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旅のしおり

 ここには、太平洋フェリー「いしかり」仙台−苫小牧、の乗船記があります。
 本当は新潟から新日本海フェリーに乗るつもりだったのですが、急遽こちらに変更しちゃいました。
 この旅の前の様子はこちらをどうぞ(^^)。
 仙台駅からのバスって、いつも乗り場に5分から10分位遅れて来ますよねー(^^;。
 結構沢山の人が乗りましたが、終点まで乗って行ったのは13人。
 途中、18時45分頃に陸前高砂の駅前を通ったので、ここでもJRからの乗り換えが出来るんだ。
 あんまりメリットは無いかしら。
 490円のバスの旅、結構距離があったりします。
 年齢層は、見事に高いの。
 今日は「いしかり」なんですね、なんて会話をしていたので、みんな常連さん☆カナ。

■06/05/23 太平洋フェリー「いしかり」乗船記 仙台20:00→苫小牧10:45

 電話ではB寝台を予約してあったのですが、気が変わって、1等にしてみました。
 今日はのんびりしたいもん。
 「キャンセルがありましたので、変更出来ます」と窓口のおねーさんが応じてくれました。
 それじゃあ早速、乗船、しちゃいましょう。
 太平洋フェリーのお船で、唯一乗ったこと無いのが、この「いしかり」なんです。
 どんなお船なのか、わくわくするね。

 カウンターでは「○○号室の○○様、お待ちしておりました」と声をかけながら、スチュワーデスのおねーさんが、お部屋の鍵を渡していて。
 私のときも、勿論そう言って迎えてくれたのですけど…。
 お盆の上に、私の部屋の鍵がありません。
 もう一つのお盆をひっくり返しても、やっぱり鍵はありません。
 そりゃ、私が部屋を取ったの、1分前ですから…(^^;。
 おねーさんは「少々お待ち下さい」と言い残して、鍵を取りにインフォメーションへ走って行ってしまったのでした。
 すいません…(^^;。

 私の2人用個室は船首にあって、これだと夜間は窓を開けられませんね。
 ちょっと覗いてみたら、窓は遠くて小さいし、デッキがかなり視界を遮るので、見晴らしはイマイチみたい。
 明るくなっても、あんまり楽しく無いかも。
 まあ、乗船は殆ど夜だけですし、別にいいよね。
 二段ベッドの梯子が面白いなあ。
 何故かこの梯子、私のお気に入りになったのでした。
 隣りの部屋で大声を出されると、かなりはっきりと声が聞こえたりもしましたけど、私はそんなに繊細じゃ無いので、別にいーや。

 出港15分前の銅鑼が鳴った所で、レストランへ。
 バイキングはヘビーなんですけど、久しぶりだもんね。
 1,800円払って、と。
 前の人がクレジットカードを出したら、何とオフライン処理になるそうで、あのガッチャンっていうヤツ、久しぶりに見ましたよー。
 確かに、船の上でオンラインっていうのは無理があるかな。
 私もカードで払おうかと思っていたのですが、それを見て中止。
 別料金のアルコールを聞かれましたけど、ん、いらないです。
 だって、私はそれより…(笑)。
 別料金500円でお刺身はいかがですか、みたいなチラシも貼ってあったっけ。

 バイキングのメニュー、以前よりも減ってるような気がしますけど、別にこれでも十分だよね。
 一番人気はやっぱりステーキだそうで、補充する度に、おねーさんが「ステーキお待たせしました」との案内をしていたよ。
 私もステーキがお勧めメニューだと思います。
 他の品々は、まあ普通の味かしら。

 それより、私の興味はミニケーキにあったりします。
 今日はどんなのかなー?。
 4種類のミニケーキ、どれも美味しかったです。
 お気に入りは、チョコレート。
 そんなわけで、ミルクなんぞ飲みつつ、ケーキばっかり食べていた私なのでした。
 子供みたい。
 ケーキの容器が溜まって行くのが、ちょっと恥ずかしかったけれど(^^;。

 帰りに売店を覗いたら、太平洋フェリーの歌のCDのポスターが貼ってありました。
 そんなお歌があったのですね。
 私の記憶に無くって。
 ポスターはあっても、CD自体は売り切れみたい。

 さすがに食べ過ぎて、お部屋に戻ったら、ベッドでごろごろ。
 お腹いっぱいだし、何だかいい感じにゆーらゆら揺れてるし、昨日は殆ど徹夜だったし、そのまますやすや寝てしまったのでした。
 ふと気が付くと、午前3時30分。
 おいっ。
 外はもう明るいよお。
 ピアノとサックスのショー、見損なったあ(^^;。
 新日本海フェリーだと、丁度小樽到着前で叩き起こされる時間ですよね。
 これって、新日本海フェリーの呪い…?。
 関係無いか(^^;。

 とりあえず、お風呂に行かなくっちゃ。
 24時間、殆ど開いてるのって、嬉しいです。
 こんな時間なのに、入られている方が二人もいらっしゃいました。
 私ものんびり。

 お風呂から出て来て外を覗いても、どんよりとした曇り空で、日の出は見れそうにありません。
 ゲームコーナーも、エントランスも、あちこちにあるソファーも、完全に無人です。
 大抵、誰かしら寝てたりするんですけどねー。
 出港後の放送でも、A寝台以外は空席があるので変更を受け付けます、なんて言ってましたから、さすがにお客さんは少ないのかしら。

 部屋に戻った私は、またぐーぐー寝てしまって、入港30分前の放送が流れるまで、ひたすら眠り続けたのでした。
 だからあ(^^;。
 朝のバイキングはー?。
 朝のピアノ演奏はー?。
 デッキのお散歩はー?。
 …みんなスルーです(^^;。
 何か、ずっと寝ていただけみたいで、これで乗船記と言えるのか、わざわざ1等にした意味はあるのか、甚だ疑問だったりもするわけですけど…。
 困ったもんだ。
 歯ブラシは記念に貰っていこ。
 裏に、名鉄グループって書いてあるのが楽しいよ。

 この「いしかり」、さすが内装の作りに古さを感じますけど、特に気になるレベルじゃ無いです。
 私の好みだと、一番好きなのは旧「きそ」で、次が「きたかみ」、その次が「きそ」になるので、「いしかり」は一番最後になっちゃうかなあ。
 あくまで、私の好みですけど、ね☆。
 そうそう、「いしかり」にも、ベッド毎のコンセントはありません。

 苫小牧からは、レンタカーで移動するよ。
 ターミナルのカウンターで手続きをして、もうそのまま移動を開始っ。
 この旅の後の様子はこちらをどうぞ(^^)。

 おしまい。


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