■10/06/30 太平洋フェリー「きそ」乗船記 仙台19:40−苫小牧11:00
ターミナルの窓口で、プリントして来た乗船名簿を提出して、乗船券の発券を受けます。
帰りの商船三井フェリーと合わせて、ネットから予約済みなのですよー。
乗船名簿、太平洋フェリーは1枚なのですが、商船三井フェリーでは2枚のプリントが必要です。
会社毎に違いが有って、面白いね。
今は、おかげさまで40年のキャンペーン中なので、B寝台は6,000円で利用が出来ちゃいます。
本当なら、乗船時間の長い名古屋へ向かいたかったけれど、名古屋には2回も行ったばかりなので…。
それに、そろそろ「きそ」にも乗りたかったですからっ。
出航まで、まだ時間が有るので、2階の待合室のイスに座って、パソコンで調べもの。
暫く通信が途絶しちゃいますものね。
明日の、苫小牧からのレンタカーの空き状況を検索したら、何故か満車だったりしたので、レンタカーの利用は諦めたです。
それじゃあ、乗船しよっ。
入り口で乗船券を提示して、B寝台のお部屋の場所を教えて貰って。
案内所の前を横切ったら、案内所のおねーさんが丁寧にお辞儀してお見送りしてくれて、びっくりなのです。
私は、上等級の利用じゃ有りませんよお(^^;。
何だか申し訳ないみたい。
下船のときも、展望浴室前、通路の途中におねーさんが立っていて、ありがとうございました、ってお辞儀してくれたもん。
凄いなあ。
私は、そんな所に人が立ってるなんて思わないので、「…うわわっ!?」なんてぎょっとしたのは内緒です(^^;。
B寝台の私のベッドは、随分と奥まった所の部屋でした。
通路を4回も曲がって、ようやく辿り着いたよ。
旅館の、増築した離れみたい(^^;。
手前のお部屋には、室内にインターホンが有りましたけど、ここには有りません。
まあ、別に使い道は有りませんし。
それはいいのですが、B寝台の廊下の床、どうしてあんなべこべこになっているのでしょうね。
床自体よりも、敷いてあるビニールがべこべこなの…?。
これはかなり情け無いです(^^;。
「きそ」のB寝台には、太平洋フェリーで唯一、ベッドランプにコンセントが有るので、利用価値は大なのですよー。
ネットから予約状況を確認したら、全等級に空席が有って、船内でも、上等級に空席が有ることを繰り返し放送で案内していました。
空いてるみたい。
これは上段のベッドですねー。
私のベッドは下段、場所は一番奥で、対面は窓でした。
いいポジションなのです(^^)。
翌日、窓を開けてみたら、デッキが見えるだけで、海はかなり遠かったのが残念なところなのです。
お部屋は完全に満室でしたが、お隣のご夫婦は、等級変更をされたらしく、程無く移っていかれました。
ロールカーテンを下ろして、暫くはベッドでごそごそ。
出航15分前の銅鑼が鳴って、船長さんからの挨拶が有って。
もう間もなく、出航だね。
外は雨で、やっぱりデッキに出て行く気にはなれませんでした。
船内を歩くと、結構お客さんは乗っているみたい。
今日のステージは、フルートのコンサートとのことで、これは見てみたいです。
でも、結局は見に行かなかったのでした…。
晩ご飯は食べて来たので、後でマメクラに行かなくっちゃね。
ちょっと楽しみにしていたけれど、お腹が空かなかったので、とうとう行かないままなのでした。
翌朝も、ずっと寝ていたりしたから…。
あらら。
「きそ」のゲームコーナーは、相変わらず充実しています。
結構お歳のご夫婦が、クレーンゲームをやっていたりしたよ。
メダルの刻印機もちゃあんと有りました。
私は一旦眠ってから、午前01時過ぎに、また起き出したりして。
お風呂に行こー!。
「きそ」のお風呂は、脱衣場も広々としていて、紙コップや綿棒が置いてあったりして、他のフェリーとはちょっと違う感じなのです。
ただ、浴槽のお湯が、また随分と少なくって。
肩まで浸かろうとすると、殆ど寝転がるような感じに…。
お湯は循環しているのに、不思議だよー。
これは、翌朝になっても同じなのでした。
これは何とかして欲しいかな。
お風呂でも、びっくりしたことが有って。
警備で船内を回っているクルー、脱衣場どころか、何と浴室の中にまで巡回にやって来たです。
徹底していますねー。
もう、午前02時近いような時間なのに。
お風呂上りに、自販機でアイスを買って、案内所の前のソファーに座っていたら、先程のクルーが戻って来て、案内所の電話前に置かれていた「巡回中です」の立て札をひっくり返して、「御用の方はこの電話で…」に戻していました。
そう言えば、「船内で盗難等が発生しますと、海上保安庁への捜査協力の為、全てのお客様の下船が出来なくなりますので、貴重品の管理には十分注意して下さい」的な放送も、繰り返し繰り返し流れてたっけ。
船内、そんなに盗難が多いのかなって、逆に心配になってしまう位なのでした。
てことで、私は03時位まで起きていて、ベッドに戻ったのでした。
お部屋の中が真っ暗だったから、自分のベッドに辿り着くまで、ちょっと大変だったりしましたよん。
翌朝は、レストランオープンを告げる放送で目が覚めたものの、そのまま寝続けちゃいました。
起きてすぐ、お風呂には入ったものの、その後は、またまた自分のベッドでごろごろしていたのでした。
本当、特別なことをなあんにもしてないみたい。
朝ご飯も食べませんし(笑)。
たちまち、苫小牧の入港案内が流れたのでした。