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旅のしおり

 ここには、阪九フェリー「ニューながと」神戸−新門司、の乗船記があります。
 「ニューながと」に乗船するのは、久しぶりだね。
 一時、運用から外れていたのが出戻ったみたいなのですが、その辺りの事情は良く分かりません(^^;。
 今回は週末の乗船なので、出航時間は20:00となります。
 予約のときにも、その旨の確認が有ったよ。
 今回は、珍しく電話予約をしてみました。
 旅立ちの前日、ネットから空席照会をしたら、金曜日だけあって、2等指定Aが△になっていて…。
 慌てて予約をしたんだあ。

 階段の上の通風孔?に、「ニューながと」が描かれているのが楽しいね。
 この旅の前の様子はこちらをどうぞ(^^)。

■10/05/21 阪九フェリー「ニューながと」乗船記2 神戸20:00→新門司08:30

 住吉駅からの送迎バス最終は19:15発とのことなので、それに乗ればいいよね。
 それでも、念の為に、新大阪までの新幹線は、1時間の余裕をもって予約しておきました。
 新大阪で結構うろうろしていたけれど、住吉駅には随分と早く着いてしまって。
 なら、そのままターミナルまで行ってしまいましょう。
 てことで、18:15のバスに乗ります。
 この時間の送迎バスは、阪九フェリーとダイヤモンドフェリー、両社に対応しているみたいなので、別々のバスが来るのかなって思ったけれど、そんなことは有りませんでした。
 まずはダイヤモンドフェリーに寄って、10人位のお客さんが降りたよ。
 阪九フェリーまで乗って行ったのは、20人位だったです。

 乗船名簿を記入して、窓口で乗船券を購入しましょう。
 マリンメイトカードを一緒に出したら、「ポイント加算で宜しいですか?」っていう確認が有って。
 2割引の8,000円をカードで支払いました。
 後で考えたら、今日は週末割引が適用されるので、ポイント加算をしなければ、7,500円だったのですよね。
 そんなこと、すっかり忘れちゃってました。
 わざわざ確認してくれたのにね(^^;。

 徒歩の乗船開始は19:00とのことで、まだ30分以上も有るよお。
 乗用車は、19:20ですって。
 掲示によると、「ニューながと」は04/10から神戸に復帰していたみたい。
 2階に上がってみたら、団体さん受け付けのテーブルが2つ置かれていて、お年寄りが大勢居らっしゃいます。
 座るところ、何処にも無いや。
 そもそも居場所が無いので、建物の外に出て、船首から船尾まで、とてとて歩いて、時間を潰すのでした。
 そろそろ暗くなって来たね。
 開いていたバウバイザーも閉じました。
 程無く、次の送迎バスが着いて、またまた20人位のお客さんが降りて来たです。

 「ご心配無く、通用門が有ります」。
 …何のこっちゃ。
 通用口を見ると、このセリフを言いたくなるのですよー(^^;。
 救命胴衣のおねーさんは、とっても濃いお顔をしていて。
 元々は、何処かのお店で働いていたのかなあ。

 団体さんの乗船が終わった頃を見計らって、私も乗船だね。
 案内所でキーを受け取って、と。
 案内所前の広々としたスペースを見て、前回乗船したときのことを思い出しました。
 階段を登って、自分のお部屋を探しましょう(^^)。

 2等指定Aはコンパクトな個室で、私が欲しい装備は全て揃っていますです。
 空調の微調整が出来なくって、ちょっと暑いのが難点ですけど、あくまで2等ですから、これは仕方が無いですね。
 私は早速シーツを敷き、ごろごろして過ごします。
 これが船旅の嬉しい所なのです(笑)。

 そして、もう一つのお楽しみは、レストランだよ。
 阪九フェリーのレストランは営業時間も長いし、利用はもっと後でいいかな。
 ちなみに、19:00から22:00までの営業です。
 なんて思いつつ、何となくレストランを覗いてみたら、席にはかなり余裕が有ったので、そのままレーンに並んだです。
 カフェテリア方式なので、レジ打ちに時間がかかり、行列になってしまうのは仕方が無いですねー。
 まあ、その間に、メニューをじっくり見れますから。
 ポイントカードの加算にも、結構時間がかかるかも。
 レストランの入り口には、にぎり寿司始めました!、なんて看板が出ていたっけ。
 私は、ホルモン鉄板と麻婆豆腐をチョイスしたです。
 この頃は、麻婆豆腐に凝っていた時期なので…。
 麻婆豆腐!(^^)。

