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旅のしおり

 ここには、ダイヤモンドフェリー「スターダイヤモンド」神戸−大分、の乗船記があります。
 この旅の前の様子はこちらをどうぞ(^^)。

 新大阪までの新幹線では色々ありましたけど、ともあれ、住吉1815発の連絡バスに間に合いました。
 この便が最終の接続です。
 ふう、やれやれ。
 こんなことなら、次の2100発の「ブルーダイヤモンド」にすれば良かったかも。
 それに、「スターダイヤモンド」には乗ったことがあるけれど、「ブルーダイヤモンド」にはまだ乗ったことがありません。
 あ、何かテンション落ちて来ちゃった…。
 ううん、もうすぐ引退する筈の「スターダイヤモンド」に乗っておくのも、決して悪く無いですよね。
 前回乗ったのだって、3年以上も前なんですし。

■07/07/27 ダイヤモンドフェリー「スターダイヤモンド」乗船記 神戸19:00→大分06:30

 バスから降りると、阪九フェリーの「フェリーせっつ」が丁度出航して行くのが見えました。
 ターミナルから、ちょっと変わったメロディーの蛍の光が流れていて。
 それを見送って、乗船手続き。
 ネットから、一人用の1等Aを予約しています。
 夏休み中だし、金曜日だし、満席かもって心配したのですが、前日の予約でも、ちゃんと部屋の確保が出来ました。
 窓口の掲示を見ると、特等1等共に、Bが満席でAが空席有りなので、ビジネスのお客よりも家族連れが動いているみたい。
 考えてみれば、当然ですよね(^^;。

 船内へと進んで行くと、作りは数日前に乗った「フェリーダイヤモンド」に、とても良く似ています。
 何だか、勝手知った感じがするね。
 案内所でキーを受け取って、お部屋へと向かいます。
 荷物を置いて。
 もうすぐ出航時間なので、とりあえずデッキへ出てようっと。
 丁度レストラン営業開始の放送が流れ、レストラン前には行列が出来ていました。
 これは、カフェテリア方式の宿命かもしれません。

 デッキから、遠離る神戸の街と山並みを眺めつつ…。
 やっぱり気持ちいいですよね。
 ちなみに私は、明後日の朝、お隣りの阪九フェリーで帰って来ます。
 1週間前には、更にお隣りのオレンジフェリーでも出入りしたっけ…。
 マルエーフェリーにも乗っていれば、ここの岸壁、フルコンプだったのにな。

 それじゃあ、ご飯にしましょうか。
 さすがにこの便は、色々なお皿が並んでいます。
 アスパラカツと麻婆茄子とご飯、そして生ビールを頼んだら、合計で1,900円とかになっちゃいました。
 高いなあ。
 普段は飲まない生ビールを飲んだら、お腹が苦しくなってしまって、全部食べるのに、かなり苦労したりとかして。
 炭酸、弱いんですよお。
 でも、大人として、暑い夏のフェリーに乗ったら、生ビールを飲まなくっちゃ!。
 なんてこと↑を書くと、何だか背伸びしている子供みたいなので、もう止めておきます(^^;。

 家族連れとドライバーさんが、完全に混在して調和したレストラン内です。
 別に調和はしていませんかあ?(^^;。
 このレストランは、2030まで営業しています。
 売店と案内所も、同じくその時間まで。
 売店ではダイヤモンドフェリーのオリジナルグッズも売っていますし、お土産も色々あって、品物を選ぶ楽しみがありました。
 閉店の30分前と10分前には、その旨の案内が船内放送で流れますから、親切です。
 「営業のご案内です」で始まる放送は、この会社独特みたい。

 予告通り、2030に閉店の放送が流れて、明石海峡大橋の案内があって、消灯時間の案内がありました。
 消灯は、2040とのこと。
 って、消灯時間、はやっ。
 レストランが閉店した10分後には、もう消灯なんですかあ。
 確かに、明日の朝の入港も早いのですけど…。
 早々に寝かし付けられちゃうみたいだにゃあ。

 私はお部屋でのんびりします。
 カーテンを明けて、夜の海を眺めつつ。
 この船室、テーブルとイスの配置がいいんですよね。
 景色が凄く見やすいの。
 明石海峡大橋も窓越しに眺めて、その真下で神戸行らしいフェリーの灯りと擦れ違ったのでした。

 船室内には、船内の案内やパンフレットを綴じたクリアファイルが置かれていて、便利です。
 情報誌「さんふらわあ」も入っていました。
 ハンガーが2本あるのも便利だよ。
 テレビもありますが、私は船内でテレビを見ない人なので…。
 コンセントを抜いて、充電に使っちゃいました。
 他にも、洗面台の所に、最初から空いたコンセントがあります。
 それから、浴衣と、薄いサービスのタオルと歯ブラシ。
 古びてはいますけど、使い勝手のいいお部屋です。
 枕が凄く柔らかいからびっくりしたけれど、私は寝るときに枕は使わないので、あんまり関係ありません。
 ベッドはスプリングの硬さが伝わって来るような感じ…?。

 今日は何だか疲れたし、とりあえず寝ちゃおうっと。
 すやすや…。
 4時間位寝たらすっきりしたので、午前01時過ぎにお風呂へ行きます。
 24時間いつでも入れるのって、嬉しいね。
 お風呂の作りは、やっぱり「フェリーダイヤモンド」と似ているよ。
 のんびりとお湯に浸かって。
 気持ちいいな。

 お風呂から出て、レストランを覗いてみましたけど、さすがにここで寝ているような方は居らっしゃいませんでした。
 宴会も全て終了していて、完全に無人です。
 船内を一回りしたら、マッサージチェアで寝ている方は居ましたけども。
 さあて、自分のお部屋に戻ろうっと。
 窓越しに来島海峡大橋を眺めて、私はまたベッドに潜り込んだのでした。

 翌朝。
 船内放送で起きました。
 0530からの、レストランの開店案内がありましたが、昨晩食べ過ぎたし、今回はパス。
 考えてみたら、ダイヤモンドフェリーの朝食って、食べたことがないや。
 ぎりぎりまで寝ていたので、朝のお風呂も省略っ。
 ルームキーの回収におねーさんがやって来て、私も下船したのでした。
 新しくなった大分港は、初めてです。
 綺麗になりましたねー。
 正面に大分駅行きのバスが横付けされて、便利にもなりました。
 JRの西大分駅からは逆に離れてしまいましたが、それでも徒歩8分ですもの。

 私は青春18きっぷなので、西大分駅へと歩きます。
 途中に24時間営業のマックがあったので、時間調整を兼ねて、休憩したよ。
 24時間営業とは言っても、イートインは0630からなので、ちょっとだけ待ったりしましたけど。
 この旅の後の様子はこちらをどうぞ(^^)。


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