■12/07/28 四国開発フェリー「おれんじ8」ワンナイトクルーズ乗船記 大阪南港12:40−20:00新居浜20:40−21:50東予22:30−大阪南港06:00
乗船開始時刻に合わせて、12:00に大阪南港に戻って来ましたっ。
一応、乗船名簿も記入して、カウンターに並びましょう。
私の順番になると、ワンナイトクルーズの乗船券は既に印字されて、案内の冊子と一緒にクリアファイルにまとめられていました。
2等寝台の利用で、1人13,500円だよ。
乗船券と一緒に、3食分のお食事券、船内スケジュールやキャビンプラン、ビューポイントの案内が同封されていて。
お食事券には、「オレンジパック」というゴム印が押されています。
前回と比べて、随分と親切になりました。
当時はですね、かなり出たとこ勝負ってゆーか、現場の判断で進行して行くってゆーか…。
手作りで手探りな感じが満載でしたもん(笑)。
船内スケジュール表によると、12:10に案内所前で段取りの説明を受けて、12:20からレストランでウェルカムランチ、13:05にブリッジ見学の為に案内所集合、とのことで。
結構慌しいのです。
出航前から、分刻みのスケジュールなんだあ。
取り敢えずお風呂に…、なあんてことは許されません(笑)。
まあ、慌しいのは最初だけなのですけどねー。
ターミナルの2階に上がって、先に到着していた友人と合流して、段取りの確認をするよ。
ついでに、前後の行程を報告し合って。
お互い、行動を共にするのは、この「おれんじ8」だけなのです。
それでは、乗船しましょうかあ。
私が新門司から乗船して来た「フェリーきょうと2」の横を通って、とてとて歩いて行きます。
外は滅茶苦茶暑いねえ。
案内所へ行くと、往路と復路、両方の半券が回収されて。
2人分のアメニティが渡されました。
1等に置かれているのと同じものですねー。
希望すれば、バスタオルも貸して貰えるのですって。
さすがクルーズ、至れり尽くせりなのです(^^)。
船内スケジュール表には、明石海峡大橋と瀬戸大橋の通過時間、手書きで日の出と日の入の時間もちゃんと書かれてますし。
助かります。
私達のお部屋は、8号室。
出入り口脇の上下段が指定されていたよ。
年長者の友人に敬意を表して、私が上段を使いましょう。
上段なんて、久しぶりだにゃあ。
ちなみに、往路は私達の貸切ですが、復路は満席になっているそうです。
それはそうですよねー(^^;。
まずは、荷物を片付けたり、チケットの写真を撮ったりして、ごそごそ。
携帯の充電もしておきましょう。
ベッドランプの下には、コンセントがちゃんと有りますよー。
ハンガーや浴衣の装備も有って。
でもでも、さすがに上段は狭いなあ(^^;。
満席になったら、梯子の上り下りにも気を遣うから、大変そうだあ。
程無くウェルカムランチの時間になります。
時間は厳守だからね。
前回みたいに、遅刻してお部屋までクルーが迎えに来たりしたら、申し訳無いですもん。
ウェルカムドリンクは、それぞれアイスコーヒーとミニビールをチョイス。
懐かしい懐かしい、唐揚げ定食とエビフライ定食を頂きましょう。
2人居ると、おかずを交換出来たりするのがいいですね。
お味噌汁の味は変わらなかったけれど、具は少な目の、普通な感じになりました。
おれんじ定食も気になります。
意外にも、ボリューム満載!って感じでは無いのですね。
銘酒の数々は、お酒好きの人には嬉しいでしょう。
利き酒セットみたいなものも有りましたよお。
出航時間になって、「おれんじ8」が転回すると、フェリーターミナル対岸のジェイエフイー物流の流通センターに、RORO船が泊まっているのが見えます。
何気に、私はこれが凄く楽しみだったりして(^^)。
今日の船は何かな…?。
「紫隆丸」でしたっ。
この船も、以前私が市川に駐在していたとき、関わりが有ったりするのですよー。
「紫隆丸」は、私の転勤直前にロールアウトして来たんだっけ。
コイルのパレット式キャリア専用のRORO船なのです。
暫くすると、窓の外には謎の人工島が見えます。
大阪湾の真ん中みたいな所を埋め立てて、どうするんだろ…?。
空港とかじゃ無いよね。
どうも、ゴミを埋める為の島だったみたい。
ゴミの処理って、何処も大変ですよね…。
ご飯の後は、案内所前に集合です。
