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旅のしおり

 ここには、オーシャン東九フェリー「フェリーどうご」東京−徳島、の乗船記があります。
 オーシャン東九フェリーの新造船シリーズ、3船目に乗りますよー。
 同じ船で重複しないよう、お休みと配船を照合して行くのって、結構大変なんです。
 やっと、「フェリーどうご」と一致したね。
 でも、予約なんてしてないよ。
 真っ直ぐ進む主義なの。
 なあんて、事前決済割引プランの利用だと1,000円引きになるそうなので、予約をしちゃいました。
 10,850円をクレカで決済。
 この航路で予約をしたのって、実は初めて。
 にしても、旅立ち前って、いつもやる気がどん底で、旅行を中止、家でそのまま寝ていたい気持ちに…。
 疲れがピークですからあ。
 まあ、出発さえしてしまえば、体のモードは切り替わるのです。

 この旅の前の様子はこちらをどうぞ(^^)。

■17/12/09 オーシャン東九フェリー「フェリーどうご」東京19:30−徳島13:30

 東京フェリーターミナルの最寄り駅は、国際展示場。
 地元の船橋からはすぐ近くで、便利だよ。
 ただ、京葉線の本数が少ないので、注意が必要なのです。
 ほぼ30分に1本のヘッドですから…。
 17:58発の東京行きに乗って、新木場でりんかい線に乗り換え、国際展示場には18:26の到着です。
 駅前からの送迎車の発車は、18:30。
 って、こら。
 まあ、楽々間に合いました。
 先客はお2人。
 特に声は掛けられず、真っ暗な車内に座り、ターミナルへと向かいます。
 工事で、進入ルートが変わったのですね。
 ちなみに、歩いても30分位なので、送迎車に乗れなくっても、何とかはなります。

 ターミナルの乗船手続きは、窓口で予約番号を申告するだけ。
 ネット予約は、楽なのです。
 決済も済ませてますしねー。
 そうしたら、窓口のおねーさんが、自動チェックイン機のテスト運用中なので「あちらへどうぞ」と。
 ふむふむ、壁際に「自動券売機」と書かれたパソコンが置かれていますね。

 おねーさんが、わざわざカウンターの外に出て来てくれましたが、画面を見れば、操作は分かります。
 これからは、自動チェックインが基本になるのでしょうね。
 …予約をちゃんとしていれば。

 3階の待合室に上がると、4人しか人が居ません…。
 ここは、いつもがらんとしているよ。
 喫茶コーナーを営業していた頃に、利用すれば良かったな。
 窓越しに、初めての「フェリーどうご」を眺めてみます。
 ポスターでは、「新フェリー4色で運航中」と謳っていて、本船は16年7月に就航、「愛媛県の県花ミカンの果実のオレンジをテーマカラーにデザイン」しているとのこと。
 船内のカウンターでは、みかんジュースを売ってたっけ。
 かんかん!、みかん♪。

 ベンチに座って、スクフェスで遊んでいたら、19:00に乗船開始の放送が流れて。
 皆さん、すぐに乗船されてしまい、おねーさんが巡回して来て、声を掛けられます。
 名前で呼ばれたから、びっくりした。
 のんびり乗船口へ進むと、扉に鍵がかかっていて、先へ進めませんでした。

 って、こらー!(^^;。
 乗船開始から、まだ7分しか経ってないのにい。
 閉めるのはやっ。
 通用門でもないか、周囲をうろうろ探しちゃいましたよ。
 まあ、最悪、ランプウェイから突入すれば…。
 サイドランプは、既に閉め始めてますけど(^^;。
 暫く待っていたら、おねーさんが来てくれました。
 ほっ。
 以前と違って、乗船券のバーコードを読むようになったのですね。
 長い通路をとてとて歩いて、乗船するよ。
 乗船口では、クルーが出迎えてくれました。

 今日は二等洋室の利用で、16人部屋の中央、下段を指定されています。
 対面は壁なので、相部屋感はあんまり無いよ。
 勿論、コンセントが有りますし。
 最近は、この造りが主流です。

 お部屋は、下段が全て埋まったね。

 シーツを敷いて、ごろごろしていたら、操舵室から船長さんの挨拶が有りました。
 気圧の谷の関係で、若干、揺れる見込み。
 それじゃあ、出航を見届けに、デッキに出るです。
 相変わらず、フェンスが高い!。
 真っ暗な中、汽笛を鳴らして出航となりました。
 手摺の隙間から、見送る人の無い岸壁を眺めます。

