■03/11/25 オレンジフェリー「おれんじ8」ワンナイトクルーズ
前日は、神戸に泊まっていました。
午前4時に目が覚めて、服のまま電気付けたまま寝ていたことに気付いて、慌てて寝直したりして…。
で、チェックアウトしたのは、結局10時。
時間が無さそうなので、真っ直ぐニュートラムでフェリーターミナルへ。
雨が上がって、良かったな。
ターミナルへの長い通路で、583系のきたぐにで来ていた友人と合流です。
乗船開始は12時15分とのことで、時間が余ってしまった…。
こんなことなら、何処かに寄ってくれば良かったよー。
相変わらずの無計画なのでした。
というわけで、オレンジフェリーのおれんじ8に乗ります。
あ、空いてる…。
ていうか、一般客は私達の他に4人しか居ないみたい。
デッキから遠ざかる大阪の街を見下ろして、すぐにレストランでウェルカムランチとなります。
数種類の中から、海老フライをチョイス。
折角なので、八海山も。
日本酒を4種類を積んでるんだ。
冷凍食品を使っていないというだけあって、さすがに美味しいです(^^)。
程なく明石海峡大橋を通過。
下から見上げるのって、新鮮だよ。
そんなことをしていたら、係の人が私達を呼びに来たの。
あ、ブリッジの見学もセットになってるんだっけ。
乗船前も乗船後も、段取りの説明とかが一切無かったから、不思議には思っていました(^^;。
わざわざ船内を探してくれたみたいです。
このご時世、ブリッジに入れるっていうのは貴重ですよね。
何かテキトーな説明を受けて、自由に見学させて貰えました(^^;。
レーダー見ると、見渡す限り船だらけ。
見張りも3人立ってます。
操縦も、随分と繊細な操作をしていたなあ。
最初の説明はテキトーでしたけど、質問にはちゃんと答えて頂けて、皆さんとっても親切でした。
漁船の網を切ると30万円請求されたりするとか、色々聞けて…。
一等船室に戻ると、友人はすやすや寝てしまった…。
私は、誰も居ない展望浴場に行ったりして、のんびり。
この浴場、広くて快適なのですが、エンジンからの嫌な振動が来るみたい。
そうこうするうち18時になって、瀬戸大橋を通過。
もうディナーの時間なの。
寝ていた友人を叩き起こしたら、いきなりお風呂に行っちゃうし。
おーい(^^;。
そしたら、船内放送が入り、名指しでレストランから呼び出しがかかりました。
でも、友人戻って来ないし。
そしたら、クルーが部屋まで迎えに来てしまった…。
まあ、他にお客が全然居ないですしね。
でも、友人戻って来ないし。
私まで時間にルーズなヤツって思われちゃったじゃないかー!(^^;。
予約時に和食をチョイスしていたので、今晩は和食です。
ウェルカムドリンクまで付いてるので、ワインをとってみたり。
日本酒と違って、ワインは赤白も選べません…。
変なの(^^;。
あ、何かお腹がいっぱいになっちゃったよー。
部屋に戻って、倒れます(^^;。
そうこうするうち、新居浜で接岸するので、デッキに出て見学しよっと。
数名の乗客は、みんなラウンジでのんびりしていて、デッキには誰も出て来ません。
自動ピアノの流れる展望ラウンジは、確かに快適なんですよね。
ちなみに、岸壁で船からのロープを繋留する作業を「もやとり」って言うんですけど、私も製鉄所に駐在していた頃、やったことがあったっけ。
暇だったので岸壁を散歩していたら、福山からの貨物船が着いて、私に向かってロープ投げられちゃうんだもん(^^;。
えー、私は担当じゃないよー。
あれ、手を持って行かれないよう、掛け方にも手順があるんですよね。
他にも、給水管が壊れて普通のホースで船に給水してたら、いつまで経っても満タンにならなくって、先輩がいい加減に出て行ってくれって言ったら、満タンになるまで居させてくれと船長に泣きつかれたとか、色々(^^;。
今思えば、最新鋭のRORO船に乗せて貰えるチャンスもあったのに、残念でした。
なんてことはともかく、続いて東予に接岸です。
またまた、デッキから接岸を見学します。
私達はそのまま大阪に折り返すので、そもそも下船ていう概念が無いんですよねー(^^;。
でも、折角だから降りようとしたら、エスカレーターが上りになってて、降りられなくなってました…。
というわけで、全く陸には上がらず、そのまま戻ることに!(笑)。
またまたお風呂に入ったり、またまた食堂で夜食食べたり、本当にのんびりしていたのでした。
下船出来無いしー(^^;。
翌朝は、午前5時半にオルゴールと放送で起こされます。
ね、眠い…。
もっと寝かせてよー。
あ、あと30分で接岸なのかあ。
8時までは船内に残れるけれど、もう朝食の時間なのです。
こんな時間から食べられないよね(^^;。
とりあえずお風呂入って、バイキングのご飯食べて、またお風呂入って。
