■10/11/30 四国開発フェリー「おれんじ8」乗船記 大阪12:40→新居浜20:00
朝ご飯を食べたりしてから、大阪南港のターミナルには、11:00過ぎに戻って来たよ。
ちょっと早過ぎたけれど、カウンターで乗船手続きを済ませちゃおうっと。
クレジットカードは使えないので、現金で4,400円を払います。
シティラインカードの提示で、2割引なのです。
2等指定だよ。
私の場合、昼間から2等寝台を取って、ずっと寝ていたりとかを平気でするのですけど、今日は別に眠くないので…。
特に乗船開始時間の案内は無かったので、船の前までぶらぶらと歩いて行ってみたり。
まだタラップは閉じられています。
それじゃあ、待合室で待機だね。
出航30分前の12:20になると、乗船開始の案内放送が流れたのでした。
後で予約確認のメールを見たら、乗船開始時間の案内、ちゃあんと記載されてましたです(^^;。
乗船したら、すぐに案内所へ行って、通信ルーターの貸し出しをお願いします。
これ、試してみたかったのですよね。
名前や船室の番号を記載して、3,000円の保証金を支払うと、auの、カゴに入ったルーターが出て来たです。
当然ながら、電源が必要なのですよ。
本来は、個室での利用が前提なのでしょうね。
私は早速、ネット接続を試してみようと、部屋から近い、ラウンジへ。
カーテンが下ろされていて真っ暗ですけど、今は景色とか別にいーです(^^;。
あ、普通に繋がるね。
取り敢えずの用事を片付けて、と。
そうこうする間に、「おれんじ8」は出航しちゃうのでした。
出航のとき位は、デッキに出ていたいのですけど…。
何か駄目駄目だなあ。
程無く、「おれんじ8」は陸から離れたらしく、圏外になりました。
大阪湾の、中心付近に居るのかな?。
これを機会に、パソコンは暫く中断しようっと。
荷物をまとめて、自分のお部屋へと向かったのでした。
同室の方は、他に2名。
席はきっと連番なのでしょうけど、適当な所に荷物を置いて、と。
今日の私は、マットも毛布も使いませんし。
お昼ご飯を食べますよー。
レストランには誰もお客さんが居なくって、ちょっと寂しい感じ。
後から、お2人程来られてましたけど…。
ちりめん丼650円と、ホッキサラダ。
ホッキはたっぷりだし、凄く美味しかったですよー。
あ、テーブルにパンくずみたいなものが沢山落ちていたのは、ちょっと残念だったかな。
次は、お風呂。
洗い場にしっかり仕切りの付いた、明るい雰囲気のバスルームでのんびりします。
やっぱり誰も居ませんし。
殆ど人気の無い船内を一回りしてから、スカイラウンジへ移動しましょう。
コンセントが近いテーブルを探して、と。
ここなら、景色も見やすいですものね。
カゴから、ルーターやら電源ケーブルやらLANケーブルやらを取り出して、机の上に並べます。
紋別のホテルを思い出すね。
あのときは、フロントで巨大なケーブルモデムを渡されて、びっくりしたっけ。
「おれんじ8」は、明石の街並みに沿って、ゆっくりゆっくり進んでいます。
13:55、もうすぐ明石海峡大橋を通過だね。
目の前の扉からデッキへ出て、今度こそ真下から吊り橋を眺めたのでした。
風はちょっと冷たいけれど、とっても気持ちのいい景色なのです。
テーブルの前の壁には「運航基準経路図」が掲げられているので、経路図と景色を照合することが出来て、嬉しいな。
島の名前も、すぐに分かってしまいます。
原速復帰発令地点、船長甲板上指揮、なんていう、船ならではの記載も有って。
私はですね、結局、ずーっとこの場に居たりして。
見晴らしはいいし、快適なんですもん。
眠くないっていうのは、素晴らしいです。
時々、他のお客さんが上がって来たりしていたよ。
それ以上に、クルーが度々巡回して来ます。
後ろから突然現れるので、ギョッとしたりとか。
…一体、ナニやってたですかあ(^^;。
瀬戸大橋も、しっかりデッキから見届けたよ。
「南風」らしき特急が、走って行くのが見えたです。
時々は、反対側、四国側の景色もチェックして。
ネットはですね、しばしば途切れたりはしますけど、陸に近付けば回復するので、特に問題は無いかと(^^)。
18:00になるとレストランがオープンするので、晩ご飯を食べましょう。
18:30までの、とっても短い営業で、しかもオーダーストップは10分前なので、結構タイトだったりします。
メニューも7種類限定だったり。
東予から、また50分だけ開店するので、なかなかきめ細かい対応なのですよ。
利用者さんは、私の他には、お1人だけだったみたい。
壁にポスターが貼られていた、銘酒呑み比べ500円っていうの、ちょっと気になります。
テーブルに置かれていた、フンドーキン醤油もかなり謎。
…フンドーキン?。
ネットで調べてみたら、臼杵のお醤油メーカーさんでした。
九州オレンジフェリーの繋がりなのですねん。
新居浜が近付くと、クルーが自動ピアノのスイッチを入れたらしく、ピアノ演奏が始まったよ。
雰囲気たっぷりなのです。
ここで下船なのは、ちょっと寂しいな。
案内所にルーターを返却して、保証金を返して貰って。
乗船券の残りは回収されるので、手元には何も残りません。
券面は、左側が(控)で、右側が(上陸券)っていう表記になっていますね。
新居浜での徒歩下船は、2人だったです。
それはいいのですが、四国開発フェリーの社員さんって、陸上の窓口や船内の案内所で、あれれ?と思うような対応をされる方に、何故か必ず出くわしちゃいます。
詳細はともかく、今回もやっぱりそうなのでした。
私が今までに乗船した船社さんの中で、四国開発フェリーの印象は最下位クラスだよー。
残念なことですが、それがあんまり乗船したくない理由でも有るのですよね…。