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旅のしおり

 ここには、太平洋フェリー「きそ」名古屋−苫小牧、の乗船記があります。
 接近する台風にびくびくしながらも、船首のセミスイートルームを予約しちゃいました。
 「きそ」に1人で乗船して、アウトサイドのお部屋がいい!絶対!ってなると、最低でもデラックスルームになりますものね。
 全食事付き(7,000円相当)なら、セミスイートルームでもいいかな、って。
 運賃は、32,800円です。
 当日は、ロイヤルスイートとスイートには予約が入っておらず、全区間で全等級に空席多数っていう、空いた太平洋フェリーの旅になりました。
 この旅の前の様子はこちらをどうぞ(^^)。

■13/10/27 太平洋フェリー「きそ」乗船記3 名古屋19:00−16:40仙台19:40−苫小牧11:00

 名古屋駅からは、直行バスを利用して、ターミナルへ行くことにします。
 名鉄バスセンター4階の22番乗り場から、17:20の発車だね。
 私はかなり早く着いていたので、待合室で待機。
 あ、バスの切符を、窓口で購入しておかなくっちゃ。
 手近な窓口に行ったら、奥の方の窓口を案内されて。
 まあでも、バスの到着前に、乗り場で切符の立ち売りが有ったですね。
 前回は、並んでいても乗れずに、待ったんだっけ…(^^;。

 大人の料金は、510円です。
 高速タイプのバスには、10人ちょっとが乗りました。

 あおなみ線を走る電車を眺めて、程無く、岸壁に佇む「きそ」が見えて来ました。
 テンション上がります。
 2泊3日の船旅、しかもセミスイートルームなんですもん。
 波の高さは…。
 多分、大丈夫な筈!(^^;。

 ターミナルでは、乗船手続きの列に並んで、予約番号を申告します。
 乗船名簿の登録はネットから済ませて有って、後はクレジットカードを提出するだけ。
 乗船券と食事券が発券されたよ。

 カードキーは、船内で。
 5枚も連なったバイキングの食事券が、ちょっとしたプレッシャーだったりもします。
 食べ過ぎにはご用心!、だあ。

 とっくに乗船開始になっているので、長い連絡通路をとてとて歩いて、船内へと進みます。
 入り口すぐのところに居たおねーさんに乗船券を提示すると、お部屋まで案内してくれるみたい。
 わざわざ、エレベーターに乗って、ひとつ上のフロアに移動するよ。
 台風が通り過ぎたばかりなので、おねーさんに今朝までの海上模様なんかを聞いてみるのですが、はっきりした返事が返って来ません。
 殆ど会話にならないとゆー。
 き、気まずい…。
 これなら、1人でお部屋まで行った方が気楽みたい(^^;。
 通路の途中で、カードキーの開け方が分からないおじーちゃんに捕まったりしつつ、船首のお部屋へ。
 ドアを開け、カードをセットしてくれて、おねーさんは戻って行きました。

 扉の横、カードキーを抜くと、全ての照明が落ちます。
 コンセントも含めて落ちるのかは、確認を忘れてしまいました。
 充電するにしても、時間はたっぷり有りますものね。

 室内へと進むと、セミとは言え、スイートはやっぱり凄く広くって。
 いい感じのお部屋なのです。

 1人じゃあ、とても使い切れない感じ。
 ソファーの座り心地も良かったです
 ベッドは結局、2晩共に、同じベッドを使ったよ。
 デスクに近い方を。
 窓はですね、夜間はカーテンを開けられないので、外の景色を眺められる時間、そんなに長くは有りません。

 バーカウンターには、コーヒーが4つ。
 このコーヒー、バイキングで常にお腹がいっぱいな状況だったので、とうとう飲むことは有りませんでした。
 インフォメーションに電話をすると、07:00から22:00の間なら、氷を持って来て貰えるそう。
 当然ながら、冷蔵庫の中はからっぽです。

 ミニテーブルには、船長さん名のメッセージカードと灰皿。
 あ、ここって、禁煙じゃあ無いのですね。
 ちなみに、カードは直筆なのか印刷なのか、良く分かりません。
 そもそも、何て書いて有るのか読めません(^^;。

 入り口横のクローゼットを開けてみると、ナイトウェアとバスローブが入っていて。

 私はですね、頻繁にお外へ出入りするので、室内ではずっとフツーに服を着て過ごしてました。
 バスローブとか、着る習慣が無いですしねー。
 畳むの面倒臭いですし(^^;。
 ナイトウェアも、そのままで大浴場へ行く訳にも…。
 この後、ナイトウェアで売店に来ていたお客さんが、クルーにやんわりと注意されているのを見掛けたです。

