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旅のしおり

 ここには、阪九フェリー「ニューながと」新門司−神戸、の乗船記があります。
 小倉駅北口2050発の連絡バスに間に合うよう、臼杵から青春18きっぷで到着したよ。
 阪九フェリーの連絡バスに乗るのは初めてですが、以前利用したことのある名門大洋フェリーのすぐお隣りだったので、分かりやすかったです。
 時間よりもちょっと遅れて、西鉄系列のバスがやって来ました。
 運転手さんは女性の方で、発進時や右左折時、丁寧なアナウンスがあって。
 途中、門司の駅前で1人が乗車して、今回の徒歩客は合計で7人。
 少ないですね。
 土曜日だけ運航のこの便って、あんまり利用者さんが居ないのかしらん。

 神戸航路に入っても、看板は泉大津のままです。
 そりゃ、簡単には直せませんよね。
 それでは「ニューながと」の乗船記、はじまりはじまり。
 ここはやっぱり、「うまく言語化出来ない。情報の伝達に齟齬が発生するかもしれない。でも、聞いて」みたいに、それなりのことを書いておくべきなんだろうな…。
 どこが、それなり、なんだか(^^;。
 この旅の前の様子はこちらをどうぞ(^^)。

■07/07/28 阪九フェリー「ニューながと」乗船記 新門司22:00→神戸10:30

 連絡バスでターミナルに到着っ。
 以前「やまと」に乗船したときは、赤い方のターミナルでしたけど、今回はそのお隣り。
 こちらはファンネルを模したデザインです。
 泉大津と神戸でターミナルが分かれていること、今になって気が付きました。

 乗船名簿を記入して、と。
 この乗船名簿、正しい郵便番号を記入すれば、住所は書かなくってもいいんですって。
 それは凄く助かります。
 事前にネットから名簿のダウンロード出来れば、もっと楽なのですけど。
 支払はクレジットカードにして、ネットから予約しておいた2等指定Aの乗船券を受け取って。
 カウンターにマリンメイトクラブの入会申込書が置いてあったので、とりあえず1部貰って行きます。

 既に乗船開始になっているので、案内されたエレベーターで3階に上がり、船内へと。
 案内所でおねーさんからキーを受け取りました。
 2等指定Aはちょっと奥まった所にあるので、案内表示を見ながら進んでも、何処にあるのかきょろきょろ探しちゃいました。

 お部屋に入ると、必要なものがコンパクトにまとまっています。
 それでもあんまり狭いっていう感じはしないので、さすがに船ですね(^^)。
 予約のときに禁煙の指定を忘れたので、灰皿があったりとかして。
 ベッドのランプにはスイッチが二つ付いていて、全灯と豆球の使い分けが出来ます。
 こういうタイプは、今回の「ニューながと」で初めて見ました。
 コンセントもちゃんと付いていますよお。
 コンセントは、AQUOSの電源を抜けば、合計2箇所使えます。
 このAQUOS、BSデジタルも受信可能ですけど、それよりC31のチャンネルで船外カメラの映像を見れるので、明るくなってからは、ずっとC31にしていました。
 入港前、0900頃に明石海峡大橋の案内があったので、それもここから見て。
 って、段々と橋を見るのも横着になっていませんか…?。
 07/20の「おれんじホープ」ではちゃんとデッキから見たのに、07/27の「スターダイヤモンド」ではお部屋の窓越しになって、今回の「ニューながと」ではとうとうAQUOSの画像になっちゃいました。
 ちょっと同じ区間に乗り過ぎだったみたい…。

 レストラン開店の放送が流れたので、早速レストランへ行こー。
 レストランは2130から2300まで、売店は2400まで開いています。
 結構長く開いてるんですね。
 同時に、各階各部屋まで、生ビール販売のワゴンが参ります、と。
 わ、そんなのもあるんだあ。
 この「ニューながと」は段差こそあるものの、スロープもちゃんとある準バリアフリー仕様なので、車椅子は勿論、船内販売のワゴンも通れるわけですねん。
 ちなみに、生ビールが550円で、枝豆が200円ですって。
 結構お高いの。
 ダイヤモンドフェリーは500円だったし。
 まあ、東京ドームの800円よりは、ずっとお安いのですけど(^^;。