…ちゃんと食べてるし(^^;。
たちまち7時半です。
さあて、地下鉄で大阪に出て、特急「しなの」で帰るよー。
大阪から塩尻まで、一気だあ!。
↑気のせいか、別の船がこっちに向かって特攻して来てるような…(^^;。
■03/12/19 太平洋フェリー「きたかみ」名古屋−仙台
事前に、ネットからA寝台を予約。
でも今回は、出港にはもう間に合わない、って本気で思っちゃいました。
地下鉄の築地口から市営バスに乗ったのが、19時15分なんですもん。
しかも、このバスが途中までしか行かず、フェリーターミナルには入らないことが発覚。
こんな埋め立て地に、タクシーなんか通らないよね…。
バスを降り、もう船は諦めて、とぼとぼと駅に向かって歩いていたら、飲み屋さんの前にタクシーが3台も停まってるの。
時刻は19時35分。
わ、間に合うかも!。
とにかくそこまで走って、フェリーターミナルへ!。
運転手さんとお喋りしつつ、とりあえず間に合うことを確信したのでした(^^;。
時間が勿体ないのでお釣りは受け取らず、出港10分前に、私は太平洋フェリーの「きたかみ」に飛び込んだのでした。
あー、疲れた。
夕方は雪がちらちらしていた名古屋も、今は晴れ。
伊勢湾岸道の橋を見上げ、間に合ったことをマーメイドの神様であるアクアレジーナ様に感謝しつつ、展望デッキに私は佇むのでした。
そして、冷え切った手すりに頬を寄せ、息を止めたの…。
出港したら、とりあえずご飯だあ。
そんなにお腹は空いてないけれど、この航路のレストランは結構評判みたいなのです。
ちなみに、バイキング形式になってます。
あ、おねーさん、そんなに沢山ご飯をよそってくれなくても!(^^;。
沢山のメニューから少しずつ取り分けて、ひたすら食べます。
あ、本当においしー。
最後のデザートは、ミニケーキ4種類とアイス2種類。
これも評判になってます(^^)。
んー、私にはちょっと甘過ぎるかも…。
この小さいケーキひとつで、コーヒー1杯いけちゃうもの。
コーヒーは結構美味しかったので、良かった良かった。
ご飯の後は船内をぶらぶら。
クリスマスツリーの飾り付けが、あちこちにあるです。
ジャズの生演奏も。
でも、船内にお客が殆ど居ないから…。
私は携帯からサイトの更新をして、お風呂お風呂♪。
ずっと陸が見えているので、電波状態は良好。
船はのんびり出来ますよねー。
でも、この船はA寝台もB寝台も、ベッド毎のコンセントがありません。
仕方ないので、廊下からベッドまで、ケーブル引っ張って来ちゃいました。
空いてるので、こういうことも出来ます(^^;。
なんだかんだで、3時頃まで起きていました。
翌朝は、7時に起床。
ていうか、凄い揺れで寝てられないの。
波がぶつかるのか、船床からは時々どーん!という音と振動が来るです(^^;。
デッキへ出ようとしたら、あまりの強風にとても立っていられず、慌てて撤収。
当然ですが、廊下も真っ直ぐ歩けません。
壁づたいに、よろよろと(^^;。
場所的には、地元千葉県の、九十九里から犬吠崎の沖合いみたい。
なので、船室のテレビで、テレビ東京が問題無く受信出来ました。
その後、朝ご飯を食べにレストランへ。
お料理や利用に関してのアンケートに答えて、小さいタオルを貰ったよ。
それはいいのですが、揺れはますます酷くなって、テレビ見たりサイトの更新をしたりしていたので、何か気持ち悪くなってきちった…。
あ、かなりヤバ…。
ゲロ袋(^^;を抱えて、ベッドに倒れ込む私。
完全に船酔いだあ。
乗り物は大好きな私ですけど、船はやっぱり酔うです。
じ、地獄だよー…(^^;。
本当に吐く寸前まで行ったけれど、1時間位倒れていたら、何とか復活して、やれやれです。
さすがに昼食は遠慮して、お風呂に。
湯船に浸かっていても、体がこう、ナナメに揺れるんですけど…!。
お湯が波みたいにざばざば移動していて、とても体を保ってられないの。
もー(^^;。
お湯は半分位しか入ってなくって。
まあ、これはこれで楽しいのかな。
そうれ、インメルマン・ターン!(ばか)。
というわけで、名古屋から21時間かかって、仙台に到着です。
揺れたけれど、楽しかったよ。
うわ、寒いー。
雪の積もったターミナルから、バスで多賀城に出て、仙石線の快速で仙台まで出ます。
さあて、幹線で帰るよー!。
時間があまり無くって、15分で牛たん食べて萩の月を買って、上野には2時間で着いてしまうのでした。
でも、家に着いても、体はまだ揺れたままなの(笑)。
■04/03/14 マリンエキスプレス「フェニックスエキスプレス」宮崎−川崎
お昼頃、山奥から携帯で、予約センターに電話します。
でも、当日の予約は港へ直接、とのことで、宮崎港ターミナルに電話です。
無事に2等寝台が取れました。