 トイレも広々としてますよー。
 照明を点けると、便座の蓋は自動で開きます。
 このタイプを見るの、実は初めてだったので、ちょっとした感動だったり。

 はい、展望のお風呂です。
 想像よりも、広かったにゃあ。

 カーテンまでの距離がかなり有って、あれは一体どうやって開けるのでしょう(^^;。
 謎です。
 太平洋フェリーは、大浴場が深夜もずっと開いているので、私はずっとそちらを愛用していて、ここのお風呂は結局使わずじまいなのでした。
 ドライヤーや歯ブラシも、勿論有るです。
 小さな、丸いケースは何だろ?。
 ゴミ箱…?。
 はい、正解でした。
 だって、蓋を開けてみたら、前のお客さんのゴミが、そのまま残ってましたもん。
 って、こらあ(^^;。
 普通なら有り得ない、まさかの清掃漏れなのです。
 折角のスイートルームなのにい。
 ぐっすん。
 スイートルームは広く、お掃除は大変だと思いますが、チェックリストを作った上で、2人で確認しないと駄目かもです。

 これは、翌朝にお部屋のカーテンを開けてみたところ。

 右手にワイヤーが有りますが、正式な操作方法がイマイチ分かりません。
 何処かに書いて有ったかしら。
 勿論、暗くなったら閉めるです。
 太平洋フェリーは厳しいので、夜間に開いていると、「セミスイートルーム602号室ご利用のお客様」なんて、船内放送で怒られてしまいます。
 乗船中、そういう放送を必ず聞きますよね(^^;。

 レストランを覗いてみると、がらがらなので、出航前にご飯を食べてしまうことにしました。

 ゴーヤスライスフライとかが珍しかったよ。
 牛ロースステーキは山積みになっていましたが、やっぱり人気が有るみたいで、すぐになくなっちゃいます。
 補充の度に、おねーさんが「焼き上がりました」って案内をしていたです。
 でも、私の味覚はお子ちゃまなので、ステーキよりも唐揚げの方が好きだったりして。
 翌日の夕食時には、ステーキは食べませんでした。

 デザートは3種類。
 杏仁ムースケーキとロールスイカケーキとミニくずもち紫芋。
 これを食べて、ミルクを飲むのが幸せです(^^)。

 この後も、ずっとレストランは空いていました。
 落ち着いて食事が出来るのは、有り難いのですよー。
 東北楽天イーグルスの日本シリーズ初進出記念で、生ビールが100円引きになったりしてたっけ。

 いつも通り、出航の30分前と15分前には、合図の銅鑼が鳴らされます。
 10分前になると、操舵室から船長さんの挨拶が有って。
 「概ね穏やかで、快適な航海となるでしょう」とのこと。
 …勝った!(^^;。

 デッキに出てみると、10人位のお客さんと一緒になったよ。
 皆さん、出航と名港トリトンを見に出て来られたのですねー。

 闇の中に佇むターミナルのビルを眺めつつ、「きそ」は1分程早い出航になりました。
 ゆっくりゆっくり後退して。
 見送る人の無い岸壁が、少しずつ遠ざかって行くね。

 真ん中の覗き穴を見下ろしてみると、真下はレストラン。
 先程まで、私がご飯を食べていたテーブルが見えるです。

 転回を終えて、いよいよ名港トリトンを潜ります。
 ちなみに、ここまで結構時間がかかるので、私は途中で飽きちゃってました。
 こら(^^;。

 ささやかにライトアップされた橋を下から見上げる気分は格別です。
 デッキに留まっていて、良かった良かった。
 ファンネルと橋は、下から見上げていると、結構ぎりぎりに見えるのですよね。
 ちょっとドキドキ。

 さあて、私はお部屋に戻りましょう。
 大浴場へ行かなくっちゃ。
 大浴場では、靴置き場にクリップが用意されていて、履き間違いをしないようになっていました。
 「きそ」の脱衣場は、かごに衣類を入れるようになっています。
 貴重品は、片隅に小型のロッカーが有るので、そこに収納。
 100円玉返却式だよ。

 この大浴場、寝湯が有ったりして嬉しいのですが、何故かいつも湯船の湯量が少なくって。
 首まで浸かろうとすると、殆ど横に寝るみたいな感じになって…。
 これはちょっと辛いのです。
 もっと浴槽が深いといいのにな。
 何だかんだで、お風呂には、7回も入っちゃいました。

 さあて、もう寝てしまいましょう。
 明日も、日の出を見たりする気力は有りません(^^;。
 ただ、レストランの時間までには起きなくっちゃ、ね。

 てことで。
 予定通りに起きます。
 千葉県民として、地元の鴨川から銚子にかけての沿岸部は、しっかり景色を眺めなくっちゃね。
 スマホのGPSとマップが、とってもお役に立ちますです。

 朝ご飯は、こんな感じ。

 さすがに、朝のデザートはプリンだけです。
 シリアルにヨーグルトをかけて、更にキウイのジャムをトッピング(^^)。

 船内では、本当にぐーたら過ごしてました。
 コンサートなんかの船内イベントにも、一切参加せず。
 ベッドやソファーでごろごろ自堕落するの、最強過ぎなのです。
 思い出したように、ご飯に行ったり、お風呂に行ったり、デッキに出たり。