 レストランは、カフェテリア方式で、色々な小皿が置かれていて、何を食べるか迷っちゃいます。
 わい♪。
 入口には色々なメニュー紹介のチラシも貼ってあって、カレーフェアとかうなぎ祭りとか新メニュー明太子スパゲティだとか、本当に楽しげなのです。
 こういう雰囲気って、いいですよね。
 お子様セット800円も、美味しそうだったよ。
 私は、ステーキ丼1,200円にしてみましたあ。
 頼んだおにーさんは新人さんだったらしく、え?何それ?、みたいな顔をされちゃいましたけど(^^;。
 これは注文してから作るので、札だけ貰って、と。
 「ライスは要りますか?」。
 あ、要りませーん。
 丼にライスはさすがにヘビーだと思うし、というか、別にライスを頼んだら、何だか変な人みたいですよ?(^^;。

 さすがにちょっと食べ過ぎだよー。
 このステーキ丼、和風の味付けで、味はフツー。
 えーと、美味しいけれど、次ももう一回食べてみよう、という程ではありません(^^;。
 日本酒は半分も飲めなかったので、そのままお部屋に持ち帰っちゃいました。

 にしても、レストラン、人が全然居ないなあ。
 今の所、ドライバーさんと一般のお客さんが一組ずつだけ。
 ネットから空席照会したときも、全等級○だったし、全体的に空いてます。

 レストランからお部屋に戻るとき、案内所でパイシュー150円を売っていたので、一つ買いました。
 別腹別腹♪。
 なんて、私は別腹を搭載していないので、明日の朝にでも食べようかと。
 件の生ビールのワゴンも丁度帰って来ていて、生ビールを勧められたりしたのですが…。
 いえ、もうお酒はちょっと…(^^;。

 さあて、お風呂に行こうかなあ。
 お風呂は2330までで、消灯は2400ですって。
 シャワーは24時間使えるそう。

 ちょっと変わった雰囲気な、お風呂の入口です。
 一応展望浴室なのですが、窓の外にはデッキしか見えないので、何だか損をしているみたい。
 脱衣場にあるトイレは壊れているらしく、「使用禁止」の貼り紙がしてあります。
 設備があるのに「使用禁止」っていうのは、どうなのでしょう(^^;。
 もっと優しい書き方をすればいいのにな。
 それと、あちこちにあるリネン室、何だかやたらと扉が開いたままで見苦しいのですが、お客さんが勝手に開けちゃったのかなあ…。
 こういうことは、船内備え付けの「辛口」アンケートに書いた方がいいのでしょうけど。
 本当に、「辛口」のご意見募集って書いてありましたし(^^;。

 あ、それと、もう一つ。
 新門司のターミナルで貰って来た、マリンメイトクラブの申し込み用紙、船内受付可って書いてあったので、必要事項を記入して案内所に持って行ったら、おねーさん、困った顔をするのですね。
 説明によると、マリンメイトクラブは新カードに移行して、申し込み用紙が代わり、船内での受付は不可になったそうなんです。
 あらら…。
 出してくれた新しい申し込み用紙にも、確かにそう書いてありました。
 内線でパーサーに確認してくれましたが、やっぱり不可とのことで…。
 丁寧に謝られてしまい、私も恐縮しちゃいました。
 07/23から切り替わったばかりにしても、申し込み用紙の差し替えをしていない新門司のターミナルには、しっかりして貰わなくっちゃ(笑)。

