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旅のしおり

 ここには、太平洋フェリー「いしかり」仙台−苫小牧、の乗船記があります。
 仙石線の中野栄までは、青春18きっぷの利用だよ。
 駅前から、最終1本前の宮城交通バスで、ターミナルへと向かいます。
 いっつもぎりぎり。
 バス停のベンチには、おねーさんが1人座っていて。
 バスが到着しても、このおねーさんは乗らないみたいなので、私1人だけが乗ろうとしたら…。
 突然バスの扉が閉まって、思いっきり挟まれてしまうのでした。
 痛いよう(^^;。
 そんな災難に見舞われつつ、バスに乗って。
 車内のお客さんは10人位だったです。
 この旅の前の様子はこちらをどうぞ(^^)。

■12/09/09 太平洋フェリー「いしかり」乗船記3 仙台19:40→苫小牧11:00

 今回も、ネットからの予約と決済、乗船者名簿登録は済ませて有ったので、バスを降りて直接カウンターへ向かいます。
 震災から1年半、さすがにもう、建物内にハエが沢山飛んでいたりはしません。
 口頭で予約番号を伝えて、クレジットカードを出して、と。
 1等洋室の利用で、12,100円です。

 搭乗券とカードキーを貰いましょう。
 カードキーの裏には、出光のマークと、明光石油株式会社の文字が入っていたよ。
 スポンサーさんなのかな?。

 ターミナルの売店を覗いてみたけれど、仙台駅で買い損ねた萩の月は置いていませんでした。
 勿論、とっくに乗船開始になっているので、長い通路を歩いて、「いしかり」へと向かいます。
 何だかんだで、新しい「いしかり」には、もう3度目の乗船なのですよねー。
 ちなみに今日は、全等級がほぼ満席で、かなりの混雑が予想されます。

 船内へと進んで、レストランを覗いてみたら、凄い行列が階段をぐるっと回っていて。
 それだけで、私は戦意を喪失してしまうのでした(^^;。
 元々、そんなにお腹が空いてませんし。
 てゆーか、行列を見ただけで、お腹いっぱいなのですよー。
 その後、船内放送で、混雑の為にレストランの入場規制をしているとの案内が有って。
 さすがに、閉店時間が近付くと、お席に余裕が有ります、との案内になりましたけど…。
 もう、いーや。

 スタンドのヨットクラブへ行って、ちょっとした軽食を食べることにしました。

 ソーセージ盛り400円、生中(割)500円、カレーパン150円。
 軽食とゆーか、おつまみだあ。
 生ビールは、イベントでちょっとだけ割引が有ったよ。
 カレーパンは、最後のひとつ。
 席がいっぱいだったら、お部屋に持ち帰ろうかと思ったけれど、奇跡的に、空いているテーブルがいくつか有ったので、そのままテーブルで頂きましょう。
 周囲は、グループのお客さんで、大賑わいです。
 皆さん、楽しそう。
 仙台から苫小牧なら、発着の時間帯も良いですし、乗船時間も短いので、手軽に船旅が楽しめちゃいますものね。
 私には、短過ぎて、ちょっと物足りないのですけど。

 この後は、お部屋に戻って、うだうだします。
 人が多いので、船内は全然歩きませんでした。
 イベントにも全く参加せず…(^^;。
 お部屋を含めて、あちこちに有るコンセント、2個口のうち1つには使えないようにカバーが被せられていたっけ。
 どうしてなんだろ。
 節電の為なのかにゃ…?。

 早くから寝てしまったので、翌朝はとっても早起きです。
 04:00にはお風呂に入りに行ったよ。
 24時間、ずっとオープンしているのは、有り難いのです。
 こんな時間なのに、デッキに出ている人が何人か居たから、びっくり。
 案内されていた日の出時間まで、まだ1時間近く有りますよお。
 お風呂にも人は多くって、瞬間的に、洗い場が全部塞がったりとかして。
 ますますびっくりなのです。
 それだけ、沢山のお客さんが乗っているのですね。

 お風呂には、この後も何回か入ったりして。
 お風呂好き。
 そう言えば、お部屋に備え付けのタオル、どこに有るのか分からなくって、ちょっと探してしまいました。
 「いしかり」のシャワーは、一部水圧の低い場所が有ったなあ。
 下船前には、お部屋のシャワーも使ってみたり。
 いくら入ったところで、外に出たらすぐに汗をかいてしまいますけど。

 朝ご飯には、ちゃあんとレストランを使わなくっちゃ、ね。
 オープン直後は混んでいるので、クローズぎりぎりを狙って、レストランへ。
 朝食バイキングは、1,000円です。
 さすがにもう、がらがら。
 レーンも、1つだけになっていました。
 おかずをちょっとずつ取って行くと、品数がそんなに多くは無いので、お皿がすかすかになってしまって。
 さすがにこれは寂しいので、もう一巡(^^;。
 デザート関係は、アセロラのゼリーだけです。
 まあ、朝食なんですもん、これで十分ですよねー。
 ご飯を自分でよそろうとすると、CAさんが走って来て、よそってくれました。
 太平洋フェリーでは、そういう決まりになっていたりするのかしら(^^;。

 後はもう、のんびりなのです。
 お風呂に入ったり(またかい)。
 下船の案内放送を聞きつつ、海をぼーっと眺めます。
 そういう時間が、私は好きだよ。

 接岸後も、慌てて下船しても仕方ないので、のんびりのんびり。

 キッズルームを覗いて、写真を撮ったり。
 そう言えば、今回、写真を全然撮っていませんでした。
 外が暑いと、私の行動は駄目駄目になって、なかなか回復しません。
 この暑さの中、わざわざ鉄の甲板に出て行くのもなあ。
 材質は、鉄じゃ無くって、フィラメントワウンドプラスチック?。
 …潜水艦じゃ無いってば(^^;。

 涼しくなったら、また頑張るよー。
 今の自分から進化する未来が、リアル。
 そんなことを怠惰に考えつつ、下船なのです。
 到着時間ぴったりの11:00には下船出来ちゃいました。

 苫小牧は、さすがに暑くは有りません。
 気温25度。雨。
 千葉と比べたら、とっても幸せ。
 ターミナルの無線LANで調べ物をして、新千歳空港駅行きの北斗交通バスに乗るよ。
 私の目的地は札幌ですが、札幌駅行きの中央バスに乗ってしまうと青春18きっぷが使えなくって、苫小牧駅行きの道南バスだとJRの接続待ちが長過ぎちゃって。
 飛行機に乗らなくっても、快速「エアポート」が頻発している新千歳空港駅行きは何気に便利。
 お客さんは10人位でした。
 この旅の後の様子はこちらをどうぞ(^^)。


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