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旅のしおり

 ここには、駿河湾フェリー「富士」土肥−清水、の乗船記があります。
 土肥の旅館をゆったりチェックアウトして、土肥金山で時間調整をしつつ、フェリー乗り場に到着しました。
 土肥の乗り場って、待合室も小さいですし、長時間待つのは辛いのですよ。
 坂を降りて行くと、丁度「富士」が接岸しているところ。
 船首を支点に、おケツをくるっと振ります。
 岸壁で待っているのは、大型バスが1台、乗用車が10台位、徒歩乗船が8人位。
 私の到着時点で、そんな感じの利用者さんでした。

 この旅の前の様子はこちらをどうぞ(^^)。

■19/06/18 駿河湾フェリー「富士」土肥12:10−清水13:20

 乗船の列に並ぶ前、まずは窓口に寄って、ふじのくに家康公きっぷを提示します。
 ふじのくに家康公きっぷは、駿河湾フェリーにも乗り放題の切符ですけど、整理券との引き換えをしないと、乗船は出来ないのですよね。
 清水ではプラスチックの番号札を渡されましたが、土肥はちゃんと整理券だね。

 正規運賃が片道2,100円なのに、1,500円の切符で往復するのは、何だか申し訳無い気持ちに…。
 精算はどんな感じでするんだろ…。

 清水からの車の下船が終わると、そのまま乗船開始になります。
 折り返し時間、15分しかないのですもん。
 忙しいのだ。

 乗船口へ進むと、県道223号線に認定された証の道標が建っています。
 これは、船内のデッキにも装備しているで、記念撮影スポットなのですよ。
 カーデッキには、四季折々な富士山の写真が掲げられていますね。

 随分と清潔な感じのカーデッキです。
 油まみれだったりとかはしなくって。
 トラックの乗船が少ないせいなのかな…?。
 この便と昨日の便、トラックは1台も乗っていませんでした。
 観光メインの航路なのですよ。
 ここの航路が有ると、プランニングに変化が出せますし。
 実際、便利なのですよね。

 フェリーでお馴染みの狭い階段を登って、客室へと向かいましょう。
 帰りも特別室にしようかなって思ったのですが、何となくパス。
 お腹も空いていないので、カフェやたこ焼き屋さんの利用もしませんでした。

 ショップとカフェ、凄く充実しているのですけどね。
 かき氷とか、今になって食べたくなって来ました。
 いつも、後になって思い出すんです。
 さすが、ここ駿河湾フェリーには、そう何度も来ることは出来ません。
 沼津大好きな私にとっても、新日本海フェリーより利用機会は少ないのです。
 ちなみに、ショップでは、フェリー特製ラベルの日本酒や焼酎も売ってます。

 日本酒は、地元静岡県、浜松の花の舞ですね。
 お土産に買おうとしたけれど、電車で持って帰るのには重いので、悩んだ末、購入は断念したのでした…。
 その後は、イスに座って、ぼーっと海を眺めます。
 デッキに出ると暑そうなんだもん。
 私の場合、冬の方がむしろ、デッキに出ていたりとかして。
 今日は、富士山見えるかな…?。
 程無く流れた船長さんの挨拶によると、富士山が見えるとのことでっ。

 あ、本当だ。
 しかも、今日は頂きが見えてます!。
 まあ、先っちょだけなのですけど。
 それでも何だか、嬉しいよ。
 富士山を見れて満足したので、私はうつらうつらしつつ、清水到着まで過ごしたのでした。

 カーデッキを覗き込むと、次は車と一緒に乗りたいな、なんて思うのです。
 きっと未来の扉が見付かるよ。
 船が小さいので、この台数でも、今日の積載率はいい方な気がして来ました。

 清水港では、土肥と同じくカーデッキを経由して、今度は船首からの下船です。

 車よりも先に降ろして貰えて、無料のシャトルバスに乗り込んだよ。
 シャトルバスの利用者さんは4人だけでしたが、発車時間が決まっているそうで、暫く待機。
 運転士さんから行き先を確認され、新清水駅を申告します。
 エスパルスドリームプラザへの希望者は無く、新清水駅も私だけ。
 新清水の駅前で降ろして貰うと、静岡鉄道の改札口が本当に目の前なのでした。
 この旅の後の様子はこちらをどうぞ(^^)。


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