 この後、夜食のおにぎり弁当を350円で販売します、なんて放送が流れたので、すかさず買いに行ったりして…。
 って、まだ食べるのお?。
 食べられません…。
 何となく衝動買いしちゃった。
 案内所のカウンターに4つ積んであったおにぎり弁当は、まだほかほかでした。
 あ、何か幸せ、かも。
 「温かいうちにどうぞ」っておねーさんに渡されましたけど、んーと、さすがにそれはちょっと無理みたい(^^;。
 翌朝のレストランと売店と展望浴室は、0730からのオープンだそうです。

 そんなこんなで、夜も更けます。
 さあて、寝ようっと。
 船内放送のボリュームコントロールもちゃんとあるので、最大にしておきます。
 振動ががたがたぎしぎし賑やかだけれど、もう眠くって、そんなの全然気になりませんでした…。

 翌朝。
 船内放送で起床です。
 レストランを使いたい所なのですが、昨日買ったおにぎり弁当が残っているし…。
 パイシューも残っているし。
 日本酒も残ってます。
 なのに、焼き立てパンを販売しています、っていう放送を聞いたら、ついついふらふらと買いに行ってしまうのでした。
 おい。

 何だか色々と買い込みましたよー(^^;。
 夏季限定っていうトマトデニッシュ150円と、あんぱんを追加。
 それから、ホットコーヒー。
 後でちょっとずつ食べたら、どれも美味しかったです。
 トマトデニッシュは甘くないので、甘いのが苦手な人にもお勧めかな。
 ただ、パイやデニッシュって、食べてると皮がぱらぱらと服に落ちて来るし、手に油も付いてしまうので、味はともかく、個人的には船内で食べるには不向きかなって思います。

 入港は1030なので、時間にはまだまだ余裕があります。
 これは嬉しいな。
 お風呂に行ってのんびりして、その後デッキをお散歩。
 すぐ後ろから、同じ阪九フェリーのお船がくっついて来てますねー。
 …回送?。
 クルーを捕まえて聞いてみようと思いつつ、皆さん忙しそうで、とうとう聞きそびれてしまいました。

 目の前に冷水器があったので、私はこれを愛用していました。
 大きく書かれた「熱湯」の文字が、何だかいい雰囲気を出しています。
 それから、案内所前のロビー。
 机があるので、便利そう。
 何だか会議を始めたくなってしまいますね。
 …始めませんけど。

 ステージみたいなのもあるんだなあ。

 船外カメラを見ていると、ここ数日で見慣れた神戸の港が刻々と近付いて来ますが、下船の案内はなかなか流れません。
 本当に、入港直前での案内となりました。
 私の旅ももうすぐ終わりだね。
 2等洋室Aは、すっごく使い勝手のいいお部屋でした。

 そんな感じで、少しずつ少しずつ追記してます。
 「許可を」。
 「よし、やっちまえ」
 …もういいってば(^^;。

 接岸と同時に下船して、窓口へ直行します。
 チャイムを押して係の人を呼び、マリンメイトカードの申し込み用紙を提出。
 2,000円払って、と。
 私は名門大洋フェリーのシティラインカードを既に持っているので、新門司を発着するときには、何となく名門大洋フェリーを優先していたのですけど、今後は両社を自由に選んで乗ることが出来ますねん。
 阪九フェリーは、ネットで設備毎に詳細な空席状況が分かるので、便利なのです。
 受け付けて貰っている間に、「他に連絡バスをご利用の方は居らっしゃいますか?」と、もうバスの最終確認が始まっていたので、慌てて返事をして、慌ててカードを引き取って、バスに乗ったのでした。
 そういえば、徒歩客って7人しか居ないのですよね。
 なので、下船から5分後にはもう発車です。
 はやっ。
 バスの運転手さんは、アイランド北口で降りる人が居ないのを確認すると、阪神御影駅へと直行しました。
 その方が、5分は早く着けるんですって。
 実際、JR住吉駅のホームに立った所で時間を確認すると、まだ1056だったのでした。
 それから、11/26からジャンボフェリー行きの連絡バス乗り場が、三ノ宮ターミナルの6番に変わったこと、車内の掲示で初めて知りました…。
 この旅の後の様子はこちらをどうぞ(^^)。


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