■07/04/25 名門大洋フェリー「フェリーふくおか2」乗船記 20:00→08:00
シティラインカードも新しくなったことですし、今回はちゃんと事前に予約をしてありました。
折角なので、ネットからは割引での予約が出来ない、ファースト(1等洋室のシングル)にしようかな。
というわけで、手近な営業所に電話をします。
番号は…、と。
…あ、阪九フェリーさんですか?。
って、お前は何処に電話してるんだよ!(^^;。
だってだって、応答した相手の声が小さくって、阪九みたいに聞こえたんだもんっ(言い訳)。
「…名門大洋フェリーですけど…」。
ちゃんと合ってるし。
相手の人、呆れてるし。
そりゃそうだ。
いくらなんでも、競合他社と間違えるなんて、失礼にも程がありますわ。
ごめんなさいごめんなさい(^^;。
何とか私は正気を取り戻して、予約を受け付けて貰います。
シングルは空いてますかあ?。
「丁度2室空いてますよー」。
2室空いてるなら、丁度とは言わないんじゃ…。
あ、喫煙と禁煙が選べるんですかあ。
それじゃあ、禁煙でお願いしまあす。
最後に名前を聞かれたので、シティラインカードを持ってます、と返事したら、手順を最初からやり直しになりました。
むー、最初にカードのことを言わなくっちゃいけなかったみたい。
当たり前ですけどね。
ちゅことで、団体さんの後に続いて、乗船待ちの列に並びます。
この団体さんは、韓国からの旅行者さんみたい。
結構お歳の方々ですね。
並びながら、またまたぼーっとしていたら、小さな子供が走って来て、私の足にぴたっとしがみつきます。
…え?、え?。
なんて、あっけに取られていると、その子は半ベソ状態だし。
私の後ろの方が、「おーい、その人は違うよー。こっちだよー」と声をかけたけれど、本人は全く気付いてないの。
あらら、私をお母さんと間違えてるんだ。
本物のお母さんも、それが面白かったらしくて、声をかけるのを中止して、成り行きを見守っています。
こらこら。
暫くすると、子供も異変を察知したらしく、きょろきょろした後、本物のお母さんを見付けて、そっちへ飛び付いて行きました。
一件落着、だね。
丁重なお詫びの言葉を頂きましたが、私もちょっと面白かったです。
その子供さんが、何を根拠に私とお母さんを間違えたのか、かなり謎ではありますが。
人のことは言えません(笑)。
そんなこんなで、やっと乗船です。
ぐるぐると結構長い階段を登って行くので、荷物を持ったお歳の団体さんには辛かったみたい。
途中で先を譲って貰っちゃいました。
私はインフォメーションでキーを受け取ります。
私のお部屋は、A-101ですって。
ついでにレストランを覗いてみると、テーブルには団体さん用のお料理がセットされていました。
ハンバーグとエビフライ2本とウィンナーとオムレツとサラダとポテト。
それから、ゼリー。
どうでもいいことは、ちゃんと覚えている私です。
だって、美味しそうだったんだもん!。
さすがに、アツアツというわけにはいかないんでしょうけど。
階段をひとつ上がって、自分のお部屋へ。
途中の展望ストリートは、コの字型のソファーとテーブルが並んでいて、ゆっくりくつろげそうなスペースでした。
片隅には、パソコン用チェアもいくつかあって、一人に一つのコンセントと、小さなテーブルが付いてます。
ここで実際にパソコンを使っている人は、私が見た限りでは居らっしゃらなかったみたい。
ちょっと狭いけれど、海を見ながらパソコンが打てて、結構便利そうですよ。
私のA-101は、通路を曲がった、角部屋でした。
窓は無し。
設備なんかは、携帯のカメラで撮った、一部ピンボケな写真をご覧下さいませ。
かなり充実しています。
ハンガーは2本ありますし。
ベッドランプにもコンセントが付いていて。
テレビはBSデジタルも受信可能です。
ゴミ箱は、これだと分別が出来ないし、そもそも私は自分の痕跡を残すのが嫌なので、出たゴミは全て外のゴミ箱に捨てますから、いつも全く使いません。
早速ご飯を食べたいけれど、レストランは団体さんが先とのことなので、お風呂に行っちゃお。
インフォメーション横の通路を入ると、お風呂です。
あ、100円玉を持って来るの忘れちゃった。
まあ、開いたままでもいっか。
展望浴室は、洗い場の数はそこそこあるのですが、湯船はかなり小さめで、3人入ってしまうと、その間に割り込むのはちょっと窮屈な感じかな。
シャンプー類は勿論装備されています。
私が入ったときは、まだかなり余裕があったので、気持ち良く入浴することが出来ました。
後でまた覗いてみたら、「中学生の団体さんが利用しますのでご了承下さい」みたいな貼り紙がしてあって、大騒ぎになっていました(^^;。
なので、深夜の利用は断念です。
そうそう、中学生の団体さん。
これがまた、かなりの人数乗っているのですね。
どうしてGW前のこんな時期に…。
