アニメ感想 君が望む永遠


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君が望む永遠 第1話〜第14話



 03月19日ヨドバシで、君が望む永遠の「マヤウルのおくりもの」setの新品が半額で売られていたので、ついつい買っちゃった…。
 2巻もまだ出てないのに、どうしてこんなに安いのかなー?。
 全然売れなかったのか、沢山仕入れ過ぎたのか、それは謎です(^^;。
 こちらは、まだ未開封なので、内容の確認はまた後で(^^)。

■04/01/04 最終話
 基本的に、カップリングっていうのは先着順だと思うし、先に仲のいい所を見せ付けられてしまうと、私はすぐにその2人に情が移ってしまうので、最終的に後から出て来た女の子と結ばれちゃったりなんかすると、最初の女の子が可哀想で可哀想で呆然自失になったりなんかするわけです。
 あ、何か凄くくどい文章…。
 Kanonの最終回でもそんな気持ちになったのを、思い出しちゃいました。

 というわけで、君が望む永遠も最終回です。
 今回、孝之が遥じゃ無くって水月を選ぶであろうことは覚悟していましたけど、現実に遥とさよならするのを見るのは、とてもとても辛いのでした…。
 ずっと内容が気になっていた「マヤウルのおくりもの」とシンクロさせていたのが、また悲しみを誘って。
 茜じゃないけれど、あそこはやっぱり泣くですよ。
 現実を一度には受け止め切れないって言っていた遥は、あの後もリハビリを続けたわけで、それは一体どんな気持ちだったのかなあって、そんなことも考えてしまうと…。

 水月の気持ちは、どうだったんでしょうね。
 孝之の元から離れて、会社も辞めてしまって。
 それで、あの丘のあの樹の所に来るなんて…。
 全てをリセットしてやり直そうってわけでは無くって、全てのことから逃げ出してしまったみたいにも思えますけど。
 実際、そうなのかな…。
 遥との関係も壊れてしまって、本当にもう何も残って無いんだもの。
 だから、孝之がついてなくっちゃいけないっていうのはあるかも。
 遥は、絵本作家になりたいって夢があるから、まだ縋るものはあったんですし。
 まあそれは、過去のことを一切考えない上での話なんですけどね。

 遥がきちんと目を覚ましたこと。
 遥自身が、3年間何も出来無かった自分を分かっていたこと。
 それより先に、茜も自分の気持ちを整理していたこと。
 水月も自分の立場を分かっていたこと。
 後から振り返ってみると、きれいにまとまり過ぎているような印象すらあるのですが、実際に誰もが納得出来るように物語を積み上げていくと、それは当然のことですよね。

 あ、慎二の役割は、やっぱり中途半端だった気がするかな。
 それは、石井が居たせいもあるんでしょうけど。
 慎二をずっと本筋に絡ませてしまうと、見ていて更に辛いものになっていた筈なので、それはそれでいいや。
 最後にちゃんとフォローが入って、孝之と水月のことを本気で考えてるっていうのが、ちゃんと伝わりましたし。
 ただ、慎二と、そして水月の描き方としては、もう1回位は高校時代を描いた回があっても良かった気はするかな。

 すかいてんぷるの店長さんも、以前、亡くなってしまった娘さんともっと一緒に居てあげるべきだったって、言ってましたよね。
 そういったひとつひとつの台詞も、ちゃんとリンクしているのでした…。

 ラスト、もう遥の出番は無いのかなって思ったけれど、遥と茜の今を見せることで、孝之と水月の今も暗示したものになっていたのは良かったです。
 あの2人がラブラブで幸せな生活を送っている姿を出されても困っちゃいますし、それは各自の想像にお任せした方が、絶対にいいですもん。
 今の幸せな姿は、やっぱり遥と茜にこそ相応しいです。
 そして、ゲームと同じ曲で締めくくられて…。

 というわけで、アニメはこれでおしまい。
 みんなが不幸で残酷なラストにはならなくって、ほっとしちゃいました(…私的にはダメージおっきいんですけど)。
 DVDも、きっと買っちゃうんだろうな。
 PC版のゲームも買ってあるので、そろそろプレイしてみようと思ってます。
 遥と茜とあゆにどんなストーリーが用意されているのか、ちょっと楽しみで、ちょっと怖い私なのでした。

