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旅のしおり

 ここには、宇和島運輸「えひめ」別府−八幡浜、の乗船記があります。
 この旅の前の様子はこちらをどうぞ(^^)。
 別府のターミナルは、関西汽船のターミナルのお隣りにありました。
 レンタカーの営業所も目の前だったので、20時に車を返却して、すぐにターミナルへ。
 「宇和島運輸」っていう電飾看板、殆どが球切れになっていて、「軍輸」だけ点灯しているから、かなりナサケナイ感じなの。
 資金繰りが厳しいのかなあ…。
 なんて、余計な心配をしちゃいますよお(^^;。
 さてさて、窓口では丁度1便前の2050発の乗船手続き中でした。
 私達が乗船する2355の便は、1時間前からの発券になるそうで、まだ購入は出来ないそうです。
 ターミナルを観察すると、この時間はレストランも売店も軽食コーナーもオープンしていて、結構便利そうな感じだね。
 トイレも広くって。
 ただ、コインロッカーは無く、一時預かりは閉まっているので、荷物はずっと持って無くちゃ駄目みたい。
 雨も降っているし、タクシーで一旦別府駅前まで戻り、たらふくご飯を食べて戻って来たら、大雨になっちゃいました。
 波はそうでもないかなー?。
 見た感じでは、良く分からないや。

■06/08/17 宇和島運輸「えひめ」乗船記 23:55→02:25

 とりあえず、乗船名簿を書いて、切符を購入。
 折角二人居るので、特等でも乗ろうかと思ったけれど、同行者が乗り気で無さそうなので、普通に2等です。
 残念。
 係の人が来て、これから乗船を開始します、と。
 あ、いいタイミングだったね。
 この時点での徒歩客は、4人。
 旅客用のタラップでは無く、カーデッキからの乗船になるんですって。
 お客が少ないからかなー?。
 こう大雨だと、それもちょっと辛いのですけど(^^;。
 お外で半券を渡して、傘をさしつつカーデッキから船内へ。
 まだ車の乗船は始まっていませんね。

 誰も居ない客室に入り、一番奥の最前部に荷物を置いて、と。
 とりあえずロビーを覗きに行くと、売店は営業していませんが、綺麗でしっかりしたロビーでした。
 毛布を100円で貸出中。
 この毛布は大人気で、ほぼ全員が借りていたみたい。
 席全体が、毛布の萌黄色になっちゃいましたもん。

 エントランスにある、上に登る階段は、上等級の客室に行く為みたいなので、何となく遠慮。
 外は大雨なので、デッキに出ようなんて気にはなりません。
 ジュースを買って、そのまま席に戻り、ごろごろ。
 程なく、乗用車の乗船が始まったらしく、ぱたぱたと人が入って来ました。
 同乗者も車と一緒の乗船なんだなあ。
 スペースがさらっと埋まりましたが、かなり余裕はあって、乗ってる方としては嬉しいです。
 家族連れも結構居たよ。

 使えそうな写真、この3枚しかありませんでした。
 もう!、やる気ないなあ。
 乗船した思い出も、風に吹かれて雨に流れて…。
 てへり。
 …てへりじゃ無いでしょ(^^;。

 それはともかく、船内の放送は全て自動で、肉声の放送は流れません。
 船名も特に言って無かったみたい。
 翌朝05時のおはよう放送まで自動だったもん。
 徹底してます。
 台風は気になるけれど、何も案内は無いから、大丈夫ってことなのでしょう。
 出港時、真下から聞こえて来るスラスターの作動音が変わっていたから、窓から外を覗いてみたり。
 勿論、何も見えません…。

 そんなことより、私はもう眠くって。
 すぐにすやすや眠ってしまったのでした。
 午前01時頃、丁度半分辺りまで来た所で、波がどーん!と船底を叩き始め、かなり揺れ出したみたい。
 その度に目が覚めるのですが、ぽけぽけでまた眠ってしまい、また目が覚めて、の繰り返し。
 八幡浜に接岸した放送で、かなりの人が動き出した気配があったのですが、そのまま寝続け、05時の放送までぐっすりなのでした。
 この時間まで残っていたのは、10人位かなあ。
 またまたカーデッキから下船したのでした。
 ちなみに、船内の照明は消灯も減光もされず、ずっと明るいままなの。
 そんなの関係無く、寝ちゃってましたけどね。

 八幡浜のターミナルは、随分と静かでした。
 臼杵と三崎の航路は、既に今日の欠航が決まっています。
 何故か、折り返しの別府行きは所定通りですって。
 船が大きいからかしら。
 その後の情報では、この後の便から、24時間欠航していたみたい。
 かなり揺れてましたもん。
 私は殆ど覚えてませんけど…(^^;。
 雨と風、ちょっと強くなって来たかなあ。
 この時間は、さすがに売店もレストランも営業していません。
 ターミナルの作りは、別府と同じような感じで。
 乗船券を見せれば、ドリンクは何杯でも100円引、っていうレストランのチラシを眺めつつ、タクシーも居ないので、電話でタクシーを呼んだのでした。
 駅まで630円。
 フツーなら歩いちゃうような距離ですけど、台風ですから…。
 傘の骨が折れちゃいそう。
 この旅の全般の様子はこちらをどうぞ(^^)。
 いつかまた、昼間に乗り直さなくっちゃ、ね☆。


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