■14/07/09 ジャンボフェリー「こんぴら2」乗船記 うどん県高松14:30−15:40小豆島坂手15:50−神戸19:00
高松駅前バスターミナルからの発着になった送迎バスには、7人程の方が乗りました。
国際興業バスみたいな色の、グリーンのバスです。
こちら、高松側のバスは無料。
新たに経由するようになった、途中の県立中央病院からの乗車は無し。
病院の敷地の中にまで入って、正面玄関前へ横付けしたから、びっくりしたり。
バスを降りて、入り口に加藤汽船と書かれたおんぼろなターミナルに入ります。
近所のガソリンスタンドは、「ジャンボフェリー店」なんて店名になってたっけ。
構内には、新日本海フェリーの社名が入ったシャーシがいくつか見えました。
乗船名簿に記入して乗船券を購入しましょう。
もう、とっくに乗船開始になっているよ。
乗船口への長い通路には、延々とイスが置かれているので、壮観です。
3回曲がっても、まだ続いていたりして。
深夜便なんかとだと、皆さん、かなり早くから並ばれてますものね。
夏の繁忙期は、きっと凄く混雑する筈。
船内へと進むと、和室席の船室は中央部分のみが開放されて、両サイドはカーテンが閉められています。
「小豆島」と書かれているので、小豆島乗船の方の為の確保席なのですね。
高松よりもむしろ、広いスペースが確保されています。
現在、船内の乗船人数は15人位かしら。
空いてます。
取り敢えず船内を歩いてみると、片隅にゴザ入れが有ったりとかして。
ゴザなんて、何に使うんだろ…?。
なんて、ゲームコーナーの片隅には、実際にゴザが敷かれていたよ。
わ、繁忙期シフトだあ。
展示スペースの片隅には、カーペットが敷かれていたです。
洋室席と、女性専用席。
女性専用席には、誰も居らっしゃいませんでした。
私は、和室席の、コンセントの前に荷物を置いて、と。
枕は無くなってしまいました。
コンセントはかなり増設されていて、洋室席にも、個別にちゃんと設置されていました。
パブリックスペースのソファーにまで、コンセントが用意されてましたもん。
やっぱり、需要は有りますよね。
私はとにかく眠かったので、出航を待たずに寝てしまいます。
気持ちいいのですよー。
すやすや。
そのまま、神戸まで寝続ける勢いだったのですが、1時間40分経ったところで、小豆島到着を告げる放送が流れて、目を覚まします。
はっ。
うわわ!?、みたいな感じ。
ジャンボフェリーの歌が、大音量で流れるのですもん。
これで起きない人は居ません(笑)。
小豆島では、たったの10分しか停泊せず、すぐに出航となります。
その旨の案内が繰り返し流れて。
窓から覗いてみると、岸壁にはトカゲさんの謎なオブジェが置かれています。
何か怖いよー。
怖いと言えば、屋根に載っているこれも…。
「トラやん」って言うのですって。
岸壁から後姿を見上げたとき、何か黄色いでっかい物体が見えるので、ポケモンなのかと思ったですよ。
夜の闇の中に浮かび上がっていると、まさに不気味発見!とゆーか(^^;。
手に持っているのは、オリーブなのですねー。
船内の片隅には、何故か魔女の宅急便(実写版)の展示コーナーが有ったりとかします。
何か有事の際には、あの魔法のホウキをかっぱらって、大空へと飛び立つことにしましょうかあ(^^;。
小豆島の乗船口を除いてみると、20人位の人達が到着を待っていました。
その方々が船室へ入って来るのと同時に、確保スペースのカーテンが開放されて。
それでも、全然がらがらなのです。
シャーシは、いつも通りの積載具合かしらん。
扉を開けたままにして、換気をしているコンテナが有るのも、以前と一緒だね。
私は、売店へ行って、うどんを食べるです。
オリーブ牛100パーセントの、カレーうどん630円。
他には、ココア400円、ホットミルク220円、おむすび弁当230円、かけうどん350円なんてメニューになっています。
うどんの船室内への持ち込みは禁止だよ。
当然なのです。
他に、軽食コーナーの利用者さんが居たのかは分かりません。
ドライバールームへの入り口は、テンキーでロックされていて、「只今、不正利用防止のため施錠を行っています」とのことで。
お風呂場からドライバールームへの扉も、テンキーでロックされています。
お風呂場への入り口自体は、特にロックされていません。
洗濯機と乾燥機も自由に使えるみたい。
その後、「間もなく明石海峡大橋を潜ります」とのことで、私もデッキに出てみましょう。
風力発電の風車がいくつも見えるよ。
にしても、なかなか橋に辿り着けません。
放送入れるの、早過ぎなんじゃ…(^^;。
トップデッキは何故か閉鎖されてしまって、入れなくなってますし。
あ、新門司を目指す名門大洋フェリー、「フェリー福岡2」が来た!。
もう出航して来たなんて、やっぱり早いのです。
まだ夕方、というか、全然明るいのですもの。
暇を持て余していた人達の、注目を浴びていました。
はい、やっと明石海峡大橋です。
下から見上げたときの、この達成感が私は好きです。
行き交う車に、手を振ってみたりして。
後はもう、神戸への到着を待つばかりなのですよ。
20分程遅れているそうですが、私は安全マージンを60分取っているので、全然問題は有りません。
入港すると、下船開始の案内が流れる前に、皆さん下船口へと移動したよ。
カーテンを開けると、やっぱり見通しがいいですね。
連絡バスはすぐに発車しますが、パンフレットのコーナーを覗いて、海の時刻表を貰って、と。
表紙の絵柄、随分と変わったですねー。
阪九フェリーの新造船の情報が載っていたりもしたです。
こちらのバスは、有料で210円。
座席に若干の余裕が有る状態で発車して、あっという間に三宮の駅前に着いたのでした。