■06/07/28 東日本フェリー・川崎近海汽船共有船「フェリーはちのへ」乗船記 24:00→09:30
今回は、川崎近海汽船のサイトから予約を済ませていました。
事前に空席状況を調べたら、2等寝台△だったし…。
金曜の夜だから、結構混んでるよね。
たまには、お客さんの多いフェリーっていうのも体験しなくっちゃ。
というわけで、わざわざこの時期に乗船してみた私なのです。
乗船名簿も、事前にネットからプリントして、記入済み。
段取りいいです(^^)。
さすが、来た時間が早いので、窓口は待ち時間ゼロで受け付けて貰っちゃいました。
ターミナルの売店が閉まる前に、北海道限定のジュースを何本か買って、と。
晩ご飯は千歳でたらふく食べたので、食料は何も要らないね。
23時に売店が閉まると同時に、乗船開始。
気のせいか、団体さんが滅法多いみたい。
船内に入ると、2等のお部屋に人が入りきらなくなっていて…。
皆さん、妙に荷物がでっかいんですもん。
クルーがせっせと交通整理をしています。
えーと、2等寝台は奥の方なのですが…。
通路を通れないよお(^^;。
最初から、廊下のデッドスペースに持参の毛布を敷いて、寝床を作っている方々もいらっしゃいますね。
プロだ…(何が)。
まあ、最ピーク時には、こんなもんじゃ済まないと思いますけど。
体をナナメにして通り抜けて、私のベッドは、と。
扉のすぐ前でした。
しかも上段なの。
上段なんて、初めてです。
寝台を上下で使うのも、これが初めて。
いつもガラガラのお船にばかり乗ってるもんね。
うん、これを体験してみたかったんだし。
出港後に覗いてみたら、他に誰も居ない区画もあるのに、どーして私だけ上段なんだろ。
ネット予約だと、若い番号から機械的に埋めて行くのかしら。
そんなリーズンが思い浮んじゃった。
まあ、いっか。
気にしてませんじょ。
出港後、私は頻繁に出入りするので、ハシゴの登り降りやカーテンの開閉で、下段の人にかなり気を遣わなくっちゃいけないのは厳しいかな…。
船内変更を受け付けていたので、2等寝台もかなり埋まりましたが、上段はあんまり埋まらなかったりとか…。
って、目茶苦茶気にしてるじゃん(^^;。
船内をざっと歩いてみましたが、人が多くて、どうにも居場所がありません。
ささやかなソファーが何ヶ所かありますが、当然そこにも人が居ます。
通路を歩くと誰かにぶつかっちゃうし。
船内、暑いし。
つまり、デッキが一番居心地がいいという結論に…(^^;。
でも、ずっとデッキに立っている訳にも行きません。
仕方無いので、自分のベッドに戻って、寝てしまうのでした。
お風呂はどうせ混んでるだろうし、後でいーや。
このお船には、ベッド毎のコンセントも無くって。
ちょっと古い作りのお船です。
あ、シーツが最初から敷いてあるのは嬉しいな。
上段でごそごそ敷くの、大変だもん(^^;。
そしてお船は、いつの間にか出港したみたい。
本船は只今出港しました、的な放送が入らなかったので、分かりませんでした。
ベッド降りるのが面倒なので、私はそのままごろごろ。
消極的だなあ。
そんなこんなで、いつの間にか眠っちゃったのでした。
ふと気が付くと、6時。
船内を歩いてみると、さすがに人の動きも落ち着いたみたい。
良かった良かった。
こんな時間から歩き回っている方も、結構居たりするわけですけど。
勿論、私もその一人です。
お風呂に入って、と。
さすがに朝は空いていて、ゆったり入れました。
シャンプーとボディソープは、三人で一つ、って感じの置き方なので、混んでると大変そうだなあ。
一旦寝台に戻って、資料の整理とかしつつ、0730のレストラン開店10分前に、また上段から脱出。
レストラン前には、既に5人程が並ばれていました。
凄いなあ。
いつもがらがらなレストラン体験ばかりなので、これはかなり新鮮です。
入口の扉は既に開いていますが、今は団体さんの時間みたい。
時間になった所で、食券を購入して、と。
和定食800円。
朝のメニューは、かなり限定されちゃいますね。
他には、カレー600円とか。
ジュースやトーストの単品もありました。
生卵や目玉焼きも単品として買えちゃいます。
まずは自分の席を決めて、その席番を申告しつつ食券を出すっていうシステムみたい。
船らしく、殆ど待たずに和定食が出来て来ました。
なかなか美味しいよ。
洋定食も、なみなみと注がれたオレンジジュースが羨ましかったり。
そうこうするうち、お客さんが次々とやって来て、カウンター席も含めて、完全に満席です。
商売繁盛、だあ(^^)。
後は下船を待つばかり、かな。
案内所、兼売店もオープンしましたが、用事無いもん。
わざわざ、ショーケースでスナック菓子なんかを売ってるよ。
貸し毛布のチケット券売機は終了。
女性用のトイレには、行列が出来ています。
トイレ、小さいですもんね。
1等区画は別として、実はもう一箇所あるトイレ、奥の方にあるから殆ど誰も気付いてないみたいでした。
私はデッキに出ようとしたのですが、雨が凄くって、断念。
やっぱり、自分のベッドに戻るしかないみたい。
シルバークイーンを見るのも投げちゃいました。
というわけで、接岸後、下船開始の案内があるまで、私はベッドでごろごろしていたのでした。
結局、トータルで7回も登り降りしちゃいました。
いや、わざわざ数えなくっても…(^^;。
そういえば、共有船だからか、船内放送では会社名を一切言わないんですね。
ずっと「フェリーはちのへ」だけで通してたもん。
船内の掲示、こちらは殆ど川崎近海汽船でしたけど、禁煙のお願いだけが二社併記になっていたみたい。