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旅のしおり

 ここには、青函フェリー「はやぶさ」函館−青森、の乗船記があります。
 便番号は04便と案内されていますね。
 津軽海峡フェリー「ブルーマーメイド」で辿り着いた函館ターミナルから、徒歩で青函フェリーの函館ターミナルに到着なのです。
 以前のターミナルの建物、閉鎖されてはいますが、まだそのまま残っていました。
 新ターミナルは随分と明るく立派になって、以前の手狭さとは比較になりません。
 ベンチも沢山有るので、ここで時間を潰すのも、そんなに苦では無さそうです。
 完全に社用向けって感じの乗船名簿を記入して、乗船券の発券を受けましょう。
 運賃は、1,840円。
 発券は共栄運輸名義で、ちゃんと私の名前が印字されています。
 公式サイトには20%割引のクーポン券が有ったのですが、印刷して来るの、すっかり忘れてました。

 この旅の前の様子はこちらをどうぞ(^^)。

■14/05/22 青函フェリー「はやぶさ」乗船記 函館04:30−青森08:30

 本船「はやぶさ」は、03/28に就航したばかりなので、まだまだ新造船の匂いがします(^^)。
 乗船開始は04:20と案内されましたが、特に放送が入ったりはしませんし、徒歩乗船専用の入り口なんかも無いので、適当に岸壁へと歩いて行きます。
 乗船するトラックとトラックの隙間を狙って、船尾から乗船します。
 その際、乗船券の半券が回収されて。
 降りるときには、下船券の半券がきっちり回収されました。

 カーデッキからは、結構急な階段で客室区画へと登って行くです。

 初めての階段、昔ながらの造りに、むしろ安心するね。

 客室は2フロア分有るのですねー。
 しっかりとナビも装備なの。
 他社も含めて、最近の北海道航路の新造船には、全てこれが付いてますね。

 テーブルにコンセントが並んだ、ちょっとしたビジネス区画。
 客室対応の専任クルーは居ないので、緊急連絡用のインターホンが設置されてます。

 津軽海峡フェリーと同様、イス席があちこちに用意されていました。

 以前からは考えられないですねー。
 旅のカタチも、航路の役割も、少しずつ少しずつ変わって行って。
 1日毎に、場面は展開。
 併せて、運賃も順調に値上がりしています(^^;。

 さすがに、ターミナルへ函館バスが乗り入れて来たりとかは有りません。
 最寄りのバス停は「港」で、そこから徒歩で10分位でしょうか。
 さっき歩いて来ましたよー。
 途中には、大きなローソンが有ります。

 さて、船内の続きです。
 勿論、冷水器や給湯器、電子レンジも装備していますよお。
 船ならでは。
 自販機で販売してるのはドリンク類だけなので、持ち込み専用ですねん。

 外の景色を見やすいイス席も有るです。

 大部屋の一つは、イス席オンリー。

 でっかいモニタも設置されていますが、電源は入っていません。

 私は、2階の大部屋を使うことにしましょうかあ。
 長細い枕は、今も健在でした。
 懐かしいな。

 私はここの中央で荷物を広げて、コンセントの近くでごろごろしていました。
 ありのままの私のスタイル。
 お外は、もうかなり明るいね。
 函館山を探して、ゆっくりと視線をターンさせます。
 この広い世界で、今、ここに居ることの意味。

 若干の遅れをもって、函館港を出航なのです。
 特に放送とかは入りません。
 暫くすると、大音量で音楽が流れて来たので、ギョッとしたです(^^;。
 あ、一応は放送での案内が有るのですねー。

 取り敢えず、船内を見て歩きましょう。

 レディースルームは、カーテンの色も変えて有ります。
 ワインレッドの、なかなかきょーれつな色のカーテンです。
 このちっこいちゃぶ台は、一体何に使うんだろ…?。

 シャワールームも綺麗です。
 でっかい棚は便利そう。

 ソープ等の用意は無いので、ちゃんと持って行きましょうね。

 ドライバー室にはA室とB室が有って、定員はそれぞれ12名。
 A室はトラックドライバーさん専用ですが、B室は一般の人も利用出来ます。
 その旨の表記が入り口に有りましたよー。
 追加料金は無しで、先着順。

 室内にはしっかりとしたベッドが有って、枕と毛布も装備。
 ヘッドランプには二段階の切り替えが出来て、コンセントも勿論付いてます。
 長距離フェリーと全く同じ装備なのですよー。
 凄いですよね。
 立派です。
 まあ、私は広々とした大部屋で、ぐっすり眠ってしまったのですけど。
 さすがに活動限界なのですよ。
 とろける程の眠たさで。

 青森が近付くと、また大音量で音楽が流れます。
 起きた。
 起きました(^^;。
 一般徒歩の人は、改めて案内をするのでそのままお待ち下さい、とのことでしたが、待っているよりもカーデッキに降りてしまった方が早いかと。
 客室区画では、結局誰にも会いませんでした。
 大部屋の扉がいくつか閉まっていたので、どなたか利用者さんが居たのは確かなのですけど。

 「ブルーマーメイド」を眺めつつ、ぐるっと転回して。

 青森に入港なのですよー。
 帰って来ました!。

 トラックはこんな感じの乗船率で、乗用車は載っていません。

 まだ輪留めも外されてませんです。
 カーデッキもぴかぴかだあ。
 獣の匂いがするって思ったら、牛さんが乗っていたのですねー。
 下船口となる後方へと歩いて行くと、丁度ハッチが開くところで。
 トラックの誘導をする人達が下船します。
 前回の「あさかぜ5号」のときと同じく、私も一緒にくっ付いて降りちゃいました。
 この、貨物への居候感が堪えられません。
 疲れたときに、私を励ましてくれるのが船旅なのですよ。

 青森には、定刻での到着になりました。
 小雨。
 「はやぶさ」の写真を撮って、目の前に1台だけ停まっていたタクシーに乗って、新青森駅へと。
 10分弱、1,070円で運ばれたのでした。

 この旅の後の様子はこちらをどうぞ(^^)。


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