■18/01/31 太平洋フェリー「きたかみ」乗船記5 苫小牧19:00−仙台10:00
早速、乗船手続きを済ませましょう。
予約番号を申告して、クレカを提示して、と。
今日はA寝台の利用です。
9,200円。
以前に乗船したときと比べて、設備の更新とかはしているのかな…?。
ちょっと楽しみかも。
程無く、乗船開始の案内が流れました。
でも、そんなに早くから乗船しても仕方ないので、ベンチに座って、ネットを見たりしてうだうだします。
無料のWi-Fiが使えますもん。
そんなにお腹は空いていないけれど、ターミナルのレストランでご飯を食べたり。
ここ、入ってみたかったんです。
お勧めメニューの五目あんかけやきそばを食べました。
ちょっと油っこいかなあ。
箸袋には、とまチョップが居ますねん。
まだまだ時間は有るので、ターミナルの玄関前に飾られている、イルミネーションを見に行ったり。
とまチョップとフェリーのイルミネーション。
クリスマスツリーも、まだ飾られていました。
冬!雪国!って感じの雰囲気がいいですね。
音の殆ど無い、白くて青くて寒い、夜の北海道が私は大好きです。
そんなこんなで、もう出航まで40分位。
そそくさと乗船なのです。
この看板、裏はきっと名古屋行きになってるよね。
気になったので、わざわざ確認したけれど、そんなことは有りませんでした(^^;。
何やってるんだか。
実は、新しいボーディングブリッジの利用は初めてかも。
途中に、車イスやカートの準備も有りました。
船内では、ベッドの場所を案内して貰いますよー。
行ってみると、私のベッド(カプセル)は上段なのでした。
わ、上段なんて、凄く久しぶり。
A寝台、混んでましたものねー。
B寝台なら、下段になっていたのでしょうけど。
そっちに変更して貰おうか、ちょっと悩んだのは内緒です。
いつも解けないで投げたパズルみたい。
ともあれ、梯子をよじ登ります。
意外と登りやすい感じ。
腰痛とかだったりすると、非常に厳しいでしょうけど…。
ベッドに横になってみると、設備は昔のまんまでした。
テレビも古くって。
コンセントも無いのです。
まあ、テレビは全く使いませんし、充電はパブリックスペースで出来ますし、そんなに不都合は感じないかも。
ただ、白熱灯がちょっと暑くって、お隣のテレビの音が聞こえて来たりするので、神経質な方は眠れないかもしれません。
このコンパネとか、見てるだけで、ちょっとわくわく。
ベッドでごろごろしているうちに、船長さんの挨拶が放送で流れて。
前途の天候は良好。
クルーは37名とのことです。
今日は全等級に空席が有って、等級変更を勧める放送が何回か流れます。
レストラン「グロブナーハウス」は20:00までの営業、スタンドコーナー「フェリカクラブ」は19:30からオープンするそう。
レストランの様子を見に行ってみると、かなり余裕が有る感じ。
本船「きたかみ」は、レストランのお値段が少しお安くなっています。
ちょっと不思議な感じ。
品数を絞っているのかにゃ。
私は今回、レストランを全く使わなかったので…。
スタンドコーナーも、飲み物だけの縮小営業です。
簡単なおつまみ的なもの、本当にささやかなのは有りますけどね。
ホットコーヒーのおかわりは100円。
券売機で食券を買って、ずんだソフト350円を食べたりしたよ。
私は、「フェリカクラブ」横のイスに座って、のんびり過ごしていました。
日付が変わって、01:00近くまで居たような。
だって、全然眠くないんですもん!。
めずらしー。
大抵、私はフェリーに乗ると、ひたすらぐーぐー寝てるのに。
お風呂も夜中に入ったりしています。
誰も居なくって、のんびり出来たよ。
24時間お風呂に入れるのって、嬉しいです。
その方が、混雑も分散して、良いと思うのですけどねー。
管理は大変でしょうけど…。
ちなみに、お風呂に入ったりしたら、その都度荷物を取りに、ベッドの上段へよじよじ昇り降りすることになるので、下段の人を起こさないよう静かに動くの、結構大変だったりしました。
構造上、なかなか厳しいですよねー。
いや、早く寝ろ、と(^^;。
ベッドに横になっても、全然眠くならず、何だか暑いなあって、そんなことを考えて過ごしていたのでした。
翌朝も、レストランは利用しませんでした。
お腹空いてなくって。
珍しいね。
最近、バイキングのレストランは、利用を避ける傾向が有ったりとかして。
缶コーヒーだけ買って、デッキから寒そうな海を眺めながら、両手を温めたのでした。
もう入港だね。
仙台港に、雪は殆ど有りませんでした。
「きたかみ」も、さすがに古さを感じさせるようになって、太平洋フェリーも格差を意識してか、運賃を下げたりしています。
同期のフェリーは、殆ど引退してしまいましたもの。
それでも、船内の設備は綺麗に維持されていますし、特に不満は無くって。
新造船も既に発注済みとのことなので、もしかしたら「きたかみ」への乗船はこれが最後になるかもしれません。
そんなことを思いつつな、6回目の「きたかみ」乗船なのでした。