■03/12/28 第十三話
 感想は、もう一度じっくり見直してから書きたいな。
 鳴海の周囲で起こっている色々なこと、結構きちんとまとめてくれていたので、びっくりしちゃいました。
 それぞれが持っている気持ちも、良く出てましたし。
 やっぱり、涼宮がきちんと目を覚まして、色々なことを知り、自分から未来に向かって歩き出したのは大きいと思います。
 過去を理解する為にも、未来へ進まないと行けないですもんね。
 必死にリハビリをしている涼宮の表情を見て、私はまたゾクゾクしたです。
 そんな中で、自分では何一つ決めることの出来無い鳴海を見ると、歯がゆいというか、ヘタレ虫というか…(^^;。

 というわけで、続きです。
 「時間は取り戻せるよ、大丈夫」。
 その為には、鳴海が最大限協力しなくちゃいけないと思うけれど、彼にその自覚はあるのでしょうか…。
 少なくとも、この時点では無かったような気がするぞ(^^;。
 誰にでも優しいっていうのは、確かに問題あるかも…。

 あ、茜の出番はまだあるんだ…。
 茜の表情を追っているだけで、何か問題が起きてるらしいのが、分かってしまうという。
 ポジション的には、全てを把握出来る立場に居るわけで。
 でも、どうしようも無いよね。
 それにしても、鳴海は本心を見せないなあ。

 さすがに、鳴海がすかいてんぷるの正社員になったら、配属は変わっちゃうんだ。
 大空寺も、それがむかつくなら、一緒のお店に行けばいいのにね。
 彼女にそういうことは許されてないのかしらん…。
 北海道の果てだって、別にいいのに。
 私はだったら、別に構わないですー。
 でも、すかいてんぷるの騒々しさも、鳴海の支えになってたんですね。
 周囲の人達、みんなに助けられてるです。
 そういった意味では、ずっと1人の速瀬は凄く可哀想というか…。
 慎二は気に留めてくれてたみたいだけど、実際には全然お役に立たなかったみたいなのがお気の毒。
 石井は、どうもポジションが中途半端だし。

 それでも、速瀬はちゃんと心を保ってるみたい。
 とりあえず、言うべきことは全て言ってしまったから…。
 後は本人次第ですよねー。
 自分のことを惨めじゃないって思えるまで、どれ位の時間がかかるんだろう?。

 涼宮も、水月が悪く無いのは分かってるなんて…。
 怪我のことを引け目に感じてる様子が、すっごく伝わって来る台詞でしたあ。
 それでも、はっきり嫌って言ってましたものね。
 それだけに、壮絶なリハビリのシーンも納得出来てしまいます。
 涼宮にあんなに激しい部分があるなんて、私もびっくりしちゃった…。

 鳴海も、全部話す気になったみたいで、いよいよ次が最後の話です。
 でも、まだ実際に伝えてはいないので、油断はなりませんが…。
 吹っ切れたような表情の鳴海と、決意をもってそれを聞こうとしている涼宮の姿が、とても印象に残るラストでした。

 誰だって、自分1人では生きてはいけません。
 回りの人達との関係の中で、どうやって過ごして行くか。
 誰にでも優しいのだって、本当は悪くないことだよねって、私は思うのでした。

■03/12/21 第十二話
 速瀬も普通のモードに戻ったみたいで、とりあえずは一安心、かな…。
 でも、やっぱり昔は良かった、なんてことをひたすら考え続けていて。
 鳴海と一緒に、泣いたり笑ったり怒ったりしていた、遠い日々。
 ひたすら眠り続けている涼宮と比べてたら、それですら幸せだったって言えるのでしょうか…。
 茜は速瀬に似てるって言ってたけれど、つまり速瀬にも、贖いの日々が待ってるのかなあ。
 でも、お別れするみたい。
 とうとう指輪もはずしちゃった…。
 ずっと近くに居たら決心が鈍るし、もう2度と会わない方が、確かに解決策としてはいいけれど…。
 慎二とのこともちゃんと伝えて、もうするべきことは何も無い、みたいな。
 速瀬って、鳴海にとっては涼宮の代わりだったのかなあ。
 肝心の本人が何も語らないので、それは謎のままで。
 彼が今、どういう気持ちで居るのか、私にはもう分からないや…。

 再び涼宮が目覚めて、何かが変わるのでしょうか。
 というか、何かが起きるのでしょうか。
 慎二にとっては、全ての原因は鳴海ということになってるらしいけれど、彼自身には出来ることも役割も何一つ与えられていないという現実があ(^^;。

