■09/10/06 商船三井フェリー「さんふらわあふらの」乗船記4 18:45→14:00
今回の乗船は、丁度“シングル・スタンダード”キャンペーンが始まったばかりの日だったので、それを利用します。
二ヶ月も前から、予約センターに電話をしたよ。
さくっと洋室が取れました。
支払い方法は、コンビニかカードかを聞かれたので、カードを選んで。
口頭でカード番号を伝えて、その場で決済は完了。
何しろ、申し込んだのが早いので、旅立ち前に口座からの引き落としも完了してしまいました。
乗船手続きの手順を説明してくれようとしたおねーさんは、私の電話番号から乗船履歴を引っ張って、大丈夫ですよね、という確認が有りました。
はあい。
そんなに何回も乗っているわけではありませんが、色々なお約束は承知してまあす。
その後、乗船が近付いた頃になって、日付を間違えて予約してたりしないかが急に心配になって、貰った予約番号をネットから確認してみると、ちゃあんと合っていました。
ほっ。
「スタンダード洋室大人1名。無賃ルームチャージ3件」との記載が有ったよ。
レンタカーで辿り着いた苫小牧、晩ご飯は済ませてしまおうと思ったけれど、やっぱり船内のレストランを使うことにして、そのままターミナルに向かいます。
レンタカーを駐車場に入れて、カウンターで返却の手続き。
おねーさんが車の確認をしている間に、私はカウンターに置いて有った、
西港フェリーターミナルのスタンプを押します。
こんな所に、スタンプなんて有ったんだ。
乗船手続きをすると、徒歩の乗船開始は17:30からと案内されて。
まだ30分以上あります。
まあ、私はやることがいっぱい、いっぱーい有るので…。
もお、怪しいなあ(^^;。
ここで、「船内レストランのご案内」を貰ったよ。
秋の新メニューは、「ふらの」と「さっぽろ」で違っていて、「ふらの」は秋刀魚卸し煮と秋野菜の揚げ煮びたしですって。
メニューは、全部で27品とか。
実は品数って決まっていたのですねん。
ちなみに、朝食は26品、昼食のカレーは4品ですって。
夜の営業は18:00から19:30までで、1,800円です。
セット券は、2,300円。
プラス500円で、朝食か昼食が食べられるなら、お得なのです。
実際の乗船開始は、10分程遅れて、17:45になりました。
私は、ある程度の時間を空けて、のんびりと乗船します。
長い通路をとっとこ歩くよ。
いよいよ船旅の始まりなのです☆。
まずは、インフォメーションでキーを受け取りましょう。
何故か、随分と沢山、お出迎えのクルーが居らっしゃいました。
制服を着ていないから、添乗員さんなのかな…?。
そんなに沢山、団体さんが乗っているのかしら。
ともあれ、右舷側のお部屋を案内されたので、まずは荷物を置いて来ちゃおう。
大洗航路の4人部屋を利用するのって、実は初めてだったりします。
初めて当時の1等船室に乗ったときは、占有料金を支払っての、ツインルーム利用でした。
「さんふらわあふらの」のこのお部屋は、お馴染みな東日本フェリー風味みたい。
以前と違うのは、ポケットティッシュが添えられていること。
特に商船三井仕様ってことは無く、真っ白けなティッシュだったよ。
なので、貰っては来ませんでした。
タオルはお馴染みのさんふらわあですね☆。
四つベッドが有る場合、何処を使うかは好みによるのでしょうが、私はいつも、窓に向かって右側を使うです。
何となく…。
さすがに、わざわざ上段を使おうなんて人は居ないでしょうけど。
それじゃあ、まずはレストランへ行こー。
券売機の前でちょっと迷ったけれど、セット券では無く、夕食だけを選んで購入しました。
朝は何も食べなくっていいや。
って言うか、昼まで寝ててやるんだから!(^^;。
レストランのおねーさんに食券を渡すと、すかさずスタンプを押してくれようとしたけれど、あ、私はセット券じゃ有りませんよー。
その様子から察するに、セット券の利用者さんって、多いのですね。
差額が500円なら、私だって両方利用したいって思いますもん。
それが、利用者さんと船社さん、両方の利益に繋がるなら素晴らしいことなのです。
今回の私はですね、とにかく眠くって。
人魚姫なら、沫になって消えてしまいそうな位に。
