■11/10/08 新日本海フェリー「はまなす」乗船記3 舞鶴00:30→小樽20:45
到着したターミナル内は、結構な混雑だったです。
ちょっと意外。
少しずつ少しずつ冬が近付いている北海道、今シーズン最後の混雑かもしれないですね。
そんな中、窓口に並んで、1等洋室の発券を受けます。
季節もいいですし、当初の予定では、専用テラスが付いた特等Aに乗ってみよう!、なあんて意気込みだったのですけど。
先刻の日本橋で予想外の出費が有ったので、特等Aに乗る意欲が、すっかり失せてしまったのでした。
あらら。
てことで、1等洋室の18,500円を支払います。
2階の待合室に上がってみると、やっぱり座るスペースは無さそうで。
諦めて、岸壁を散歩して過ごしたのでした。
「はまなす」からホースが繋って、給油か給水をしていたよ。
外は、ちょっとだけ肌寒いかも。
私が薄着なせいも有りますけどね。
夜釣りをしている様子を眺めたりしていたら、程無く乗船開始時間になりました。
前回と同様、23:15です。
ターミナルと船内には、限定のグリルランチキャンペーンのポスターが貼られているね。
あれれ、ここの航路は9月で終了じゃ無かったっけ。
キーを受け取るとき、案内所で聞いてみたら、まだやっているそうです。
ただ、今日は既に満席だそうで。
ちょっと残念。
この時期にグリルが満席なのは、とある団体さんが乗船していて、24人全員が昼夜共にグリルを利用するからみたい。
これは、添乗員さんに聞いたお話。
グリルの席自体のキャパはもっと有りますけど、人員の配置も有りますし、面倒なのでツアーの貸切ってことにしたのでしょうね。
船室も特等Aの利用で、結構豪華なツアーなんだ。
見事にお年寄りばかりです。
下船のとき、クルーに厳しい言葉を投げていたおじーちゃんとかも居たよ。
下船待ちで並ばせるなら、ちゃんとそういう仕組みを作れ!、って。
確かに、団体さん以外は、かなり雑然と、てんでんばらばらでしたけどねー(^^;。
「はまなす」の1等洋室、私は結構好きですよー。
落ち着きます。
枕元を含め、コンセントが沢山有るのも、使い勝手が良くって。
ただ、テレビがまだブラウン管なので…。
机の上で、存在感を出しまくりなのです(^^;。
船内放送を聞いていたら、明日は揺れが予想されるので、大浴場を閉鎖する可能性が有り、今のうちの利用をお勧めします、みたいな案内が繰り返し流れていて。
そんなあ。
放送のおねーさんからは、砕けたガラスのようなオーラを感じるぞ(^^;。
まあ、結果的には揺れたりせず、お風呂も通常の営業でした。
特別なプカリ感は感じなかったよ。
私は、売店で飲み物を買い、なんばOCATで買って来たパンを食べたりしつつ過ごします。
今の時期、さすがに屋台の営業は無く、売店でも軽食の販売は無くって。
なんばOCATも、総菜屋さん系のお店は見付からなくって、結局パンになりました。
ちょっと寂しいかな。
程無く、出航になります。
何だか、変な所から、銅鑼の音が聞こえていたような(^^;。
…気のせい?。
暫くはサイドデッキもオープンしていたような雰囲気ですが、私は船室に留まっていたのでした。
そのうち眠くなって、寝てしまいます。
室内の空調、冷房にしたままだったので、寒くなって目を覚ましたりしつつ。
翌日は、夜までずっと、船内でのんびり出来ます。
これは嬉しいのです。
広い船内でくつろげて、レストランもお風呂も有って、その上移動まで出来ちゃう。
それが船旅の醍醐味なのですよ。
私は10:00前に本格的に起き出して、お風呂に入って。
朝ご飯は無し。
前回と全く同じ行動なのです。
ビンゴ大会もちゃあんと有って、丁度「あかしあ」と擦れ違う時間帯なので、カフェを覗いてみたら、参加者さんで大賑わいでした。
何か面倒になってしまって、今日の私は不参加です。
15:10からは、6Fのコンファレンスルームで、40分間の船上コンサートが開かれました。
ピアニストさんとオペラ歌手さん、お2人のコンサート。
こちらも、私は不参加だったりして。
かなり腰が重いってゆーか(^^;。
「あかしあ」は、フォワードサロンで接近を見届けて、その後に後方のデッキへと移動。
空は、雨上がりのミント色。
「はまなす」が先に汽笛を鳴らして、「あかしあ」はあっという間に遠ざかって行ったのでした。
この光景は、いつ見ても楽しいね。
「互いに連絡を取りながら運航しており」「船旅の思い出に是非ご覧下さい」っていう船内放送も、すっかり聞き慣れた安心感が有りますです。
それでも、1日毎に場面は展開、なのですよ。
放送と言えば、夕方になると、夕陽の案内放送も流れていたっけ。
「日本海の素晴らしい夕陽をご覧下さい」と。
私も、お部屋のカーテンを開けて、写真を撮ってみました。
本当に真っ赤なのです。
今日よりも明日の太陽が、私達に眩しく差しますように。
明日もいい日で有りますように。
そう言えば、カーテン、ずっと閉じたままでした。
これじゃあ、インサイドと全く変わりません。
私は、光が無くてそれで良かったの。
モノクロームの世界に居るよ。
案内所の前のマガジンラックを覗いてみると、舞鶴の肉じゃがマップが置いて有ったりします。
舞鶴は肉じゃがの街なのですねん。
あ、だから、レストランの名物メニューになってたりするんだあ。
「肉じゃが発祥の地は舞鶴。呉も発祥を主張しているけれど、あくまで舞鶴」と、なかなか挑戦的な説明が記載されていたっけ。
消印みたいな、「あかしあ」小型スタンプが有ったので、私も記念に押してみましたあ。
レストランは、お昼と夜の2回の利用です。
それぞれ11:50と17:50にオープンして、掲示よりも10分早かったみたい。
やっぱり、お客さんが多いからなのでしょうね。
それでは、私のメニューを大公開っ。
…そんな大袈裟なものでは有りませんけど(^^;。
お昼ご飯。
味噌ラーメンミニタレかつ丼セット1,000円、ホッキサラダ180円、スイーツマンゴー180円。
スイーツマンゴーは、いつも沢山置いて有るので、ついつい。
ホッキサラダが美味しかったよ。
晩ご飯。
ライス200円、豚汁180円、海鮮包み焼き580円、豚の柔らか煮380円。
海鮮包み焼きは、私の予想とはちょっと違った味でしたあ。
お風呂は結構早い時間にクローズになってしまうので、晩ご飯の前に入って、と。
入港1時間前になると、下船案内の放送とかが流れ始めて、慌しい雰囲気になります。
私も、そわそわと落ち着かなくなるですよー。
うっかり居眠りとかしちゃうと、大変ですもの。
程無く、お部屋のキーが回収されました。