■03/12/14 第十一話
 涼宮は全然悪く無いですよね。
 彼女だけは何もやましいことをしていなくって、ただ一人ピュアに生きて来たって思いますもん。
 現実逃避で、再び倒れてしまったわけでも無さそうですし…。
 私としては、寝たきりを脱出して、涼宮が主体的に動く回があって欲しいなって思うのです。
 速瀬と比べると、すっごく不公平なんですもん。
 この展開だと、どうしたって速瀬に同情しそうになっちゃうから…(^^;。
 茜に涼宮の全てを押し付けるような結末になったら嫌だな、って。
 あ、茜の出番は、本当にこれで終わりみたい感じでした。
 ここで鳴海と何かあったら凄いのですが、さすがに収拾が付かなくなるかな…。
 茜、「優し過ぎるのも残酷です」って言ってましたよね。
 確かに、誰も傷付けたく無くって、それが全て裏目に出てしまってますもん。

 鳴海は、ただ頭を抱えているだけ…?。
 ちゃんと、全てを自分で決めて、自分で未来を拓いて欲しいなあ。
 すかいてんぷるの社員のことも。
 みんな壊してしまったら、何の為に生きているのか分からないもの。
 それは、速瀬も同じで。
 茜が言っていたみたいに、自分の力で、ね。

 速瀬は、今度こそ本当に壊れちゃったのかと…。
 以前、「犬のお巡りさん」をフルコーラス歌っていたのにも参りましたけど、今回のヒールをいじっている仕種も、また凄く嫌とゆーか(^^;。
 ラストでは、ちゃんと正気を保っていたみたいなので、ちょっとだけ安心しちゃいました。

■03/12/07 第十話
 
時間の経過を気付かせちゃいけないのに、涼宮の髪の毛を切って無かったのは、3年も寝たままで切るのが面倒だったのか、それとも本人に気付かせる為にわざと伸びるままにしていたのか…。
 きっと、後者なんだろうな。
 薬の副作用で髪の毛が伸びてるとか、そういう姑息な言い訳もしなかったし(^^;。
 それにしても、3年ずっと寝たきりだったからって、そのこと自体は別に重要じゃあ無いと思うな。
 体の傷のこととか、その間に何が起きたのかとか、そっちの方が…。

 鳴海は涼宮とは終わったって言ってたけど、本人にそのことをちゃんと伝えてないし(^^;。
 駄目だよー。
 そして、茜が正論を…(^^;。
 まあ、あんな姿の涼宮を見たら、確かに放ってはおけないです。
 人として。
 で、茜が風邪ひいて、鳴海も風邪ひいて、それで何か事件が起きるのかと思ったけれど、特に何も起こりませんでした…。
 何だったんだー?(^^;。
 それに、鳴海が風邪ひいたのは、窓を開けたまま寝てたから、だよね。
 うつされたわけじゃないの。

 茜の本当の気持ちって、凄く気になるです。
 欲しかったのは、お兄ちゃんじゃ無いのかな…。
 腕にひっついてる夏の水着の写真、いくらなんでも鳴海は驚き過ぎです(^^;。
 原作のゲーム欲しいなあ。
 でも、何処にも売ってないの(^^;。
 アニメでは、もう茜のことが描かれることも無いんでしょうし…。

 上司の石田といい、みんな何か問題を抱えて生きてるの。
 いつも笑ってはいられません。
 玉野は良く分からないけど(^^;。
 そんな中でも、精一杯生きること、それって大切ですよね。

 でも、涼宮が鳴海に「嫌い!大嫌い!」とか言ってるのを聞いて、ちょっとほっとしたりして。
 そういうわがままな部分があってもいいと思うから。
 にしても、茜が爆発しちゃったのには、びっくり。
 悪いのは、みんなおねーちゃんだなんて。
 待ち合わせのときの15分を思うと、あながちそうとばかりも…(^^;。
 あの桜貝も、特別な意味があったのか、とても気になるです。

 慎二も、前回は何も起こらなかったから不思議だったけれど、今回やっとそーいう関係に…。
 そういうことなら、納得です。
 とりあえず、全員に関係を精算するフラグが立ちましたあ。
 ぐちゃぐちゃになっているように見えつつ、実際には事態って集束に向かってるみたい。
 もう、いつでも結末を迎えられます。
 どうせなら、みんなで不幸になってみるのもいいかな(^^)。
 とりあえず、涼宮はちゃんと起きて来ないと駄目だよー?。

