■14/05/22 青函フェリー「はやぶさ」乗船記 函館04:30−青森08:30
本船「はやぶさ」は、03/28に就航したばかりなので、まだまだ新造船の匂いがします(^^)。
乗船開始は04:20と案内されましたが、特に放送が入ったりはしませんし、徒歩乗船専用の入り口なんかも無いので、適当に岸壁へと歩いて行きます。
乗船するトラックとトラックの隙間を狙って、船尾から乗船します。
その際、乗船券の半券が回収されて。
降りるときには、下船券の半券がきっちり回収されました。
カーデッキからは、結構急な階段で客室区画へと登って行くです。
初めての階段、昔ながらの造りに、むしろ安心するね。
客室は2フロア分有るのですねー。
しっかりとナビも装備なの。
他社も含めて、最近の北海道航路の新造船には、全てこれが付いてますね。
テーブルにコンセントが並んだ、ちょっとしたビジネス区画。
客室対応の専任クルーは居ないので、緊急連絡用のインターホンが設置されてます。
津軽海峡フェリーと同様、イス席があちこちに用意されていました。
以前からは考えられないですねー。
旅のカタチも、航路の役割も、少しずつ少しずつ変わって行って。
1日毎に、場面は展開。
併せて、運賃も順調に値上がりしています(^^;。
さすがに、ターミナルへ函館バスが乗り入れて来たりとかは有りません。
最寄りのバス停は「港」で、そこから徒歩で10分位でしょうか。
さっき歩いて来ましたよー。
途中には、大きなローソンが有ります。
さて、船内の続きです。
勿論、冷水器や給湯器、電子レンジも装備していますよお。
船ならでは。
自販機で販売してるのはドリンク類だけなので、持ち込み専用ですねん。
外の景色を見やすいイス席も有るです。
大部屋の一つは、イス席オンリー。
でっかいモニタも設置されていますが、電源は入っていません。
私は、2階の大部屋を使うことにしましょうかあ。
長細い枕は、今も健在でした。
懐かしいな。
私はここの中央で荷物を広げて、コンセントの近くでごろごろしていました。
ありのままの私のスタイル。
お外は、もうかなり明るいね。
函館山を探して、ゆっくりと視線をターンさせます。
この広い世界で、今、ここに居ることの意味。
若干の遅れをもって、函館港を出航なのです。
特に放送とかは入りません。
暫くすると、大音量で音楽が流れて来たので、ギョッとしたです(^^;。
あ、一応は放送での案内が有るのですねー。
取り敢えず、船内を見て歩きましょう。
レディースルームは、カーテンの色も変えて有ります。
ワインレッドの、なかなかきょーれつな色のカーテンです。
このちっこいちゃぶ台は、一体何に使うんだろ…?。
シャワールームも綺麗です。
でっかい棚は便利そう。
ソープ等の用意は無いので、ちゃんと持って行きましょうね。
ドライバー室にはA室とB室が有って、定員はそれぞれ12名。
A室はトラックドライバーさん専用ですが、B室は一般の人も利用出来ます。
その旨の表記が入り口に有りましたよー。
追加料金は無しで、先着順。
室内にはしっかりとしたベッドが有って、枕と毛布も装備。
ヘッドランプには二段階の切り替えが出来て、コンセントも勿論付いてます。
長距離フェリーと全く同じ装備なのですよー。
凄いですよね。
立派です。
まあ、私は広々とした大部屋で、ぐっすり眠ってしまったのですけど。
さすがに活動限界なのですよ。
とろける程の眠たさで。
青森が近付くと、また大音量で音楽が流れます。
起きた。
起きました(^^;。
一般徒歩の人は、改めて案内をするのでそのままお待ち下さい、とのことでしたが、待っているよりもカーデッキに降りてしまった方が早いかと。
客室区画では、結局誰にも会いませんでした。
大部屋の扉がいくつか閉まっていたので、どなたか利用者さんが居たのは確かなのですけど。
「ブルーマーメイド」を眺めつつ、ぐるっと転回して。
青森に入港なのですよー。
帰って来ました!。
トラックはこんな感じの乗船率で、乗用車は載っていません。
まだ輪留めも外されてませんです。
カーデッキもぴかぴかだあ。
獣の匂いがするって思ったら、牛さんが乗っていたのですねー。
下船口となる後方へと歩いて行くと、丁度ハッチが開くところで。
トラックの誘導をする人達が下船します。
前回の「あさかぜ5号」のときと同じく、私も一緒にくっ付いて降りちゃいました。
この、貨物への居候感が堪えられません。
疲れたときに、私を励ましてくれるのが船旅なのですよ。