのに支障は無いので、気にせず浴室内には居られます。
 何人かのお客さんが、入りに来ていましたよん。
 とっても広い浴室と脱衣場、凄く気持ちがいいです(^^)。

 お昼には特に何も食べない予定ですけど、折角なので売店へ行ってみようっと。
 売店も、クリスマスシフトで華やか。
 これはテンション上がります。

 さんふらわあのグッズ、かなり充実しましたねー。
 車だったら、色々と買い込んでしまいそう。
 たまには、車も一緒に積んで、フェリーに乗りたいなあ。
 私は、とうきびアイスとスモーク卵を買いました(笑)。

 もう間もなく、ルームキー回収の放送が入りますね。
 苫小牧の港内に入ったところで、案内が有りました。
 通路を少し歩いて、階段前で待ち構えていたクルーにキーを渡したよ。
 コツンっとした衝撃を感じたので、部屋の窓から覗いてみると、真下にタグが付いた所。
 うんせうんせと押してくれているのを眺めてつつ。
 接岸まで、かなり時間がかかったような印象でしたけど、定刻でした。

 ボーディングブリッジに掲げられた、茨城県のポスターを眺めながら、下船です。
 ん、今回はひたすら船室に閉じこもっていたので、あんまり書くことが無いかも(^^;。

 ターミナルでは、数ヵ月後の3/31で運行を終了する、苫小牧市営バスのパネル展が開かれています。
 昔の貴重な写真がいっぱいだよ。
 車掌さんのハサミ等も展示して有って。
 歴史を感じさせます。
 みなとイルミネーションは、昼間の点灯していない時間に見ると、骨組みだけの、かなり情けない姿(^^;。
 今回は札幌に用事が有るので、高速バスで札幌まで行きましょう。
 地下鉄に乗り換えちゃうので、正確には大谷地まで。
 バスにはフェリーターミナルから10数人、苫小牧駅からも10数人の乗車が有って、その後も市内の細々としたバス停でお客さんを拾って行くよ。
 苫小牧は、プラザホテルニュー王子や、苫小牧プリンスホテルが休業してしまって、ますます寂れているみたい…。
 その代わり、別の新しいホテルが出来てはいるのですけど。

 この旅の後の様子はこちらをどうぞ(^^)。


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