■03/11/30 第九話
 一緒に暮らしていて、すぐ近くに居るのに気持ちがすれ違ってばかりっていうのは、辛いですよねー。
 寂しいな。
 鳴海は、態度をはっきりさせないから。
 さすがに速瀬も限界が来てるみたい。
 でも、親友を裏切ってでも手に入れようとした恋なんだから、最初からそういう覚悟は無かったのかしらん。
 今更、昔には戻れないのに。
 まあ、涼宮が事故に遭った後の鳴海を見ていられなくって、ついそのまま行ってしまったって可能性はあります。
 それこそ、もう後戻りは出来無いか…。
 本気で好きなのは確かみたいだけれど。
 鳴海の方は、分からない。
 将来のことを考える余裕も、あるのやら、ないのやら。
 少しずつでも、涼宮が回復して行く様子を見るのは嬉しいし、そこから繋がる人間関係だって、鳴海には心地良さそうに見えるから、気持ちは分からないではありません。
 そんな中で、色々と世話を焼こうとする速瀬に対しての感情とかも…(^^;。

 とにかく、相手は病人ですもんね。
 涼宮が事故に遭ったのは、鳴海が待ち合わせに15分遅れたからだし、鳴海が遅れたのは速瀬のせいだし。
 それに、速瀬が指輪を買わせた時の気持ちとかも考えると…。
 ガラスの闇に迷い込んだみたい(^^;。
 凄い状況設定だあ。

 しっかし最近、大空寺が妙に可愛く見えてしょうがなくって。
 ちゃんと仕事はしてるみたいだし。
 でも、社員絡みのことは、何を考えてるのか分からなかったです。
 本当、何を考えてるの?(^^;。
 すかいてんぷるで社員になれれば、お金持ちらしい大空寺の家から、1人前と認めて貰えるとか…。

 茜も、何も考えてるのか分からなかった…。
 とりあえず、中身は中学の頃と変わって無い感じがするのは嬉しかったです。

■03/11/23 第八話
 鳴海と速瀬、いきなり新婚さんみたいになってるの。
 速瀬としては、そうやって何かをカタチにしていかないと、不安ですもんね。
 既成事実とゆーか。
 でも、心が伴っていないと、虚しいだけ。
 痛々しいの。
 茜もそういうことを言ってるんでしょうし…。
 そういう雰囲気って、良く出てますよねー。
 甘い部分だけじゃ無くって、そんな部分がきちんと描かれるという(^^;。

 にしても、速瀬は本当に辛いなあ。
 鳴海を繋ぎ止めていられない自分のこと、ちゃんと分かってるから。
 でも、どうにも出来無いの。
 いくらキスしたって、駄目。
 2人、どんどんすれ違いになっちゃって。
 時間は、作る気にならないと全然作れませんしねー。

 病院へのバスの車内で出会った時は、わー!って思っちゃった。
 別に何も起こりませんでしたけど。
 まあ、やましいことは何も無いですからね(^^;。
 さすがに声をかけたりしなかったし。
 降りるとき、速瀬の方から声をかけてたので、ちょっとだけ安心したり。

 でも、あのバスカードリーダの音は変です。
 降車ブザーの音も変。
 ちゃんと乗務員がアナウンスをしてるのは偉かった。
 うん、マニュアル通りだぞ(^^)。
 それにしたって、あんな妙ちくりんな発声はしないと思います。
 気持ち悪いってば!(^^;。

 店長があゆまゆをどういう目で見ているのか、私もとても気になるー。
 どうしてあんなの雇ってるの(^^;。
 単に人手不足なのかな…。
 管理職が部下を観察する目じゃ無い、ですかあ。
 あゆまゆ、結構鋭いな。
 変質者の目。
 それは鋭くない!(^^;。
 自意識過剰だと思う私なのでした。
 すかいてんぷるみたいな環境って、鳴海には気が紛れていいのかも。
 本当に、良く出来た環境だなって。

 あの看護婦さん2人も、偉いなあ。
 患者さんとか、お見舞いに来た人のこと、ちゃんとみんな分かってあげてる感じで。

 あのウェイトレスさん2人も、実は結構偉いのかも。
 最初は鬱陶しかったけど、何か情が移っちった…。
 私の娘も、生きていればあの位の年齢なので…。
 …なんて、うそうそ(^^;。
 でも、大空寺の罵倒の台詞のバリエーションは凄いです!。
 逆に、玉野は語彙が少なめ。