ここで、今日のワンナイトクルーズの参加者さんの全容が明らかに!。
なあんて。
合計で、6グループ10名ってとこですかあ。
お1人で参加の方も、家族連れも居らっしゃいます。
年齢層は、予想よりも低め。
クルーの引率で、デッキ経由でブリッジへと。
簡単な説明を受けて、双眼鏡で進行方向を眺めて見たり。
前回は、結構長い時間お邪魔してしまったのですが、今は手持ちが10分と決まっているみたい。
ささっと見て、そそくさと退散する感じでしょうか(笑)。
私も、特に質問とかは用意していませんでした…(^^;。
これ以降は、ご飯以外、自由時間です。
まずはお風呂でしょー。
他に誰も居ない、広々としたお風呂は快適でした。
サウナ併設の水風呂に浸かってみたり、同行者のスタイルで過ごすのも新鮮だったよ。
この後、普段の私ならお昼寝タイムに突入してしまうのですが、折角の昼便ですし、話相手も居ることですし、スカイラウンジに上がって、瀬戸内海の景色を眺めることにしましょうか。
自販機で缶ビールを買って、進行方向左側のソファーに座って。
のんびり。
いいですねー。
売店でおつまみ買うのを忘れていたのは、痛恨の極みでした(^^;。
フォワードのラウンジも居心地は良さそうですが、やっぱり視界の広いスカイラウンジの方がいい感じ。
あ、フォワードラウンジは、特等専用なのでした。
15:45頃には、商船三井フェリーの「さんふらわあとうきょう」が対向して来て。
その後も、小豆島航路や宇高航路のフェリーが前後を横切って行きます。
現在地は、片隅に掲げられている航路図と照会しつつ確認です。
沢山の船が行き交うね。
橋が出来る前は、もっと沢山の船が瀬戸内海を横断していたのでしょうね。
今からは、とても想像出来ません。
16:50頃に、大阪南港行きの「おれんじ7」と擦れ違い。
特に案内の放送は流れませんでした。
今ではもう、見ることが出来なくなってしまった光景なのです。
17:10頃には、予定よりも早く瀬戸大橋を通過です。
丁度、高松行きのマリンライナーが駆け抜けて行きました。
他のお客さんもデッキに出て、橋を見上げていたよ。
でっかい橋は、やっぱり迫力有りますねー。
私達は、ずっとスカイラウンジとデッキを行き来していて、とうとう全くお昼寝をしなかったのでした。
これは、快挙です!(^^;。
やっぱり、楽しいですよね。
18:10には、クルージングディナーの時間だね。
前回は和食にしたので、今回は洋食のディナーだよ。
ずらずらと並べてみましたっ。
オードブルからデザートまで、ボリュームたっぷりなのです(^^)。
優雅なお食事を満喫だあ。
新居浜港に入港すると、「おれんじホープ」がお出迎えしてくれました。
そろそろ日が暮れて、夜の帳が降りて来ます。
今のうちにお風呂に入って、東予からの混雑に備えましょうか。
入港の前後には、自動ピアノのスイッチが入って、いい雰囲気に。
ずっと流しっぱなしでも良さそうですが、さすがにそれは難しいかな…。
24:00になると、照明も落とされました。
船内には、団体さん専用のお部屋も有ったよ。
「高校生友の会」って、高校生の団体さんなのかな?。
高校生が好きな人達の団体ってことは無いのでしょうし(^^;。
私、気になります!。
でも、船内では巡り会うことが無く、確認は出来ませんでした。
東予からは、私達のお部屋もほぼ満席になりました。
私達以外は、みんな家族連れ。
私の反対側のベッドは、父娘の2人旅みたい。
上段は荷物置き場にして、下段を2人で使って寝ていました。
小学校中学年の娘さんと一緒は、さすがに狭くないですかあ…?。
それに、凄く暑いでしょお(^^;。
そう、室内は暑いのですね。
さすがに私も熟睡は出来ませんでした…。
レストランが開いている間は、友人の飲みに付き合って、24:00頃まではスカイラウンジで過ごしていました。
またお風呂に入ったり。
朝も、下船前にも、お風呂に入ったよ。
入り過ぎとゆーか。
まあ、外に出たら、すぐに汗だくになってしまうのですけどねー。
暑いせいもあって、私はとっても早起きでした。
朝はレストランでバイキングです。
利用者さんも結構多くって。
名物らしい梅干を食べて、「おれんじ8」との名残を惜しみつつ…。
そろそろ下船の時間だね。