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旅のしおり

 ここには、東海汽船「セブンアイランド虹」館山−東京、の乗船記があります。
 私の地元、千葉からの航路は貴重ですもん。
 03月14日から月末までの臨時運航ではありますけど、初日の上り便に乗って来ちゃいました。
 でも、館山から乗船したのは私一人だけで、とても寂しかったです(^^;。

■05/03/14 東海汽船「セブンアイランド虹」館山−東京

 昼下がりの館山駅は、ぽかぽか陽気。
 あ、花粉症が…(^^;。
 駅の改札から階段を下りると、東海汽船名でジェット船シャトルバスの立て看板がありました。
 あ、そんなのあるんだ。
 館山航空隊まで路線バス利用かと思っていたので、助かります。
 ちなみに、隣りに立っている客船「ぱしふぃっくびいなす」の初寄港歓迎看板の方がずっと大きいの。
 明後日、03月16日の午前8時に来るんだあ。
 ちょっと見たかったかも。

 バスはジェット船に接続して、08時30分と15時45分に館山駅前から出ます。
 230円。
 まだちょっと時間があるので、本屋を覗いて、マックでのんびり。
 ここのマックでポテトを注文したら、時間がかかりますって言われて、待ち時間は何と20分!ですって。
 びっくりしちゃった。
 何か、機械が故障して、修理中だったみたい。
 そっかあ。
 あー、びっくりした。
 館山はそんなに仕事が遅いのかと思ったもん(^^;。

 30分過ぎにバス乗り場へ行ったら、もうバスは待機していました。
 館山日東交通のバス。
 方向幕は無いので、ワープロ打ちの紙が貼ってあるの。
 他にお客は誰も居なくって、関係者の方に今月いっぱい走りますので宜しく、なんて挨拶されちゃいました。

 バスはすぐに岸壁に到着。
 乗り場前に横付けです。
 あ、ここって、何回か釣りに来たことがあるよー。
 お馴染みの岸壁。
 プレハブの小屋と、テントにイスがいくつか。
 ジェット船用に、無料の駐車場もありました。
 とりあえず小屋に入って、ネット予約のプリントアウトを示して、乗船券を購入します。
 乗船名簿にも記入して、っと。
 程なく、手書きの乗船券が発行されました。
 今日、ここからのお客は、私一人だけなんですって。
 ひー(^^;。

 外に出てぼーっと海を見ていたら、館山市役所の課長さんに話しかけられて。
 ん、他にお客さんが居ませんもんね。
 何処でこの船のことを知ったのかとか、館山の何処を回ってきたのかとか、館山の印象とかを聞かれて、ちょっと困ってしまいました(^^;。
 まあ、今回は取材じゃ無いので、ちょっとだけ気は楽なんですけど。

 程なく、大島からの「セブンアイランド虹」が到着。
 ナナメに弧を描いて、岸壁ぎりぎりまで翼走して来たよ。
 格好いいー。
 何処から来たのか、見物人が続々と集まって来ます。
 でも、着水してから岸壁に接岸するまで、妙に時間がかかるのね…。

 タラップがかかると、お客さんが沢山降りて来ました。
 大島−館山の需要って、実は結構あるのかも。
 それとも、今日が初日だから…?。
 東京まで行くのは、私1人なんですけどね(^^;。
 だって、高いもん。
 4740円もするよ。
 ネット予約で1割引になっても、4270円。
 これは、JRの特急「さざなみ」よりも高いし、高速バスなら1往復出来ちゃいます。
 その代わり、所要時間は1時間15分と、ダントツに速いわけですけど…。

 さて、下船が終わった所で、私がひとりぼっちで乗船。
 2階席に乗ると、他に乗っていたのは5人だけ。
 1階席は知りません(^^;。
 定刻に出港して、モード切り替えにはやっぱり時間がかかるみたい。
 座席は飛行機みたいな感じで、シートベルトもあります。
 本当は、翼走の前後にはベルトを締めなくちゃいけないらしくて、ベルト着用のサインも出ていましたが、特にチェックはされませんでした。

 室内には速度計があって、78キロを保って東京湾を走ります。
 速いなあ。
 でも、実際の所、あんまり速いっていう実感は無いんですよね、これが。
 そりゃそうですけど。
 揺れも無いし。
 どんどんと他の船を抜かしているので、爽快ではあります。
 私は座席を右と左に移動しつつ、何か変わったものが見えないか、ごそごそやっていたのでした。

 そんな感じで、あっという間に竹芝に到着。
 このターミナルに来るのは初めてですけど、雰囲気ありますねー。
 いずれここから伊豆七島に渡ることがあるかもしれません。
 なんてことを考えつつ、私は浜松町まで歩いたのでした。


 おまけ。
 館山までは、東京湾フェリー「くりはま丸」経由で行きました。
 月曜なので、久里浜には「しゃとるよこすか」が停泊していたよ。

 「しゃとるよこすか」が遠くなって、「かなや丸」とすれ違って、エサ目当てのカモメが何処までもついて来ます。


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