 鳴海と涼宮、2人の会話って、恋人っぽいですよねー。
 以前言ってた、涼宮が可愛い長靴履いて50メートル走った光景って、見たいなあ。
 すっごく!。
 今回、会話から時間の経過がばれちゃうのかなって、一瞬どきどき。
 ショックを与えて、何か起きるかと思っちゃった。
 ちなみに、病院へお見舞いに行くと、帰るタイミングを計るのが難しいです。
 病人さん、寂しいでしょうし
 相手が、意識はあっても口をきけない程の病気だと、尚更…(;_;。

 涼宮の傷は、現実を突き付けますよね。
 とりあえず、体のパーツが欠落してないみたいなのは救いなのですが。
 あの傷は、鳴海がずっと背負っていかなくちゃいけないのでしょうか…。
 で、茜は一体を何を考えてるんだろう…。

■03/11/16 第七話
 おまじないは、ちょっと恥ずかしいな。
 誰かに見られたら、もう…!。
 茜じゃ無いけれど、気持ちを込めて無いのにあんなことをするのは、いけないですよね。
 涼宮のこと、弄んでる、かな。
 違う、かな…。
 それって、キスよりいけないかも(^^;。
 でも、相手は病人だし。
 わー、心がぐちゃぐちゃになっちゃうよう。
 鳴海の「大丈夫…」っていうのも、そういうことなんだろうなあ。
 でも、涼宮とお付き合いし始めたときから、無理矢理自分の気持ちを納得させようとしてばかりのヤツです。
 それは、速瀬も同じ。
 そういった意味では、涼宮姉妹は正直に生きていると思います。
 私は、その方がいいな。
 化けて出たりするより、ずっと隠れて泣いてる方がいいもの。
 …変な例えですけど…。

 実際、鳴海は涼宮のこと、どう思ってるのかなあ。
 付き合い始めた経緯がアレなので、どうにも信用しかねる部分があるです。
 速瀬は痛々しいですけどね。
 自分でも自覚してるらしくって、不幸で惨めだなんて。
 そんなこと言っちゃうと、ますます不幸で惨めに…。
 先輩から見た速瀬って、不器用で周囲に溶け込めて無いってことで。
 そういった意味では、涼宮の存在っていうのは小さく無かったと思えるわけなのですが。

 あ、あゆとまゆがちゃんと仕事してる!(笑)。
 忙しいときに、ちちくりはいかんですよね。
 にへらにへらもいかんです。
 裸で引き回したら、確かにあの街には住めないと思うし…。
 それもまた、選択の一つ、なのかなあ?(^^;。

 お酒飲める人は羨ましいなあ。
 あの荒れようも、分からないでもありません。
 一緒に住むのは、何かと問題があるです。
 後戻り出来無くなるー。
 本当は、全て分かってるようにも見えたり。
 速瀬としては、状況で追い込むしか無いの…?。
 涼宮が完全に回復した時に、何が起こるのかなあ。
 鳴海だって、本気では追いかけてなかったみたいな…。
 何も出来無いのは事実なんですし。

 茜も、色々と現場に居合わせるです。
 それはお気の毒なのです。
 涼宮は、別に見られても平気みたいだったけど…。
 私は茜のことが大好きなのに、実は茜のことを何も分かってないみたい。
 じっくり考えてみて、そう思ったりもしてます。

 というわけで、今回も静かに進む展開が心地いいのでした。
 本当に、ゆったりしてます。
 みんなの気持ちがどう変わったのか、変わっていないのかは、まだ分かりません。
 お互いに、好き嫌いははっきりと口にしてますけど、何処まで本心か分かりませんもんね。
 そもそも、本心が何処にあるのかも分からないんですもん。
 そういうのって、私は好きだな。

 どーでもいいですけど、人事のヤツって、いかにも人事って顔してますよねー。
 私の同期もそんな感じ。
 妙に賢そうだし、人事なんて、私は嫌いだ(^^;。
 とりあえず、大空寺もあの店で働き続けないといけない理由、みたいなものはありそうでした。

■03/11/09 第六話
 2人、仲良いなあ。
 涼宮と速瀬は、いい感じの親友同士だったんだなあって思います。
 それは、今でも壊れて欲しくないのにな。
 涼宮と茜も、どういう姉妹だったんだろ。
 おとなしい姉と元気な妹。
 でも、涼宮はちゃんとおねーちゃんしてるの。
 茜はすっかり子供扱いです。
 今の姿を思うと、せつないものがありますが…。
 あの頃には、もう戻れません。
 速瀬をもうOLです。

