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旅のしおり

 ここには、有明フェリー「有明みらい」長洲−多比良、の乗船記があります。
 熊本から対岸の島原へ渡るフェリーはいくつか有って、中には未乗船の航路も有ったりするのですけど…。
 今回は「ゆか旅」なので、迷わず有明フェリーを選択です。
 遠い昔に、一度だけ乗ったことの有る航路だったりもしますよん。

 ターミナルの掲示によると、この「有明みらい」は今年の03/10に進水して、04/28に就航したばかりの新造船だそうです。
 有明海では初めての、バリアフリー船なのですって。
 この旅の前の様子はこちらをどうぞ(^^)。

■12/07/27 有明フェリー「有明みらい」乗船記 長洲13:15−多比良13:55

 何にも無い長洲駅の北口から、1日に3本しかないバスを捕まえて、フェリーターミナルに到着です。
 途中、特産品の金魚の池がいくつか見えたよ。
 港までは、乗り合いのタクシー、更にシーズンには新玉名発の無料バスなんかも有るみたい。
 バス発車の1時間も前に到着していたので、バスを待っている間に歩いてしまった方が早いのですけどねー。
 暑くって。
 前回の乗船のときも真夏で、今日とは逆に港から駅まで歩いて来て、へとへとになって「ハイパー有明」に乗り換えた思い出が蘇ったりもして。
 あれは、本当に疲れました(^^;。

 バス停からターミナルに向って歩いて行くと、電照式の案内板に表示された次の出航は、13:15…?。

 あれれ?、12:35じゃ無いんだ。
 …勝手に閑散期のダイヤBだと思い込んでいましたけど、今日はダイヤAなのですよねー。
 まあ、夏休みですし。
 思い込みは危険だなあ。
 長洲駅で、「かもめ」の特急券を買ったりしなくて良かったよお(^^;。

 ターミナルはすっかり新しくなって、二層式の可動橋が設置されていたりしました。

 「有明みらい」は一層しか使っていなかったにゃあ。
 出航が近付くと、乗用車が結構集まって来ました。

 ターミナル内の施設も充実していて、売店では有明フェリーのマークが入ったうどんつゆも売ってます。
 きょーみ有ったけれど、さすがに持って帰れません。
 車だったら、楽勝なのになあ。
 多比良では、国見高校サッカーグッズまで有るそうですよ。

 お腹ぺこぺこな私は、軽食カウンターで肉うどんを食べたりしつつ。
 ついでに、ソフトクリームも(^^)。
 出航まで、時間はたっぷり有りますし。
 さすがに時間を持て余して、乗船口前のベンチに座って、ぼんやりしていたのでした。
 てゆーか、かなり暑いの。

 券売機で、430円の乗船券を購入します。
 そして、夏と言えば白ワンピと麦藁帽子ですよねー。
 …ターミナルの写真を撮ろうとしたら、いきなり子供がフレームインして来たから、びっくりしたよう(^^;。

 出航時間が近付いても、乗船の案内は流れません。
 どうやら、勝手に乗船してしまっていいみたい。
 そう言えば、上船券は多比良下船時に回収します、なんて掲示が出てますし。
 こういう段取りは、地元の人でないと分からないです。
 暑かったよー(^^;。

 船内へと進むと、さすが新造船、綺麗で気持ちがいいですね。
 私は、窓に向いた、1人掛け席に座りましょう。
 窓からは日立造船が見えてます。

 出航したところでデッキに出ると、港の片隅では、流れ着いた草木を重機でせっせと掬い上げていて。
 「オーシャンアロー」からも、大量に見えたからなあ。
 先日の豪雨で、流出したのでしょうね。
 本当に、凄い量!。

 「第十有明丸」に見送られて、長洲を後にしますよお。
 公式サイトによると、カモメやスナメリが見えるかもしれないらしいので、一生懸命海面を眺めるのですが…。
 今日はちょっと駄目みたい。

 デッキにもちゃんとイスが有って、トイレや自販機もここに有りますよー。

 売店も品揃えは充実していて、航海中はずっとオープンしていました。
 利用者さんも多くって。
 私は、アイスコーヒーとドーナツのセットに心惹かれましたけど、さすがにもう食べられません。
 うー、残念(^^;。

 一番上のデッキには、カラーで九州の地図がプリントされていました。
 こういうのって、楽しいね。

 てことで、多比良に入港です。
 下船口へと続くデッキで、乗船券が回収されて。
 島原鉄道の多比良町駅へと向うわけですが、うろ覚えで歩いて行ったら、ちゃんと最短距離で到着したです。
 さっき見かけたおねーさんと、また擦れ違ったりしたけれど。
 タクシーで来られた、フェリーでも見かけた方と、同時の到着となりました。

 この旅の後の様子はこちらをどうぞ(^^)。


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