何ですかそれは(^^;。
さんふらわあ名物の、色違いケーキ♪。
最初はまだ凍っていたけれど、少し時間が経つと、いい感じになりました。
パインとメロンも甘くて美味しかったよ。
ただ、ちょっと食べにくいので、私はケーキばっか食べていました(^^;。
バニラ・らんらん、ショコラ・らんらん。
美味しいは楽しいね。
女子受けも大事かなって思いますし。
カロリー計算は、気にしない振りで…。
それから、オレンジジュース。
基本、味覚がお子ちゃまなので…。
ここで思い出しちゃいけないのかもしれないけれど、この前に乗った新日本海フェリー「フェリーあざれあ」のオレンジジュースは、何だか妙に薄かったのです。
そんな所でコストカットをしているとも思え無いので、設定を間違えていたのかなあ。
アンケートに書いておけば良かったね。
この「さんふわらあふらの」は、勿論ちゃんとしていたよ(^^)。
お刺身は、これが有ると、何だか嬉しくなってしまいます。
入口横のスペースでは、団体さんが定食メニューでお食事中です。
おかわり自由なご飯とお味噌汁は、別に置かれていました。
体格のいい男性ばかりなので、トラックドライバーさん?。
あ、もしかしたら、自衛隊の方々なのかもしれません。
ちなみに、レストランの利用者さんは、全部で30人位でしょうか。
そんなこんなで、出航前に私がケーキを沢山食べていた頃、船長さんからの案内の放送が入ったよ。
台風18号の影響はほぼ無いでしょう、とのこと。
ただ、関東地方は低気圧に覆われているので、多少の揺れは有るかもしれないって。
ふわふわり、ふわふわる。
船酔いの心配は、そんなにしなくっても大丈夫そう。
揺れるときは揺れるのですし。
ふわふわる、ふわふわり。
レストランでご飯を食べている間に、「さんふらわあふらの」は出航しました。
私は船内をお散歩。
殺風景だったミーティングルームも、右と左に備品が増えて、ちょっとだけ賑やかになりました。
こんなに広く、子供たちが自由に走り回れるスペースが取れるのも、船ならではなのです。
そんな光景を想像しつつ。
…今は誰も居ないや。
私は、外洋での船内からの日の出って、実は見たことが有りません。
だって、眠いじゃないですかあ(^^;。
年越しクルーズのときだって寝ていた位ですもん。
筋金なのだっ。
ゲームコーナーでは、脱衣麻雀の機種のチェックを…。
しようと思ったら、いつも先客が居らっしゃって、確認は出来ませんでした(^^;。
一応18禁なので、ちゃあんとカーテンが有って、仕切れるようになっているのですね。
何だか怪しい雰囲気。
とゆーか、こっそりこんな写真を撮っている私の方が、よっぽど怪しいのです。
それから、奥の方には、謎のペットルーム予備室が有ったです。
室内はどうなっているのでしょうねー。
売店も、「さんふらわあふらの」は品揃えが豊富なので、色々と選ぶ楽しみが有って。
ちゃんとした部屋にはなっていないけれど、ちょっとだけ雑然とした感じが、逆にいいかも。
後は、お風呂に入って、お部屋でのんびりなのです。
さんふらわあ文庫から、うめももさくらとか借りて来て。
懐かしいな。
私も昔、持ってましたよお。
翌朝は、何故か早くから目が覚めてしまって。
そんなに食欲は無いので、お菓子を食べたりしつつ、朝もお昼も、レストランの利用はしませんでした。
外の景色は、ずっと小雨に煙っていて。
かなり陸に近い所を進んで行くね。
昨日に続き、ブリッジからの案内が有りましたけど、この先も特に問題は無さそうです。
自己紹介が無かったのは、ちょっと残念かも。
なんて、船長さん以外だと、名乗りにくいっていうのは有りますよね(^^;。
程無く、キー回収のお願い放送が流れたので、案内所へと持って行きます。
案内所まで行かなくっても、階段の前でクルーが待っていてくれるので、手渡します。
私は、クルーが部屋を回ってくれるより、自分で持って行く方が好きかな。
自分のペースを乱されなくって、済みますものね。
てことで、雨の大洗に入港です。
私が思っていたよりも、徒歩下船の方が居らっしゃいました。
10人位?。
この後は、バスで水戸まで出ますよお。
実は、このバスに乗るの、初めてだったりします。
今までは、大洗まで歩いたり、迎えに来て貰ったりだったから…。