日本人の中学生団体が2クラス分位、韓国人の中学生団体がたあくさん。
とゆーか、この船って、妙に韓国人の団体さんが多いんだなあ。
韓国人の方が遥かに沢山乗ってるみたい。
そんなこんなで2000になり、出航です。
同時に、レストラン一般開放の放送が入りました。
やっとだあ。
直後に行っても混んでるだろうし、20分程待ってからレストランを覗いてみたら、まだ行列が出来ていました。
その後、10分おきに覗きに行っても、行列はちっとも解消しません。
そんなことする位なら、並んでた方が早いんですけどねー。
行列って、嫌いなんです。
レストランなんかに並ぶのは嫌ですよお(^^;。
さすがにそうも言ってられないので、結局並んじゃいましたけど。
私が席に付いた所で行列も解消したのがとほほです。
団体さんがなかなか席を立たなくって、回転が悪かったのかしら。
というか、どうもレジで流れが滞っているみたいなので、ここは工夫の余地あり、ですね。
カフェテリア形式のメニューは豊富で、お値段もそこそこですし、かなり目移りしちゃいますねー。
今回は、詳しい方にステーキが美味しいと教えて頂いていたので、入口に置いてあったステーキセットの番号札を取って、それ以外には目もくれません(笑)。
1,500円だったかなあ。
忘れちった…。
シティラインカードのポイント加算もして貰って、と。
もう少しお安い、日替わりのフェリーふくおか2御膳、みたいな定食もあるそうですが、既に売り切れていました。
手近な席に付いて、レストラン内を見回してみると、結構ドライバーさんが多いみたい。
席は丁度、過不足無く埋まっている感じです。
程なく、ステーキセットが届きましたあ。
美味しいよ。
見本と違って、ステーキはもうカットされています。
ただ、付け合わせのポテトはすっかり冷めていて、肝心のステーキも焼き過ぎで焦がしちゃっているので、あまりいい点は付けられません…。
やっぱり、忙しかったせいなのでしょうね(^^;。
そんなこんなで、レストランを後にしたのでした。
かなり広いデッキを一回りして、「おれんじ7」でも見えないかと思ったけれど、全く見えません…。
デッキへの扉が自動ドアだったりして、びっくりです。
とても起きてられない感じなので、掲示してある三橋の通過時間はチェックしませんでした。
穏やかな瀬戸内海を眺めつつ、瀬戸の花嫁のことを考えてみたり。
瀬戸の花嫁と言っても、そう言われて考えることは、人によって違うとは思いますけど…。
私の業界(←?)では、えーと…、ごにょごにょ(^^;。
売店には、結構色々なグッズを売っていましたよお。
展望ストリートでは、軽食の販売もありました。
スナックは営業していなかったみたい。
シャワールームも、私は使わなかったよ。
洗面所はトイレとは分離しているので、これは結構いい感じ。
2等洋室も覗いてみたかったのですが、どこもかしこも団体さんだらけだし、扉がみんな閉まっていて、さすがに入って行くのは躊躇われて、断念です。
自分のお部屋に戻っても、韓国の中学生団体さんが大騒ぎしている声が、かなりはっきり聞こえて来るなあ(^^;。
1等区画入口の扉を閉めれば、それなりに違うのでしょうけど。
私は疲れていたので、もうそのまま寝てしまって、消灯と展望浴室終了の放送を夢うつつで聞いて、朝までぐっすりなのでした。
翌朝は、レストランと展望浴室オープンの放送で目が覚めました。
あ、早速お風呂に行かなくっちゃ!。
混まないうちに、ね。
でも、この時間にお風呂に入っているのは本当にお風呂好きの方だけみたいで、最初の一団が出てしまうと、後から来る人も無く、とうとう私一人になっちゃいました。
その後でレストランへ行こうとすると、ロビーには日本の中学生団体さんが整列していて…。
と、通れないよお(^^;。
人混みをかきわけかきわけ、朝のバイキングの行列に並んだのでした。
もう、諦めて並んじゃいます。
券を持った団体さんがやって来るので、かなり賑わってます。
私は、フリーのりんごジュースを飲みながら、さくっとご飯を食べたのでした。
展望ストリートで売っていたホットドック類も、全て完売の盛況でしたあ。
新門司が近付いたので、デッキに出て接岸の様子を眺めていたら、ドライバーさん達も同じようなことをしていました。
あ、それって、珍しいかもっ。
と思ったら、カーデッキに降りるには、ここからが一番早いからなんですね。
程なく扉が開放されて、皆さんぞろぞろと階段を降りて行ったのでした。
私もルームキーをインフォメーションに返却し、下船です。
団体さんと一緒なので、列の進みはかなりゆっくり。
ターミナル前には、バスがいっぱい停まっているよ。
連絡バスは2台で、前は団体さん用、後ろは個札さん用。
それは見ただけでは分からないので、せめて表示を出しておいて欲しいかな。
一般徒歩のお客さんは、20人位でした。
私は門司駅で下車して、0834の列車に乗り換えでーす。