 程無く、熱々の鉄板が届けられて、幸せな気持ちに浸っていた私なのでした。
 鉄板シリーズは、ステーキ鉄板、ジンギスカン鉄板、野菜鉄板なんていうバリエーションが有るんですって。
 船内で貰ったレシートを見ると、「食堂」「売店」っていう表記になっていたです。
 お隣のテーブルでは、子供用のイスを出して貰った赤ちゃんが、ご機嫌で座っていたよ。

 レストランの帰りには、 なると金時パイ200円と、アップルケーキデニッシュ150円を購入して、と。
 明日のおやつにしようっと。
 パイのシリーズ、旅先で食べるには、皮がぽろぽろ落ちて来るので、なかなか厳しいものが有ったりして(笑)。
 レストラン閉店後には、夜食用に370円のお弁当も買ったりしています。
 このお弁当が、私は大好きです(^^)。
 売店にはホットコーナーが出来ていて、スパイシーチキンやホットドックを売っていましたが、すぐに売り切れてしまったみたい。
 お土産には、国語の学習帳ねっ。

 そんなことをしている間に、「フェリーせっつ」は出航して、船長さんの挨拶の放送が流れて、明石海峡大橋の案内が流れて…。
 私はずっとお部屋に閉じこもっていたので、この日は全くデッキに出なかったという。
 だって、疲れてたんだもんっ(^^;。
 あ、お風呂は24:00までなので、それまでに、ちゃあんと入りに行かなくっちゃ、ね。
 広々としたお風呂、最初は誰も居ませんでした。

 この頃になると、船内はすっかり静かになって、皆さんもうお休みみたい。
 フツーの人は、船に乗っても、特にすることが有りませんものね。
 壁越しには、がたがたごとごと、振動と騒音が伝わって来ます。
 何だか、壁のすぐ向こうに機関室が有るみたいな感じ。
 ちょっと不思議な感覚なのです。
 私は、別に気になりませんけどねー。
 それより、何処かの部屋から、テレビの音が漏れて来るのが気になったよお(^^;。
 01:30頃まで聞こえていたから、テレビを点けたままで寝てしまったのかなあ…。
 私はもっと遅い時間まで起きていたけれど、さすがに気になったので、ヘッドホンで音楽を聴いて、騒音を遮断したです。

 ぐっすり眠って、07:00のレストランの開店を告げる放送で起き出します。
 ご飯を食べなくっちゃ…。
 お風呂も06:00からオープンしているけれど、そっちは別にいいかなあ。
 前回は朝カレーを食べたので、今朝は朝そば380円です。
 あ、朝メニューはですね、カレーもお蕎麦も、何だかちょっと残念な味かもしれません(^^;。

 それじゃあ、お部屋を片付けて、入港まではデッキで過ごしましょう。
 シーツと毛布を畳んで、ゴミを廊下のゴミ箱に捨てて。
 デッキに出てみると、名門大洋フェリーを追い掛けつつ、程無く、新門司のターミナルが見えて来ました。
 雨降りでは無かったので一安心。
 蒸し暑かった千葉とは違って、肌寒い位なのが、意外です。
 オーシャン東九フェリーの岸壁には、今晩私が乗船予定の「おーしゃんうえすと」が居ますよん。
 対岸には、おっきな自動車運搬船が2隻も居るね。

 本当にゆっくりゆっくり接岸して、随分と時間がかかったような気がするけれど、接岸してから下船開始までは、本当にあっという間だったです。
 同乗者の人は、車と一緒の下船は出来ないそう。
 ターミナルのエスカレーターは混雑していたので、階段で1階まで降りましたあ。

 私は、阪九フェリーの中では、この「ニューながと」が一番好きです。
 2等指定Aはリニューアルされていますし。
 船内には、まだカプセルベッドっていう表記が残っていましたけど(笑)。
 一番新しい「やまと」と「つくし」は、お風呂が狭いんですもの。

 団体さんと一緒に、ぞろぞろと下船して、送迎バスに乗り込みましょう。
 今日の送迎バスは、路線タイプと観光タイプ、2台での運行でした。
 何となく路線タイプに乗ったら、観光タイプの方が先に発車して行きました。
 私達のバスも発車して、ターミナルを出た道路を右折しようとした所で、お客さんが運転士さんに声を掛けて、バスは停止。
 阪九フェリーの社員さんが手を振って追い掛けて来ているのに、お客さんが気付いたみたい。
 乗り遅れた方が居たんだあ。
 結構長く待っていたのに、何処で何をしていたのやら…(^^;。
 おじいちゃんが1人乗り込んで、バスは再び発車です。
 その先、ちょっとした右折渋滞に巻き込まれたりして、門司駅には09:11の到着になったのでした。

 この旅の後の様子はこちらをどうぞ(^^)。


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