 案内所前には、結構凝った撮影コーナーが出来ていて、楽しいのです。

 その後、オーシャンプラザに移動して、ご飯です♪。
 自販機で、やわらかカツサンド400円を購入、レンジで温めましょう。
 自販機に日本酒は有りませんが、売店で250円のワンカップを販売していて、冷えたのを出してくれました。

 デザートには、アイス150円を。
 個人的には、以前のカジュアルフェリー時代の自販機の方が好きでした。
 あんまり、食べたいものが無いや。
 調味料の充実ぶりは凄くって、シンクには食器洗剤まで装備しています。

 ここのレストランは、ドライバーさんも一緒に利用しますものね。
 中央がドライバーさん、窓とコンセントの有る両サイドが一般の利用者さん、みたいな分布でした。

 それじゃあ、一旦ベッドに戻ろー。
 ベッドに横になると、ごとごとした振動が伝わって来ます。
 心臓の鼓動よりも、ちょっと早いペース。
 私、凄くドキドキしてるよ。
 これ、機関の振動だあ。
 気になる人は、気になるかもしれません。
 私は、全く気にしない人なので。
 気を抜いたら、そのまま寝ちゃってました…。
 服のまま、毛布もかけず。
 24:00頃と03:00頃、寒さとトイレに行きたくなって目が覚めましたが、眠気のが勝ってしまい。
 07:00前まで寝続けたのでした。
 風邪を引いたり、漏らしたりしなかった(こら)のは、奇跡なのです。

 取り敢えず、お風呂だね。
 24時間入れるお風呂は嬉しいよ。
 空いてますし。
 以前よりも広くなって。
 ちなみに、お風呂のドアは結構重いの。
 入るときよりも、出るときの方が重い感じ。
 気圧の関係で、体全体で押さないと、開けるのちょっとキツいかも。
 脱衣場のロッカー、100円玉の必要は有りません。
 ドライヤーとミネラルウォーターの装備も有って。

 浴室内のシャワーには、「しぶきが飛ばないよう、座ってご利用下さい」の注意が有ったです。

 その後、朝ご飯だよ。
 かき揚げそば300円。

 個人的には、普通のカップ麺の方にすれば良かったなあ、なんて(^^;。
 やっぱり、多少は持ち込みをした方がいいみたい。
 新門司まで通しだったりすると、ちょっときつそう。
 私はこの後、大阪に出て、名門大洋フェリーに乗り換えです。

 08:00を過ぎると、皆さんそろそろ起きて来られて。
 09:05には、自動音声で、潮岬の案内が流れました。

 フォワードロビーに行ってみると、日差しいっぱいの、いいお天気だったよ。
 シートには、お2人がごろごろ転がっています(^^;。
 喫煙所は、密閉された、本当に無機質な隔離部屋なので。
 くつろげませんよねえ。
 空気清浄機が作動中。

 そう言えば、売店で社名や船名の入ったキーホルダーを売っていて、ちょっと欲しかったりします。
 次の乗船で、買っちゃうかも。
 4船目、最後は「フェリーりつりん」です。
 その「フェリーりつりん」とは、間もなく進行方向右側ですれ違うとのことでっ。
 12:15の放送を、お風呂の脱衣場で聞きました。
 急いでデッキへと出て行きましょう。

 斜めにこちらへ向かって来る「フェリーりつりん」を見送ったのでした。

 もう、間もなく徳島です。
 前方に、街並みが見えて来ましたよー。

 接岸の時には、タグが引っ付いて、「フェリーどうご」を押してくれたのでした。
 トップデッキに出ようとしたら、ロープが張られて、立ち入ることが出来ません。
 前回は入れたような気がするのですけど。

 そんな感じで、徳島に到着っ。
 13:20頃には下船出来たよ。
 乗船券は、下船した直後に回収され、手元には、やっぱり何も残りません。
 バーコードの読み取りは特に無し。
 徳島駅行き直行バスの発車は13:35なので、船首まで歩いて、「フェリーどうご」の写真を撮ってみたり。

 うさぎのぬいぐるみと写真を撮っておられる方がいらしたので、乗船記とか書かれるのかなあ。
 読んでみたい!。
 バスには5人が乗られて、13:51には徳島駅に到着です。
 現金のみ、210円を払って、と。
 この旅の後の様子はこちらをどうぞ(^^)。


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