 人探しをする「すかいてんぷる」の店長さんも大変だあ。
 シフトが欠けちゃうと、本当に大変だって思います。
 ウェイトレスは仕事しないし。
 鳴海も断っちゃ駄目だぞ。
 このちちくり大王!、少しは仕事しろ!(笑)。
 まあ、事情を知ってしまうと、そこまでは言えるような言えないような…。

 「懲りないんですね」。
 茜の台詞も、どういう意味なんだろ。
 また同じ辛い目に遭うってこと…?。
 茜も大変だあ。
 個人的には、彼女に大注目なのです。

 涼宮と一緒で、1日が早いのは私も同じかも。
 仕事に追いまくられてます(^^;。
 手の暖かさに安心感を覚えるっていうのも納得ですよね。
 おまじない。
 でも、そういう姿って、見てると辛いよう。
 あの姿を見てしまうと。
 色々な事情があって。
 お父さんも大変だ…。
 記憶の混乱って、本当に直るのかしらん。
 何処からそんな確信があ!。
 とりあえず、鳴海とは普通に会話が出来てるみたいなんですけど。

 速瀬の気持ちも分かりますけどねー。
 辛いなあ。
 茜のきつい一言まで…。
 こういう状況になってしまうと、速瀬の立場ってもう悪くしかならないみたい。
 相手は病人だし、負い目はあるし、もう心がぐちゃぐちゃになっちゃう。
 唯一の拠り所である鳴海が、彼女の全てを握ってます。
 でも、彼にしたって、涼宮は病人だし、責任を感じてるし。
 みんな、どうなっちゃうのかな…?。

■03/11/02 第五話
 茜みたいに真っ直ぐな性格だと、言葉も態度もストレートだし、そんな気持ちを一直線にぶつけられたら、普通の神経の持ち主にはとても耐えられませんよね。
 そもそも、あの事故自体が、あまりにもヘビーな出来事だったんだもん。
 そういった意味では、鳴海も普通の人間だったことが分かって、ちょっと安心したりもしましたけど。
 ここは、そんな見方をするべき場面では無いとは思うのですが…。
 まあ、茜にはああいったことを言う資格があると思いますし、はっきりとそれを本人に伝えたのは良かったと私は思います。

 速瀬の方は、案外自分の感情をコントロール出来てる感じなのですが…。
 水泳部での描写を見るに、この先何が起きるかは分かりません。
 この作品って、全編にわたってそんな感じなんですよねー。
 1回目は何が起きるか予測不能なので、本当にびくびくしながら視聴していて、ちゃんとじっくり見れるのは2回目以降、みたいな。
 それでもショックは大きいのです。
 でも、共感出来る部分が多いので、決して不快では無く、それがこの作品を見続けている理由かな…。

 1年間、ずっと抜け殻だった鳴海。
 それがイコール涼宮への想いってことですから、それはしっかりと見せてくれたのは良かったです。
 速瀬の描き方も納得出来るみたい。
 いつまでもずっと、あのままで居る訳には行かないもの。
 速瀬が居なかったら、鳴海の体が持たなかったって思うし。
 涼宮のご両親の気持ちも、もっとも。
 茜には、それがちゃんと伝わっていなかったってことなんですね。
 ああいう状況になってしまうと、今更、なんですけど…。

 自分を支えていてくれていた速瀬と、時間が止まったまま目を覚ました涼宮。
 決して恋を楽しんでいただけでは無いと思うけれど、涼宮が事実を知ったら、お願い彼を返して、って言うかしら。
 「軽い気持ちのジュリア」みたい。
 彼はもう抜け殻。
 夢や恋を語った、あんな風な3人には、もう戻れないのこのまま…。

 どーでもいいのですが、慎二の役割って、どうも未だに分かりません(^^;。

■03/10/26 第四話
 大空寺のことをちゃんと制御している鳴海の姿、何かおっかしいの(笑)。

 鳴海がどうして全然病院に行ってないのか、その理由が分からないけれど…。
 速瀬も。
 2人、何があったんだろ。
 単に投げ出した(逃げ出した)とか…?。
 それじゃミもフタも無いけれど、病人が居るっていうのは、家族でなくても凄く大変なんですよね…。
 その辺りは、後でフォローされるのかなあ。

 着々と自分達の生活を送っている、鳴海と速瀬の2人。
 でも、そこに涼宮は居なくって。
 茜だって自分の生活を送っているけれど…。
 ちゃんとそこに涼宮は居ます。
 この違いは大きいですよね。
 そりゃ、家族と友人じゃ立場が違うけれど、2人は涼宮を必要としてないみたい…。
 3話とか、見ていて単調な気がしましたけど、今思うとあの辺りってやっぱり必要な描写だったみたい。