 時々は席を立ち、船首の窓を覗いて、何か見えないかチェックをしつつ。
 室内の配置上、ソファーに座って外を眺める、というのはし辛いのです。
 11:10頃には、大洗を目指す「さんふらわあふらの」とのすれ違いを確認したよ。

 13:40頃には、フジトランスのフェリーがやって来ました。

 デッキに出てみると、天気は良くって、波も無くって、絶好の船旅日和なのですよ。

 12:30に船内放送が入って、現在地は福島県いわき付近、20ノットで順調に航海中、仙台には20分早い到着になるとのこと。
 大抵、仙台には早着しますよね。
 荷役やお掃除の時間の確保が必要ですから。

 あちこちに、お知らせも掲示されました。

 船内は空いていて、パブリックスペースにも人は殆ど居ません。

 船内イベントが始まっても、イスには十分空きが有ったよ。

 それでは、お昼ご飯です。
 お昼はカレーメインだそうで、3種類のカレーが用意され、普通のご飯とガーリックライスが選べます。
 お昼だけは、ご飯をおにーさんが盛り付けてくれました。
 太平洋フェリーオリジナルビーフカレーとかぼちゃのチキンカレーと夏野菜のスープカレー、それぞれを食べ比べてみたりして。

 完熟トマトのミニコロッケとかも美味しかった。
 デザートはコヒーゼリー(^^)。

 13:30には、焼き立てのカレーパンとバニラチョコパンの販売をする旨の案内が有って。
 さすがにもう食べられません。

 マメクラも使ってみたかったけれど…。
 ホットコーヒーは、100円でお代わりが出来ます。
 これは、次回の乗船のお楽しみ。

 運動不足解消の為、船内の通路をうろうろして、デッキをうろうろして。
 眠くなったので、お昼寝。
 自由過ぎなのです。

 海は、様々に色を変えて行くね。
 私は、個室内のゴミ箱を使う習慣が無いので、長い廊下を歩いて、ゴミを捨てに行くです。

 14:20頃、いよいよ姉妹船の「いしかり」が接近して来ました。
 放送が入ったときには、まだ遥か先に見えていた「いしかり」が、少しずつ少しずつ近付いて来て。

 すれ違うときには、お互いに手を振っている姿がはっきり見えるっていうのが凄いのです。
 この距離は本当に感動的。
 汽笛を鳴らし合うのも、雰囲気たっぷりなのですよ。

 仙台に入港すると、丁度前方に太陽が沈んで行きます。
 程無く、真っ暗になりました。

 下船は出来ないですし、廊下をお掃除のおばちゃんが行き来する音と声を聞きながら、ずっとお部屋にこもってました。

 仙台出航前には、また名古屋のときと同じ放送が繰り返され、レストランがオープンして。
 お客さんは入れ替わったものの、総数は殆ど変わってないみたい。

 晩ご飯は、こんな感じで。
 さすがにもう、小食なのですよー。
 牛モツの煮込みを取り過ぎました(^^;。
 デザートは、昨晩と全く一緒です。

 後はもう、特に書くことが有りません(^^;。

 ゆっくり眠って、08:00頃には「シルバーエイト」とすれ違って。

 いよいよ残り1枚になった食事券を持って、レストランへ行きます。
 既にもう、レーンは1つだけになっていました。

 船の中では、定期的にご飯を食べるのって、重要なのですねー。
 体のリズムが乱れずに済みますし。

 はい、もう苫小牧港が見えて来ました。
 サイロからのいい匂いも感じ取れて。
 ことこと煮込んだ豆の匂い(うそ)。
 らぶらぶミラクル、見えるかな。

 過ぎてしまえば、凄く短く感じる、そんな2泊3日の船旅でした。
 楽しかったですよー。
 出発した名古屋がどれ位遠いか見たくなって、地図と時刻表を広げてみます。

 床に厳重に固定された、ヤマハの自動ピアノ。
 データの受け渡しはフロッピーだったですかあ。
 システム、そう簡単には入れ替え出来ないのかなあ…。

 苫小牧港は人道橋の工事中なので、下船口からターミナルまでは、マイクロバスでの送迎になります。
 危険なので歩かないで下さい、とは言われていたのですが、ターミナルはすぐ目の前ですし、バスは順番待ちの行列ですしで、歩いちゃいました(^^;。
 取り敢えず、船尾へ行って、写真を撮ったりしてみたです。
 その後、11:46発の中央バスで、私は札幌へと向かったのでした。
 札幌駅には、13:35の到着となります。

 この旅の後の様子はこちらをどうぞ(^^)。


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 ゆかねカムパニー ©C.Maya 2014