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旅のしおり

 ここには、名門大洋フェリー「フェリーおおさかU」新門司−大阪南港、の乗船記があります。
 いつものように、小倉駅前からの送迎バスで、ターミナルへ向かいましょう。
 バスは2台。
 ちょっとだけ空いている、後ろのバスに乗りました。
 同行の友人は、発車時間ぎりぎりに来て、前の方の座席に座ったみたい。
 待ち合わせの詳しい打ち合わせとか、全然して無かったですもの。
 合流は、ターミナルに着いてからでいいよね。
 途中、門司の駅前で数人のお客さんを乗せて、新造船の待つターミナルに到着です。

 ターミナル自体、新しくなったのですねー。
 この旅の前の様子はこちらをどうぞ(^^)。

■15/10/29 名門大洋フェリー「フェリーおおさかU」乗船記 新門司19:50→大阪南港08:30

 乗船券の手配は、全て友人にお任せ。
 船得28の利用で、ファーストB(和洋)の運賃は9,360円。
 メールでPDFを渡されたので、それを印刷して来たです。
 予約確認書は、1人1枚。
 甲板と部屋の番号、バーコード、船のイラストが描かれていたよ。
 なので、特に乗船手続きは必要有りません。
 そのまま船内へと進みましょう。
 途中の通路も船内も、ハロウィンの飾り付けで賑やかでした。
 スタンプ台もハロウィンだったですし。

 予約確認書のバーコードをスキャンして貰って、と。
 ちなみに、下船の時にスキャンはされません。
 船内の案内所に寄って、忘れずにお部屋のキーを受け取ります。

 カードキーでは無く、昔ながらのキーなのです。
 ちょっと不思議な感じだね。
 なので、下船前に返却しなくっちゃ。

 お部屋へ行くと、扉を開けてすぐの部分は通路と洗面台になっていて、随分とゆったりした造りです。

 部屋の中が丸見えにはならないよ。
 デッドスペースと紙一重なのに、思い切ってゆとりを持たせたのですねー。
 室内はベッド区画のフローリングと畳を組み合わせた和洋室で。

 定員は3名なので、畳の部分にはもう1人分の布団とマットレスが既に用意されています。
 これを片付けないと、テーブルが使えません(^^;。
 空調は個別のエアコンだったです。

 船内を歩いてみると、通路が結構長いことに気が付いたり。

 ツーリストのベッドも、ドリンクホルダーが付いたり、空調の吹き出し口が付いたり。
 これで、あの暑さから解放されるのかな…?。
 相変わらず、昔ながらの網棚が残っているのは謎です。
 網が伸びてしまうと見苦しいのですが、小物を置く棚って、他に代替のしようがないのかもしれませんね。

 シャワールームも、標準的な作りでしょうか。

 名門大洋フェリーは馬油がお好き。
 実際に利用はしなかったので、使い勝手は不明。
 展望浴室は以前よりも広くなりましたが、大浴場と言うにはちょっと小さ目。
 中浴場。
 洗い場は10人分位だったかなあ。
 隣りとの仕切りが出来ました。
 両サイドが、ちょっと面白い造りのお風呂だったよ。
 是非、実際に入って確かめてみて下さい(^^)。

 パブリックスペースは、モノトーンでまとめられています。
 スタイリッシュさと繊細さが同居した感じ。

 なかなか格好いいよ。
 ちなみに、デザインコンセプトは瀬戸内海の潮騒「ナチュラルトーン」とのことです。

 レストランは、夜1,550円、朝750円のバイキングです。
 セット券を2,100円で販売中。
 混雑してそうなので、今回、夜の利用はしませんでした。
 就航記念のメニューとか有ったみたい。
 朝のバイキングは、ちょっと品数が物足りない感じかなあ。
 レーンも、絞られてましたし。
 フル稼働のときは、どんな配置になるのか、ちょっと不思議な作りのレストランでした。

 どうしてドミニカ共和国?って、これも不思議でしたが、この札、それぞれに国の名前が付いているみたい。
 個人的には、わざわざ下船前にこのバイキングを利用しなくってもいい感じ(^^;。
 以前のような、ホットドック類の販売は見掛けませんでした。

 デッキに出てみると、真っ暗です。
 灯りも殆ど無くって。

 阪九フェリーだと、色付きのライトがくるくる回ってますよね。
 この辺り、先程のルームキーもそうですが、会社毎の考え方の違いが出ていて、面白いのです。
 重油の匂いがしないのは、最新のフェリーならでは。

 その他、冷水と熱湯は同じ機械で対応していて、無料の紙コップも置かれていました。

 売店やお風呂の営業時間と三橋の通過予定時刻が、同じスペースに掲載されているのは、分かりやすくっていいですね。
 翌朝の展望浴室の開始時間が、06:00って手書きで修正されているのは、何か変更が有ったのでしょうか。
 朝も、夜と同じく、全ての設備が利用可能です。

 キッズルームは勿論、レストランにも、でっかいクマさんが、ででん!と居座ってたっけ。
 何故にクマ?(^^;。

 マスコットのカモメは、女の子バージョン。
 名前とか有るのかなあ。

 いや、女の子とは限らないですよね、このコ。

 私達は、売店でちくわや飲み物を買って、部屋でのんびりしていたのでした。
 ナビとか表示させて。
 テレビの受信は、ワンセグに切り替わったりして、あまり安定しません。
 船首のカメラは付いてないのかしら。
 まあ、殆ど暗い中での航海ですし。

 船内では、ギター演奏のイベントなんかも開催中。

 ステージというか、スペース的には、ちょっと中途半端な感じなのです。

 そんな感じに、淡白に乗船したのでした。
 大阪南港に到着だよ。
 対岸、JFE物流の大阪流通センターが綺麗に更地になっているのには、びっくり。
 凄い変化が有るのですね。
 ブリッジ前には、国旗と信号旗が掲げられていたよ。

 次の機会には、「フェリーきたきゅうしゅうU」に乗ってみよー!。
 晩ご飯もレストランで食べるです。

 大阪南港のフェリーターミナルには、輪行用のサイクルステーションが出来ていたり、萌えイラストが掲げられていたり。
 こちらも、ちょっとした変化。

 大阪南港のミナミちゃんは、大阪港カーフェリー活性化協議会のサイトの案内をしています。
 ここのフェリーのアイコンが可愛いくって。
 gifなので、アイコンに使えそう。
 この旅の後の様子はこちらをどうぞ(^^)。


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