 でも、涼宮が出て来ないと、場がしまらないです。
 寝てばっかりいても、やっぱりヒロインなんだから!。
 手がベッドからはみ出してるのを見たとき、死んじゃったのかと思ったよー。
 それと、目覚めてからそれを鳴海に伝えるまでの1ヶ月の時間の経過が分からなくって、混乱しました(^^;。
 あ、留守電にかかってきた電話、あそこって、凄くいい雰囲気でした。
 一瞬で緊迫したもん。

 香月先生が速瀬の髪のこと指摘してたのも、時間の経過がばれないように、ってことなんですよね。
 後から気が付きました。
 それにしても、時間が止まってるって、一体どういう症状なんだろう…。
 速瀬の名前を2回呼んでるのを見て、分からなくなっちゃった。
 それは凄く痛々しかったけれど、泣き崩れる鳴海の姿を見て、ちょっとほっとしたのも事実です。
 それが普通の人間だよね。

 そして、今回もまた、茜はいい感じでした
 実は彼女が一番正常というか、至極真っ当な反応というか。
 本当の所、鳴海のこと、どう思ってるんだろう…。
 この先も、茜には期待しちゃう私なのでした。

 それと、涼宮の困ったような笑い顔が、私はとても好きです。
 3年経って歳をとったら、落ち着いちゃったみたいなのは残念かな。

■03/10/19 第三話
 お客にウェイトレスが絡まれてるのかと思ったら、ウェイトレスがお客に絡んでいたという…。
 ここのシーンて、妙に長々と描かれていたけれど、見ていて結構疲れます。
 大空寺と玉野の妙な口調とか、すっごく気になるし…(^^;。
 それで、別に何事も無く収まってしまったし。
 それにしても、あんなのよく雇ってるなあ。
 クソ虫とか、一体どこからそーいう台詞が…(^^;。
 鳴海がソツ無く仕事してるのは分かりましたけど。
 ちなみに私は、あれが鳴海だなんて、最初は全く気が付かなかったです(こら)。
 速瀬だって、指輪見て、やっと気が付いたのでした。

 とりあえず、3人、普通の生活を送っているみたい。
 あ、卒業してからは、そんなに頻繁には会ってないんだ…。
 それにしても、どっさりと時間が経ってます。
 涼宮のことに全く触れないのが、かえって怖かったりして…。
 水瀬の仕事ぶりとか、随分と丁寧に描かれてましたよね。
 そういうのって、珍しいなあ。
 淡々と日常が描かれて。
 ただ、水瀬だけがつまらない生活を送ってるような印象なんですけど、やっぱり何かを失ってしまったってことなのでしょうか…。

 茜との関係も、どうなっちゃってるんだろ。
 冷たい視線。
 鳴海と水瀬、別に逃げ出したりはしなかったけれど…。
 涼宮はちゃんと生きてそうな感じですが、意識不明とか半身不随とか、そんなだったら嫌だなあ。
 2人、お見舞いにも行ってないみたいだし。
 本当は、そのことには触れないで居られたら、っていうような雰囲気も感じられるのでした。
 事故は嫌ですよね。
 うん、事故は嫌だ。
 私は、幸運にもちゃんと退院出来たけれど…。

 何か涼宮に情が移ってしまって、ちくちくと鳴海や水瀬を追い込んで行くような、そんな展開を期待してしまう私なのでした。

■03/10/12 第二話

 70満点で37点じゃ、合格点には程遠いですよね。
 茜って、涼宮の妹にしては、随分とあっさりした顔をしてる気がします。
 でも、ああいう妹を味方にしたら、彼氏としては何かと便利そうな気がするな。

 前回のことがあると、2人がすっかりラブラブな雰囲気なの、かなり違和感があったりします。
 間に何か、エピソードを入れて欲しかったかも。
 電車の中で受験の話を振ったりして、突然嫌な雰囲気になったらどうしようって、ドキドキしちゃった。
 でも、2人はすっかり仲良しさんになったみたいです。
 涼宮ってば、すっかり可愛い彼女してるし。
 海辺まで降りてい行かずに、海の見えるホームのベンチでミートパイを食べる2人が微笑ましかったりして。