宮崎駅でご飯を食べて、ちょっとだけ食料を買って、タクシーでフェリーターミナルへ出ます。
一本だけあるバスは、発車が早過ぎるんだもの。
タクシーの運転手さんによると、宮崎に新婚旅行に来る人は、もうゼロなんですって。
まあ、そうですよね(^^;。
昔は、宮崎から鹿児島へ走ったことも月に何回かあったそうで…。
逆に、当時宮崎で新婚旅行をした世代が、定年退職を機にもう一度同じルートを辿る、っていう需要は結構あるみたいです。
あ、成る程。
宮崎の名所は殆どが自然資源なので、変わって無いって喜ばれるとか。
なんてことを話しつつ、ターミナルに到着したよ。
今日のお船は、フェニックス・エキスプレスです☆。
2等寝台は、蛍光灯に電源コンセントが付いているタイプで、電源の心配はしなくて大丈夫(^^)。
船内のクルーの皆さんも、声かけが徹底していて、みんな親切でした。
晩ご飯はもう食べたけれど、メニューが気になるので、やっぱりレストランへ。
1,500円払ってのバイキングは、まあフツーなんですけど、あんまり美味しいものでは…(^^;。
沢山おかずを取り過ぎたのを、ちょっと後悔しちゃった…。
それに、デザートが無かったよー。
コーヒーも、香りがイマイチのような…(^^;。
さあて、朝は早かったし、お風呂に入って早寝しようっと。
日の出は06時05分と案内されてましたけど、熟睡中でした(^^;。
那智勝浦に入港して、また出港したのも夢うつつ。
それでも07時30分には起きて、またお風呂に入ります。
昨日食べ過ぎたので、朝ご飯はいいや。
携帯の電波は、入ったり入らなかったりしてますけど、客室でこのレベルなら満足です。
大抵は、デッキまで出て行って、電波の入るポイントを探したりしないと駄目ですもん。
船内では、ブリッジの見学や船長さんのトークショウ、タイタニックの上映等、結構色々なイベントが行なわれています。
イベントは団体さんで混雑していたので、私は全く参加せず。
散歩したり、昼寝したり、のんびり過ごしました。
伊豆七島の案内があったので、デッキに出て大島を見学します。
あー、いいお天気。
海鳥が海面に沢山集まっていたりするのですが、むむ、あそこには魚の群れが!?。
ああいうのを見ると、私は投網でも投げ込みたくなります(^^;。
それと、近くを別の船が通ると、魚雷を発射したくなったりして。
装備が無いのは残念でした…(こら)。
というわけで、明るいうちに東京湾に帰って来ました。
あ、富津岬だ!。
お船が沢山居るよ☆。
それはいいのですが、川崎から船橋へ帰るのが面倒臭いなあ。
ロケーション的には、羽田空港と殆ど同じ場所なんですけどねー。
なんて思っていたら、友人が迎えに来てくれて、楽々と帰ることが出来たのでした。
わーい(^^)。
■04/03/23 ダイヤモンドフェリー「スターダイヤモンド」神戸−大分
駅前のコンビニでちょっとしたお買物をして、連絡バスで港に来たよ。
バスは結構混んでいました。
1本前は、数人しか乗ってなかったんですけどね。
発券窓口では、おねーさんとお互いに手品をして、笑われちゃったり…(←?)。
カードで決済して、と。
とりあえず、時間通りに出港です。
1等船室にしたら、個室のテレビでWOWOWが受信可能でした。
出港直後から、見たかった番組をチェック。
録画はかけてあるので、別に家へ帰ってから見てもいいんですけど。
これは、旅先に日常を持ち出しているわけでも無くって、日常に旅が入り込んでいる感じかなあ。
会社からメールは来ますし…。
そりゃ、Excelの送受信位は出来ますけど、その為にノート持ち歩いてるわけじゃないよー。
ここのサイトを更新する為なんだから!(うそうそ)。
テレビを見終わって、ロビーに出たら、お風呂上がりの友人とばったり出会って。
って、部屋もすぐ隣りじゃん!(^^;。
覗いてみたら、何故か友人の部屋だけ、テレビのインチが2つ位大きいの。
ずるいよう。
とりあえず、一緒にご飯食べて、乾杯します。
「スターダイヤモンド」の夕食はカフェテリア方式で、味はまあ、普通よりもちょっと落ちる、感じかな…(^^;。
値段も高く付いちゃうし。
選ぶとすぐに電子レンジで暖めてくれるので、それはいいんですけどねー。
行くのが遅かったせいもあるんでしょうけど、品数も少なかったです。
全体的に、このフェリーはくたびれてる印象なの。
船内の案内表示とかパンフレットの補充とか、細かい部分のフォローを、もうちょっと頑張って欲しいかも。
そして、今治発着の時のけたたましい騒音には、びっくりしちゃいましたあ。
というわけで、私は2時近くまで起きていて、5時過ぎには大分到着の船内放送で起こされたのでした…(^^;。
大分のフェリーターミナルは西大分の駅前なので、それはすっごく便利だと思います。