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旅のしおり

 ここには、関西汽船「フェリーくるしま」松山−小倉、の乗船記があります。
 JRの松山駅から、21時10分発の松山観光港リムジンで、港を目指すよー。
 鉄の私としては、高浜駅経由で行きたい所なのですが、暑いし荷物は重いしで、あっさりと楽なルートを選んでしまうのでした。
 バスのお客さんは、10人位。
 大阪へ行く人の方が多かったみたい。
 ネット予約で20%引きになった乗船券を購入して、すぐに乗船口へ。
 「高速船が入港した際、大きく揺れることがあるので、暫くお待ち下さい」とのことで、暫く待機します。
 そんなに大きく揺れるんだあ。
 なんて思っていると、忘れ物をしたらしいおねーさんが、船内から慌てて出て来て、私達の目の前を横切って行きました…(^^;。
 この旅の前の様子はこちらをどうぞ(^^)。

■06/06/28 関西汽船「フェリーくるしま」乗船記 21:55→05:00

 さあ、乗船だよー。
 案内所で2等寝台の指定を受けて、と。
 窓付き8人部屋の、一番奥のベッドでした。

 出港しても誰も来なかったので、私1人で貸し切り。
 そんなに分散して入れてるのかにゃあ。
 それは凄く嬉しいよ。
 …何て思っていたら、出港40分後に誰かが入って来て、通路側のベッドを使っていました。
 朝起きたらもう居なくなっていたけれど、一体何だったんだろ…(^^;。
 ちなみに、ベッドにも部屋自体にも、コンセントはありませんでした。
 シーツを敷き、私は枕を使わないので、上段に置いて、と。

 とりあえず、スナックコーナーで何か食べようっと。
 実は、晩ご飯をまだ食べていないのですう。

 おでんまで売ってますねー。
 「さんふらわあこばると」にもおでんはありましたし、関西汽船はおでんがお好き…?。
 うどんの他、カレーや牛丼(どちらも500円)もメニューにあるので、暖かい食事は充実してます。
 おつまみには、200円のポテトや枝豆もありますよん。
 私は500円のおにぎりセットにしたよ。
 美味しかった☆。

 唐揚げは骨付きのだったし、ボール(薩摩揚げ)かと思って食べた丸いのが、実はたこ焼きだったりして、そんなサプライズもありました(笑)。

 次は、お風呂。
 展望ではありませんが、東日本フェリーの中距離航路よりはいい感じです。
 他には一人しか居らっしゃらなかったので、のんびり。
 ちょっとお湯が少ないかなあ。
 横方向が狭いので、脚を伸ばせないのは難点です。

 22時30分には売店も終了し、23時にはお風呂も施錠され、この頃には船内、すっかり寝静まっているみたい。
 みんな、夜が早いなあ。
 まあ、寝ちゃう方が効率はいいですもんね。
 私は、案内所前の畳敷きのスペースに移動して、のんびりパソコンを使っていたのでした。
 机もコンセントもありますし。

 にしても、どーしてこんな所に畳部屋が…(^^;。
 喫煙コーナーに二人居た方達も、0時前には自分のベッドに戻ったみたい。
 あそこには、冷食の自販機と電子レンジがあります。
 私は、別の自販機で雪見大福を購入。
 食べようとしたら、余りにもコチコチに凍っていて、全く歯が立たなかったとゆー…。
 1時を過ぎた所で、自分のベッドに戻り、眠りに付いたのでした。
 同室の方、そんな時間まで私が出たり入ったりしていたから、さぞや落ち着かなかったのではないかと…。
 ごめんなさい。
 気を遣って出入りはしたから、熟睡しちゃってたかな…?。

 翌朝は、4時15分に売店とスナックコーナーがオープンします。
 覗きに行ってみたら、おにぎりとサンドイッチ、ゆで卵の定番の他、早朝うどんなんてのもありました。
 このネーミング、いいなあ。
 食べませんでしたけど(^^;。

 5時に下船したら早過ぎるので、ベッドに戻ってごろごろ。
 うにゅう。
 7時までは船内に残れるんですって。
 特に申告の必要もないので、お気楽です。
 残念ですが、朝はお風呂、使えません。
 ちなみに、船内に残った場合、7時丁度まで降ろして貰え無いのか心配だったのですが、大丈夫でした。
 タラップの掛け替え作業の為、5時30分から15分間は下船不可になりましたが、その後はご自由にどうぞ、と。
 私は6時に下船したよ。
 クルーは誰も居なくって、看板の矢印に従って、車輌甲板まで降りて行くのが楽しかったです。

 そして、下船前に船内をうろうろするヤツ(^^;。
 デッキへの階段、えらく急勾配で、揺れてたらかなり厳しそう。
 船内に残ってる人は、数人かな…?。
 ワゴン車の呼び出し放送が度々流れて、クルーのおねーさんが私の部屋にまでノックして訪ねて来たけれど、その持ち主さん、何か眠りこけていたみたいです。
 隣りの部屋で、無事に発見されました(^^;。

 下船すると、タクシーが3台停まっていましたが、今回は用無いですー。
 ターミナルの建物を覗いても、完全に無人。
 季刊さんふらわあの最新4号を貰って、港を後にしたのでした。
 小倉駅までは、約10分。
 動く歩道もあるので、結構楽だったりします。
 季刊さんふらわあの4号は、浴衣の着付けとかが載ってて、楽しかったよ。
 この旅の後の様子はこちらをどうぞ(^^)。


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