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旅のしおり

 ここには、東日本フェリー「へすていあ」大洗フェリーターミナル、の乗船記(?)があります。
 今日は、大洗フェリーターミナルへお出かけするよ。
 お船を見に行くのだっ。
 あいにくの雨ですが、午後からは晴れるだろうって。
 良かったあ。
 というわけで、友人と二人、車で出発。

 でも、時間の計算を間違えてしまい、大洗に到着したときには、既に「へすていあ」は接岸していたのでした。
 まだ下船は始まっていなかったけれど…。
 入港をしっかり見届けたかったのにな。
 いつもいつも、ターミナルへ着くのはぎりぎりなの。
 てへり。

■06/03/23 東日本フェリー「へすていあ」大洗フェリーターミナル

 ターミナル正面には団体さん用の観光バスも待機していて、お客さんは結構多いみたい。
 ランプウェイは工事中なので使えず、お客さんはタラップから地面へと直接降りていました。
 皆さん、お土産を沢山持って、ぞろぞろ降りて来たよ。
 羨ましいなあ。
 でもまあ、私も友人も、散々フェリーに乗ったばかりだったので、フェリーお預けの禁断症状にはならずに済みました。
 お休みの関係で、このまま「へすていあ」に乗っていくわけには行かないんですもん。
 ドックからそんなに日が経っていないので、「へすていあ」の塗装はまだまだ綺麗です。
 さすがに、ちょっと錆は浮いてましたけど。
 ここの所、青函航路ばかり乗っていたので、「へすていあ」は凄くおっきく見えます。
 立派だぞ♪。

 ターミナルの中を歩いて、フェリーのチラシを貰おー。
 東日本フェリーと商船三井フェリー、それぞれのカタログが新しくなっていたので、貰って来ました。
 「べにりあ」も、既に苫小牧〜八戸航路の所に載ってます。
 ポスターを見ていたら、ネット予約を導入する東日本フェリーは、同時に自動発券機も導入するんですって。

 わ、それは結構便利かもっ。
 とりあえず、青森や函館が先行するみたいですけど、04/01って、もうすぐですよね。
 どんなシステムなのか、ちょっと楽しみなのです。
 苫小牧には置いてあった「季刊さんふらわあ」の第3号、ここには無いのですねー。
 スタンプラリーは、私もコンプリート予定なの。
 早めに乗っちゃうつもりだよ。
 こういうの、実は大好きだったりします。

 お約束した時間に二階へ上がると、irukaさんは既にもうお待ち頂いていたみたいで…。
 突然声をかけられて、死ぬ程びっくりしたというのはナイショです(大袈裟)。
 どうもすみませんでした。
 図々しくお部屋にお邪魔して、色々なお話を聞かせて頂いて。
 こんな所に書いてもいいことなのか判断が付かないので、詳細は省略致しますです。
 ごめんなさい。
 色々と魅力的なサービスを検討中とのお話もありましたよー。
 私が以前乗り継いだ「びなす」と「ほるす」の姉妹船、ファンネルの換気口に微妙な違いがあるっていうのは、ちっとも気が付きませんでした。
 これで私も、「びなす」と「ほるす」通に…。

 食堂に掛かっていた、本年01/16の「へすていあ」ドック入りのときのお写真まで見せて頂きました。
 本船と共に、「にっぽん丸」「ふじ丸」「さんふらわあさつま」「さんふらわあきりしま」が並んでます。
 凄いなあ。
 三井造船由良修繕部で、わざわざ空撮したんですね。
 「へすていあ」がそこに入るのは初めてなんだそうです。
 それはそれとして、今晩の夕食のメニューが鯖とグラタンっていうのは、何だか変な組み合わせのような気がするのですけど…(^^;。
 お味の方も気になるよ。

 17時30分頃、もうぎりぎりの時間に下船。

 もう、出港スタンバイですよね。
 あわわ。
 ごめんなさいごめんなさい。
 お話が楽しくて、すっかり長居しちゃいました。
 既にお客さんの乗船も始まり、とゆーか一般徒歩の乗船は殆ど終わっていたみたい。
 本当に、ご迷惑をおかけしました。

 階段を降りて来たら、無線が「お客さんの乗用車、セルが回らないそうです」なんて、とんでもないことを言ってましたけど…。
 見ていたら、みんなで車を一所懸命押して、ランプを上がって行きました。

 あのあの、これって、別料金になるのではないかと…(^^;。
 下船のときも、大変そうだよー。

 出港までは時間があるので、ターミナルのレストランでご飯を食べます。
 ここって、安くて結構美味しいんですよね。
 ボリュームもあって。
 しょうが焼き定食700円。

 ミックスフライ定食を食べてみたいのですが、いつも売り切れランプが点いているので、今はやってないのかなあ。
 窓の外、間近に「へすていあ」を見つつ、のんびりご飯。
 自分が乗船するときも、「へすていあ」なら船内のレストランを使いますけど、「さんふらわあさっぽろ」のバイキングはヘビーなので、ここを使うようにしています。
 ちなみに、21時までの営業なので、深夜便には対応していません。

 出港時間が近付いたので、おもの方へと歩いて行ったら、制服の警備員さんが来て、ここに居ちゃ駄目だって。
 そんなあ。
 お見送りなのにー。
 そしたら、ターミナルの階段の所からならいいって。
 そんなに離れちゃったら、全然お見送りにならないと思うのですけど。
 融通が利かないの。
 まあ、時節柄ですし、それが正式なルールなら、従うしかありません。
 ちょっと困っちゃったな。

 そしてそして、短い汽笛を一回鳴らして、「へすていあ」はゆっくりと離岸したのでした。
 先日から、入出港のときは汽笛を鳴らすよう、埠頭の方から依頼があったんですって。
 騒音等の苦情があっても、船社に迷惑はかけないとの約束もあったそうで、港としての雰囲気作りに役立てようって、いよいよ本腰を入れたのでしょうか。
 すぐ隣には「大洗リゾートアウトレット」が03/18にオープンしましたし、港のあるリゾートとして、大洗は絶賛売出し中なのです。
 私が持っている大洗のイメージとは、ちょっと違っていたりしますけど(^^;。
 周辺の道路が混みそうなのは、ちょっと困るかしら。

 特等室の窓から外を覗いているお客さんが何人か居らっしゃったので、手を振ります。
 行ってらっしゃーい♪。
 先程の警備員さんも手を振ってましたけど、行きがかり上、あんまりいい印象がありません(^^;。
 明かりを灯した「へすていあ」は、静かな闇の中へと消えて行きました。
 明日のお昼過ぎには、苫小牧ですね。

 遠くには「さんふらわあつくば」の明かりも見えているので、折角だから、接岸までお付き合いしようっと。
 中々近付いて来ない「さんふらわあつくば」にやきもきしつつ…。
 やっと目の前に来た「さんふらわあつくば」は、ゆっくりゆっくり回頭して、何故か「へすていあ」と同じ東バースに入って来たのでした。
 ありり?。
 深夜便は西バースの筈なのになあ。
 どうしてなんだろ。
 「さんふらわあつくば」は本当にゆっくりゆっくりと後退して、いい加減待ちくたびれた所で停止。
 汽笛は鳴らしません。
 暗くなっちゃうと、もう鳴らさないのかしら…?。
 折角待ってたのにー(^^;。
 というわけで、私達もここで家に帰ります。

 以上、港だけの乗船記、でした。
 おしまい☆。


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