 彼女の家なんて、そりゃ居ずらいよね。
 鳴海って、他所の家庭に入って行くのとか、苦手そうですし。
 いくらご両親が暖かく迎えてくれても、ね(^^;。
 娘が男の子を連れて来たのに、ご両親にそれ程特別なリアクションが無かったのは、ちょっと寂しかったり。
 でも、家族みんなが出て来たのって、ラストに繋げる為でもあったんですよね。
 辛いなあ。

 あの2人、速瀬的にはどーなんでしょう。
 何かまた、随分と回りくどい描き方をしてるみたいですけど…(^^;。
 理由は、おいおい分かったです。
 髪の毛のこととか、どんな意味があったんでしょうねー。
 でも、意外とあっさり片付いてしまったけれど…。
 この辺りは、ちょっち不満な気持ち。

 それと、いつも涼宮待たせるんだから!。
 泣かせちゃ駄目だよー。
 それに、折角2人でベッドに入ったのに、最後までは出来無かったのかなあ。
 それって…。
 凄く悔いが残りそう!。
 いきなり家族みんなが帰って来て、あそこはすっごくドキドキしたです。
 あんなところを見られたら、凄い恥ずかしい!(^^;。
 茜も、あそこは笑う場面じゃないと思うけれど(笑)。

 それにしても、あのラストにはびっくりしました。
 茫然。
 見た直後よりも、時間が経ってからじわじわとボディーブローで効いて来たです…。
 でも、警官から涼宮の名前が出て、主題歌が流れて、タイトルが出た所で、ゾクゾクしちゃいました。
 誕生日のプレゼントの指輪をアップにしたりするのが、嫌でいい感じだったし。
 血塗れのリボンとか…。
 出血、普通じゃ無いよ。
 ここまで徹底していると、逆に愛情を感じてしまったりする私なのでした。
 ちなみに私は、やたらと事故現場に居合わせるので、似た光景を見たことがあったっけ…。

 その他にも、4人の友達の絵本とか、いいエピソードが入っていたなあって。
 おまじないのこととか。

■03/10/05 第一話
 また、えらくお約束なシーンを積み上げてシナリオを構成しているような印象が…。
 最初っから、鳴海と涼宮の2人の関係、わざわざ嫌な描き方してるのが凄いです。
 そこから始まって、最後にしっかりとくっつくのなら、いいんですけど(^^;。
 涼宮があそこまで入れ込んでる理由とか、その辺りが丁寧にフォローされたらいいな。
 彼女を中心にした人間関係、壊すのも護るのも鳴海次第ですかあ。
 何だか見ていて痛々しいんですけど、そういうカラーの作品なのかしらん…。

 追記。
 せっかくDVDを買ったので、もう一度1話を見直して見ました。
 最初にテレビで見たときは、全然いい印象が無かったですし(^^;。
 今は、登場人物みんなに情が移っているので、心安らかに見れるよね…。
 付録の絵本を読んで、マヤウルが何の妖精なのかも分かったです。
 余談ですけど、ヨドバシの通販の「君が望む永遠 マヤウルのおくりもの set」とうとう54%引の¥2,980 (税込)まで下がっちゃいましたねー(^^;。
 それって、私が買ったのより、更に安いです!。

 1話、結構静かな展開に思えるのは、見ている私の気持ちの現れ、なのかなあ。
 セミの声や水しぶきの音が、やけに大きく聞こえたりして…。
 鳴海も、かなり馬鹿やってたりして。
 3人、まとまってますよね。
 何か涼宮の入り込む余地が無いの。
 元々、おどおどしてますし。
 ゲームのマニュアルには「片想いのプロ」って書いてあったっけ。
 涼宮も、頑張って告白したんですよねー。
 「好きです、私と付き合って下さい」なんて(^^)。
 そもそも、速瀬と鳴海が知り合ったのも、鳴海の周囲を洗うのが目的だったんですもんね。
 その辺りは、さらっと流してましたけど…。
 やっぱり、高校時代の話がもう1話は欲しかったな。
 4人で色々と遊んでるシーンとか、ね。

 涼宮は可愛いかったですー。
 実は速瀬も可愛いの。
 にしても、初期の鳴海と涼宮のちぐはぐぶりは、その後の不幸展開よりも私には痛かったのでした。
 楽しくなさそー(^^;。
 で、涼宮をわざわざ引っ張って、丘まで連れて行ったの。
 怯えてるし…。
 あの丘って、主題歌にも出て来るのですが、私にはあんまり重要そうには見えなかったりもしてます(^^;。

 あと、放送当時の感想で、何か大間違いを書いていたので、こっそり修正しました(^^;。




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 ゆかねカムパニー 2003