■06/05/08 名門大洋フェリー「フェリーおおさか」乗船記 新門司17:20→大阪南港05:20
小さなターミナルを一回りしたけれど、シティラインカードの申し込み用紙がどーしても見付かりません。
諦めてカウンターで聞いたら、カウンターとカウンターの間に置いてあったのでした。
分かりにくーい(^^;。
今日からすぐに割り引いてくれますけど、カードは一週間後に郵送なんですって。
それまでに乗船するときは、領収書を見せれば割り引きになるそう。
オレンジフェリーも2割引だよ。
私はお休みが不確定で、その日に本当に休めるかどうかがぎりぎりまで分からず、ネット予約でさえ危なくて使い難いので、こういうカードは有り難いです。
今日も、勿論予約はしていません(^^;。
空席状況はチェックしていたので、混んでる大阪発を避け、新門司発に乗ったんだあ。
200ポイント到達は、絶対に無理だとは思います。
もっと条件を低くして貰って、特典も朝食無料とかにして貰った方が、やる気が出るのですけど…(^^;。
これだと、一年に一度使えばいいや、みたいになっちゃうもの。
勿論、例のスタンプも押して貰ったよ。
残りも、意外と早く乗っちゃいそうです(^^;。
ターミナルの2階に上がって、おねーさんに半券を渡して。
もうお風呂に入れるとの案内がありました。
今は混んでるだろうから、後ですね。
ここのターミナルって、ちょっと狭いような気も…。
喫煙スペースは本当にバルコニーの片隅で、あれじゃさすがに気の毒な気がしちゃいました。
寒かったり暑かったり、雨だったり風だったり…。
吹きさらしー(^^;。
私の2等洋室は、8人部屋に5人。
あ、上段も使ってますね。
お連れさんでしたけど。
私は、窓側の下段。
上段は空き。
何だか、狭くて息が詰まりそう。
しかも、妙に暑くって。
これはたまらん(^^;。
とりあえず、デッキへ逃げ出しました。
見渡すと、今日も5隻のフェリーが見えます。
凄いなあ。
オーシャン東九フェリーに乗れば、明後日の早朝に東京へ着いて、そのまま出勤して宿直勤務につくことが可能です。
…そんなの、絶対に嫌だ(^^;。
出港15分前に、汽笛が鳴りました。
トラックは、本当にきつきつに積んでますねー。
ぎりぎりにバイクのおにーさんが乗って来て。
見ていたら、船の最後方に停めて、トラックの荷台からラッシングを取っていました。
これまた、吹きさらしです。
蛍の光が流れる中、出港して。
デッキに出て来たのって、私の他には一人だけでした。
皆さん、乗り慣れた方ばっかりなのかなあ?。
さあ、久しぶりの海だよー。
呑気に進むフェリーから見える、遠離る街の波が乱反射するの。
曇っているので見晴らしは良くないですけど、この雰囲気が堪りません。
デッキ、前までは行けないのが、ちょっと残念かな。
重油の臭いが、いかにもフェリーって感じで嬉しいよ。
二ヶ月ぶりだもん。
その後、船内をとことこ歩いて、設備をチェック。
結構歩き甲斐があります。
ミニサロンみたいなスペースもあちこちにあって。
人も多いし。
各施設の営業時間は、こんな感じ↓です。
案内所。
1600〜2130、0430〜0520。
売店。
1600〜2130、0430〜0520。
レストラン。
1700〜2030、0430〜0520。
スナック
1900〜2130。
展望浴室。
1600〜2400。
売店は、グッズとかも売ってましたけど、特に欲しい物は無かったよ。
シーツ100円と浴衣200円の貸し出しがあって。
夜の間に、お茶とおにぎりのセット400円を予約受付中。
朝ご飯みたい。
翌朝見たら、、ホットドック250円、ピザトースト200円、ロールサンド250円、コーヒーとスープ150円がありました。
買うと、目の前で暖めてくれます。
夜間の非常連絡用の内線電話、AとBとCから好きなボタンを選ぶんですって。
面白いね。
肝心の電話機本体がどこにあるのか分からなくって、ちょっと探しちゃいましたけど。
AED設置のお知らせもありました。
スナックは、この時間、寝ていたので詳細不明です。
朝、浴室は使えないんだ。
まあ、そんな時間には起きられませんし。
とりあえず、ご飯だね。
カフェテリア方式です。
定食は、日替わり弁当みたいなのが1種類だけでした。
お皿を取ると、肉じゃがは鍋から熱々のを、ギョウザはレンジで温めてくれました。
レシートに「フェリーおおさか上り1便」って入るのが楽しい。
味はまあ、普通です。
フェリーとしては、この肉じゃがの味付けはなかなか、かも。
レストランのお客は、殆どがドライバーさんみたい。
賑やかです。
下膳は、そのまま置いておけばいいのか、自分で下げるのか、イマイチ分かりません。
自分で下げて渡しましたけど、係のおねーさんは無言で受け取ったので、正式ルールは分からないままなのでした(^^;。
ふう。
何か眠くなったので、ちょっとだけ寝よ。
すやすや…。
レストラン閉店を告げる放送で正気に戻ったので、約3時間寝ていたみたい。
お風呂に行こう。
この時間だと、船内はとても静かです。
お風呂にも誰も居なかったもん。
途中で二人の方が来ましたけど、私はお風呂が長いので、出たときにはまた一人。
ここのお風呂は、洗い場が沢山あって、この作りは実用的かも。
湯船のお湯は温めなので、かなり長い時間入ってました。
何の気無しに蛇口を押したら、熱湯が出て来て、飛び上がったりしつつ…。
シャンプーとボディソープは炭を使ったタイプで。
旅館なんかで良く見かけますけど、フェリーでは珍しいかも。
船内での販売もしています。
自販機でジュースを買って、ロビー前でのんびり。
自分の寝台へ戻ったら、もう部屋は真っ暗になっていました。
暑いので、皆さんカーテン開けて寝てるし、寝台の蛍光灯を点けるのもはばかられたので、パソコンを持ってサロンへ逃げ出したのでした。
あ、ちなみにコンセントは各ベッドにちゃんとありますよー。
これって、便利ですよね。
船内の掲示とかものんびりチェック。
大阪市営地下鉄と南海と京阪と阪急の路線図も貼ってあります。
このチョイスの根拠は、イマイチ不明とゆーか(笑)。
三橋の通過時間もありましたけど、さすがに来島海峡大橋以外はパスですよねえ。
時間が時間だもん。
22時30分ですって。
その時間、デッキに出てみたら、他にも何人か橋を見ている方が居らっしゃいました。
橋の手前になると大きく舵を切る感じなので、寝ていても結構分かったりしますね。
私は結局、00時35分の瀬戸大橋手前まで起きていて。
その後、ベッドに戻ったの。
向かいのベッド、いびきと寝言が凄いなあ。
ベッド前が狭いので、かなり使い勝手の悪いお部屋ですけど、仕方無いか。
部屋の扉を開けて、更にカーテンの仕切りがあるのが変わってます。
スリッパがあるのは便利ですね。
翌朝、04時30分に起床。
いつもの生活と同じ時間というのがまた…。
レストランへ行って、和定食700円を食べたのでした。
私は、めんたいこ。
鮭とか鯖とかも選べますよー。
海苔の袋が、何げに名門大洋フェリーのオリジナルです。
洋定食も、サラダの盛りが良くて、結構良さそう。
レストランを出るとき、食器はおねーさんが持って行ってくれました。
この時期、外はもう明るいので、この時間に朝ご飯を食べていても、そんなに違和感はありませんね。
利用者さんは、さすがに少なかったな。
他の席には、団体さんの朝食らしきものがセットされていたのですが、まだ誰も来ていません。
下船後とかに、時間をずらしてあるのかな?。
そういえば、バスはわざわざ一番最後に積んでましたし、団体さんには、ある程度の船内滞在を認めているのでしょうねー。